Powered by Six Apart

アラブ Feed

2013年5月24日 (金)

酩酊音楽酒場~ABDEL HADI HALO & THE EL GUSTO ORCHESTRA OF ALGIERS

Pabdelhadihalo001
 みなさん今晩は!ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーですよ~♪今回の「酩酊音楽酒場」で取り上げるのは、アルジェリアのシャアビ演奏家アブデル・ハディ・ハロの、07年のアルバムです。ハロさんという人は、シャアビの創始者と言われているモハメッド・エル・アンカの息子なんだそうですけど、シャアビ素人の私には「だから何?」って感じなんですが、まあ凄い人なんでしょう。

 ここに収録されているのは、アルジェリアの首都アルジェで行われたセッションらしいんですけど、オーバーダブとか全く無しの録音なんだそうです。そのせいなのか妙に生々しい臨場感があるんですけど、程好い緊張感の中にも余裕みたいなモノが感じられるのは、ベテラン達による演奏だからなのかな~って気がしますね~。でも聞いていると、例えばベテランが演奏するリンガラみたいなリラックスした楽しさとは全然違う、何だか切羽詰ったようなピリピリとした空気が感じられるのは、アラブの音楽ならではって思います。

 シャアビって音楽はアルジェリアの貧民街で生まれたらしいですけど、荒くれ者達が荒くれ者達の為に作り出した音楽って雰囲気が漂っていて、危険なストリート感覚に溢れているように感じられます。本当だったら近付くのも怖いような感じがするんですけど、これぞリアルで正当な大衆音楽って気もしますし、一度聞いてしまったら無視することなんて出来ないような求心力を持っていると思います。聞いていて楽しいって感じじゃないんですけど、聞かずにはいられないって気分になっちゃうんですよね~。なかなか不思議な音楽って言うか、困った音楽って言うか、ぶっちゃけよくわからない音楽なんですけど、ついつい繰り返し聞いてしまっている今日この頃です。

「ちょっと困ったちゃんだわ。」byななみー
Phiwaiinana019

 私がこの音楽を聞いていて感じるのは、前に「アルジェリア~ユダヤ人歌手たちの遺産」を取り上げた時にも言いましたけど、ターラブと共通する海洋性です。深く思索するようなウードの音に、流れるようなストリングスの音が重なってくると、どうしてもターラブを思い出しちゃうんですよね~。まあターラブはインド洋音楽で、シャアビは地中海音楽ですけど、潮の香りがして来るという点で私にとっては類似の音楽だと感じられますね。ただ、ターラブよりはもっとゴツゴツしていると言うか、粗野で粗暴って言うか、洗練というモノが全く必要が無い音楽って気はしますね。それはそれでとっても魅力的だとは思いますけどね~♪

 以上、よくわからないんだけど魅力あるシャアビを取り上げてみました、「酩酊音楽酒場」でした!あと、今回は試聴が見つかりませんでしたので、試聴の貼り付けは無しです。DJは私、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪

2013年5月18日 (土)

酩酊音楽酒場~LILI BONICHE 「TRESORS DE LA CHANSON JUDEO-ARABE」

Pliliboniche001
 みなさん今晩は!ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーですよ~♪今回の「酩酊音楽酒場」で取り上げるのは、アルジェリアのスペイン系ユダヤ人(らしいです)リリ・ボニッシュの、11曲入りの編集盤です。ころんさんがブックオフの安棚で、250円でゲットして来たブツです。何だか知りませんけど、よくこんなブツを見つけ出して来ますよね~。ちなみに、発売年はいつなのかはわかりません。だってどこにも書いてないし~。

 最近の私のトレンドは、マグレブ系のアラブ・アンダルース音楽ってことは前に言いましたけど、このブツもまさにドンピシャの音楽ですから、もう興味津々で聞いちゃいましたわよ♪あ、そう言えば前回取り上げた「アルジェリア~ユダヤ人歌手たちの遺産」にはリリさんの歌は入っていませんでしたけど、何か入れられない理由でもあったんでしょうかね~?本当に素晴らしく魅力的な歌手なのに。

 それにしてもリリさんって、とてもカッコいいですね!ジャケ写もちょい悪オヤジみたいな感じで凄くカッコいいんですけど、歌の方はもっとカッコいいんですよね~。ちょっと野性的な荒々しさがある辛口な歌声なんですけど、それでいてオシャレなダンディーさも感じさせてくれて、もうシビレちゃうぐらいに男らしい歌なんですよ!自信に満ち溢れていて、弱さなんて微塵も見せない頼れる男の歌って感じですわよ~。うわ~素晴らしいわ、このおじさま♪女も惚れるけど、男も惚れる歌なんじゃないですかね~。

「男も女も惚れちゃいますわよ!」byななみー
Phiwaiinana035

 リリさんの歌は本当に素晴らしいんですけど、曲の方もやっぱり素晴らしいんですよ。1曲目なんていきなりタンゴですよ、タンゴ!アラブ世界では昔からタンゴが親しまれていたみたいですけど、アラブ歌謡とタンゴって相性が良いんでしょうね~。見事なアラブ・タンゴに仕上がっています。タンゴ以外のラテン音楽の影響(特にキューバ音楽かな?)も随所に感じられますし、ジャズとかメリケンのオールディーズ・ポップスの要素も取り入れてるような曲もあって、本当に風味豊かな音楽になっていると思います。このミクスチャー具合は、もしかしたらアルジェリアのユダヤ人歌手の中でも随一かもしれませんね~、なんて思ったりして。

 ここに収録されている曲がいつ頃の録音なのかは、データが何も無いのでわからないんですけど、多分50年代とか60年代だと思います。 そんな時代に既にこんなにも魅力的なミクスチャー音楽を作り上げていたワケですから、リリさんって当時から物凄くイケてる伊達男だったんでしょうね~。当時の女性たちもシビレまくったんだと思いますけど、遅ればせながら私もシビレまくりですわよ♪

以上、アルジェリアのイケてる伊達男を取り上げてみました「酩酊音楽酒場」でした!下に試聴を貼り付けておきますので、よかったら聞いてみてね!DJは私、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪


「まずは1曲、哀愁のアラブ・アンダルース歌謡です。」→コチラ

「もう1曲、アラビアン・タンゴですね~。」→コチラ

2013年5月16日 (木)

酩酊音楽酒場~CHANTEURS JUIFS D’ALGERIE

Pchanteursjuifsdalgelie001
 みなさん今晩は!ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーですよ~♪今回の「酩酊音楽酒場」で取り上げるのは、邦題が「アルジェリア~ユダヤ人歌手たちの遺産」と付けられた、アルジェリアのアラブ・アンダルース音楽の編集盤です。ブックオフにて、1250円もの大枚を払ってゲットしました・・・って、ころんさんが払ってるので別に私には影響無いんですけど。

 ところで最近の私のトレンドはアラブ音楽なんですけど、特にマグレブ系のアラブ・アンダルース音楽にズッポリとハマってしまいそうな今日この頃なのです。そんな折に出会ったこのブツ、オビに「選曲の良さが光る最高の編集盤」なんて書いてあって、発売元がテメエでそんなこと言うな!なんて思ったりもするんですけど、聞いてみると本当にその通りですので、素直に納得してしまいましたわよ♪

 ここに収録されている音源は1910年から1965年までのモノなんですけど、あまり音が古いとか感じることも無くて、結構スンナリと聞くことが出来ると思います。まあ1910年とか1925年の音源は流石に昔の音楽って感じの音ですけど、それは仕方ないでしょうね。とりあえずこの盤については、音質どーのこーのは別にどうでもいいことで、とにかく内容が素晴らしいとしか言いようが無いんですよね~。

「とっても素晴らしいのよ♪」byななみー
Phiwaiinana049

 私はこの手の音楽に関しては超ド素人で、これまで全然耳にすることが無かったんですけど、何故か耳にとても馴染むんです。メロディや節回しにはハレドなんかを思い出させるライっぽさがビシバシに感じられますし、何だか庶民的で親しみ易い雰囲気があるんですよね~。格調が高いけど敷居も高いエジプトとかの昔の音楽に比べると、同じアラブ世界の音楽とは言っても全然違うんだな~ってことが実感出来ると思います。この違いがどこから出て来るモノなのかは知りませんけど、アラブ世界に生きるユダヤ人歌手達の歌ってことで、純粋なアラブ音楽よりは文化的な交配が進んでまろやかになっているのかな~って気はしますね。

 曲によってはシンプルなブルースっぽく聞こえるモノもあれば、弦楽器のアンサンブルが中心となったいかにもアラブらしい演奏のモノもあり、かと思えば昔聞いたことがあるクレツマーみたいな感覚のモノもあったりして、興味は尽きないです。これらの楽曲群を聞いて特に私が気になっているのは、砂漠を感じさせる要素とターラブみたいな海洋性を感じさせる要素がどちらも入っているって所なんですけど、これってもしかして的外れな考え?でもアルジェリアって地中海に面していますし、海洋性っていうのもあながち間違いじゃないんじゃないかな~って、私は勝手に思ってますけどね~。

 以上、興味の尽きないアルジェリアのユダヤ人歌手盤を取り上げてみました、「酩酊音楽酒場」でした!下に試聴を貼り付けておきますので、よかったら聞いてみてね!DJは私、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪


「とりあえず1曲、こんな感じのはいかがでしょうか?」→コチラ

2013年5月 4日 (土)

酩酊音楽酒場~FAIRUZ

Pfairouz005
 みなさん今晩は!ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーですよ~♪今回の「酩酊音楽酒場」で取り上げるのは、88年に発売されたアラブ歌謡の女王ファイルーズ様の、87年のベスト盤に続く第2弾のベスト盤みたいです。これもころんさんが大学2年生の頃に、大阪梅田のアクトⅢにあったDISC JJでゲットしたブツらしいです。

 別にどうでもいい話なんですけど、ファイルーズ様のアルファベットの綴りって、FAIROUZだったりFAIRUZだったりして、一体どっちが正しいのって感じなんですけど、一文字しか変わんないからまあいいか。聞いたところによると、フランス語表記が前者で英語表記が後者ってことだけど、それってホント?あ、手元の盤にはFAYROUZって表記もあるぞ?アラビア語をアルファベット表記すること自体に無理があるってことなのかな~?別に伝われば何だってイイとは思うけど。

 で、この盤なんですけど、ベスト盤の割にたったの10曲しか入ってないって不満はあるんですけど、2曲目が14分以上の大曲だから仕方ないか。でも全部で60分も入ってないから、やっぱりもっと曲数増やして欲しかったな~って誰もが思うんじゃないかな~。そんなにケチらなくったっていいじゃん、なんて思う今日この頃のななみーなのでやんす。

「ちょっとセコいと思う、ななみーなのでやんす。」byななみー
Phiwaiinana032

 収録されている曲については、第1弾と特に編集方針は変わってないと思うんですけど、多分60年代から70年代の録音から集められてるんだと思います。第1弾と同様に、女王様の威厳に満ちた堂々たるフワフワ歌唱を聞くことが出来まして、聞いている方はただただひれ伏すのみって感じになっちゃいますね。でも、近寄り難いオーラを放っているクセに親しみやすいというのも相変わらずで、やっぱり神秘の女王様は常人には理解し難い存在感をお持ちでいらっしゃいますわね♪

 このブツ、裏面に「MUSIC BY RAHBANI BROTHERS」って書いてあるんですけど、これって第1弾にはどこにも記載はありませんでしたが、多分第1弾・第2弾ともにラハバニ・ブラザーズが全面的に制作に関わっているんだと思います。だからこそ近寄り難いオーラを放っているファイルーズ様を、ここまで身近に感じることが出来るんだと思いますね~。だってラハバニ・ブラザーズが作ってる曲だから、小難しくなくて親しみやすい仕上がりになってるワケだし。

 まあ何にしても、この第2弾も第1弾と同じくファイルーズ様入門編には相応しいブツだと思うんですけど、どっちか1枚ってことになると、第1弾の方が曲数が多くて色々な曲が聞ける分お得かな~って感じがしますね。お好きな方は是非2枚ともどうぞ!ってことで。

 以上、またまた神秘の女王様を取り上げてみました、「酩酊音楽酒場」でした!下に試聴を貼り付けておきますので、よかったら聞いてみてね!DJは私、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪


「とりあえず1曲、テキトーに選んでみました。」→コチラ

2013年5月 3日 (金)

北川稽古~CHEB I SABBAH 「LA KAHENA」

Pdjchebisabbah001
 久し振りのこにたんである。本来ならアラブ音楽はななみーの担当だが、グナワが絡んでいるとなれば話は別だ。今回はウチが担当する。シェビー・サバーというおっさんは在米アルジェリア人DJだが、まがい物臭さが漂うおっさんである。何故なら、サラーム海上というおっさんが褒めているからである。ウチはサラーム海上というおっさんとは全く趣味が合わぬから、全く信用していない。まあ、どうでもいい話だが。

 このブツにはグナワだけでなく、マグレブ系の色々な音楽が収録されているが、その点では実に興味深く貴重である。どうせなら単なるマグレブのコンピ盤として音を加工すること無く出して欲しかったが、そこがDJという連中のあさましさである。自分のエゴを出さずにはおられぬのだ。音楽を単なる「素材」とみなし、色々な音を付け足さずにはいられない。そもそもDJという連中は、そういう余計なことをして自己主張せずにはおられぬ存在であるのだ。ヤツ等にとって音楽とは、自分のエゴを主張する為の道具に過ぎないのである。このブツもDJによる「作品」ということであり、せっかくのマグレブ系音楽が、単なる素材として扱われている・・・かと思っていたが、聞いてみると様子が違っておるな。

 まあこのブツはDJによる「作品」であるから、当然DJによる音が付け足されておるのだが、低音とビートを強化するという部分を主眼としているように聞こえる。音楽のボトムを強化することに優先しており、元の素材を台無しにするような音作りはしていない。その点では、ジャー・ウォブルがラオスのモーラムをダブ化した「モーラム・ダブ」と同様の方向性を持った作品と言える。要はDJのエゴを出すだけではなく、音楽への敬意も少しは見える作品ということである。

「DJのエゴなんぞ必要無い。」byこにたん
Phiwaiikoni003

 そうなると通常なら誰も見向きもしないような音楽を、DJが加工して「作品」として出すことにも、少しは意義があるモノとなって来る。音楽を強化する方向性を示して見せた作品ということで、今後の展開に何かしらの変化をもたらすかもしれないからである。まあ変化しようがしまいが、元から素晴らしいモノは素晴らしいのであるが、伝統は保存しつつ一方で変化するモノがあっても、それは悪いことではない。時代の流れの中では、常に伝統の保存と変化がせめぎ合うものである。そのどちらが正しいのか、それは誰にもわからない。ただウチとしては、変化の中からまた新しいモノが出てくれば、それは面白いかもしれないと思うだけである。

以上、今回の北川稽古を終わる。

(ころんんから一言)
相変わらずの偉そうな物言いでありますが、こにたんらしいと言えばらしいのかもしれませんね。とりあえず試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試し下さい。こにたんが好きなグナワです→コチラ

2013年5月 1日 (水)

MUSIQUE CHAABI D’ALGERIE

Pmusiquechaabidalgerie001
 邦題が「アルジェリアのシャアビ」と名付けられた、2012年に日本発売された2枚組のブツであります。ブックオフでゲットしたブツですが、流石にコレはバーゲン品ではなくて、何と1550円もの大枚をはたいて買ってしまいました。まあ2枚組でこの値段ならいいかな~ってことで。

 ところで本来であれば、アルジェリアのブツはヒワイイ大使のななみー担当になるのですが、今回はわっちがネタを書かせてもらいます。と言いますのは、この音楽が今のわっちの気分にピッタリとハマっているからです。前から何度も書いております通り、4月に転勤になってからワケわからない仕事に苦しめられている状態が続いているのですが、何だかいつも追い詰められているような精神状態でありまして、常に漠然とした不安感とか焦燥感があるのでやんす。そんな精神状態に、この音楽は実にしっくり来るのでありますよ。

 このブツには、ダフマーン・エル・ハラシを筆頭に錚々たるメンバーが並んでいるのですが、残念ながらシャアビを全然知らないわっちにはその豪華さはよくわかりません。しかしこの音楽が魅力的であることは、わっちでもよくわかります。ここに収められた音楽は、優雅という言葉とは対極の、実に野卑というか粗野というか、ザラついた感触の音楽であります。歌っているおっさん達の歌は物凄くブッキラボーで、粗暴な連中が粗暴な連中の為に歌っているように聞こえます。まあ実際に貧民街で誕生した音楽なのですが、そんな場所に鬱屈している不平不満、怒り、悲しみ等々のウサ晴らしとして機能している音楽なのではないかと感じられます。そんな風に感じられる音楽だからこそ、常に漠然とした不安感や焦燥感があるわっちの今の精神状態に、しっくり来るのでありましょう。

 ちょっとささくれ立った心に、土足でずかずかと立ち入って来るかのような強引さを持ったこの音楽は、今のわっちにはまさにピッタリであります。しかし考えてみればわっちは、ちゃんと仕事があって普通に平和に生活出来てその上好きな音楽を好きなように聞けるという、実に恵まれた日々を送っているワケでありまして、仕事がワケわからなくて不安や焦りがあるなんて言ったら、シャアビの歌手やシャアビが誕生した貧民街で暮らしていた人達に、「何を甘ったれたこと言っとる!お前みたいな恵まれたヤツにシャアビを聞く資格など無いわ!」と怒られそうな気もしますね。自分の恵まれ具合に感謝もせずに、あーだこーだと不平不満を言っているのは、自分勝手なことしか考えてないという証拠なのかもしれませんね~。

 ・・・などと、この盤を聞くことで、何だか色々と考えさせられてしまっている今日この頃、やはりこのブツは今のわっちに必要なブツなのでありましょう。しばらくはこのブツから離れられないような気がします。というワケで、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「このブツはこんな曲でスタートします。」→コチラ

2013年4月28日 (日)

酩酊音楽酒場~NATACHA ATLAS & THE MAZEEKA ENSAMBLE 「ANA HINA」

Pnatachaatlas001
 みなさん今晩は!ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーですよ~♪今回の「酩酊音楽酒場」で取り上げるのは、国籍不明のアラブ系女性歌手ナターシャ・アトラスの08年盤です。個人的にはファイルーズ様が盛り上がっている今日この頃、ちょっとファイルーズ様っぽい雰囲気があるこのブツを聞いて、胸がキュンキュンしちゃいました!てなワケで、これを取り上げてみようかな~、な~んて。

 このブツが発表された当時は、あのエレクトロ・トランス系のナターシャ・アトラスがアコースティックな楽団を従えた本格的アラブ歌謡のブツを出したって、結構話題になりましたよね~(なってないか?)。評判が良かったのかどうかは知りませんけど。アトラスさんと言えば、やっぱり私は電子ダンス音楽路線を思い浮べてしまうんですけど、この人の歌そのものは当初からかなりエキゾなアラブ風味でしたよね~。いつ本格アラブ歌謡路線をやるかは時間の問題だったのかも?本人としては「やっと念願叶った」って感じだったのかもしれませんね~、実際はどうなのか知りませんけど。まあ何にしても、私は電子トランス路線よりもこっちの本格アラブ歌謡路線の方がイイんじゃないかと思ってます!

 それは何故かって、私だけかもしれないですけど、電子トランス路線は面白いんだけど何度も聞きたいって気にはならなくて、何回か聞けばもういいかな~って感じになってしまうからです。まあ面白いんだけど、それほど深みが無いって言うか、所詮欧米人が面白がるような音作りしかヤッテないでしょ?って感じで。強引な面白さはあるけど不自然で人工的で、やっぱりちょっと違うんじゃないかな~って。でもこのしっとり本格路線は、そんな電子トランス路線とは全然違うと思いますね~。アトラスさんがやっと本性を現したって感じがします。

「本性が出ちゃいましたね!」byななみー
Phiwaiinana033

 ここで聞けるアトラスさんの歌は、多分ファイルーズ様のフワフワした神秘の歌声を意識してるんじゃないかと思います。力を抜いて時に囁くような歌い方をしていて、ファイルーズ様のあのフワフワ感に似た感覚が、しっかりと受け継がれてるような気がするんですよね~。しっとりとした情緒が漂っていて、繊細な感覚が歌の隅々に行き渡っていて、人工的ではない生身のアトラスさんの息遣いが聞こえて来るって感じがします。やっぱりイイですよね~、人間的な息遣いが聞こえる歌って。聞いていて何だかゾクゾクしちゃいますわ♪ファイルーズ様だけじゃなくて、アトラスさんにも取り憑かれちゃいそうな気がする今日この頃で~す!

 以上、ファイルーズ様の心を受け継ぐ歌手(?)、アトラスさんの本格アラブ路線盤を取り上げました、「酩酊音楽酒場」でした!下に試聴を貼り付けておきますので、良かったら聞いてみてね!DJは私、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪


「まずは1曲、しっとりカワイイアラブ歌謡です。」→コチラ

「もう1曲、タイトル曲をライヴでどうぞ。」→コチラ

2013年4月25日 (木)

酩酊音楽酒場~RAI REBELS

Prairebels001
 みなさん今晩は!ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーですよ~♪ころんさんは仕事が忙し過ぎて倒れそうになってますけど、そんなどうでもいいことはさて置き、今回の「酩酊音楽酒場」で取り上げるのは、88年に発売されたアルジェリアのライのコンピレ盤「ライ・レベルズ」です。電化された初期のライのコンピレ盤として、ワールド・ミュージッカーの間では名高いブツなんですよね?私が生まれたばかりの頃のブツなので、詳しいことはわかんないんですけど。

 ころんさんはコレを大学の1年生の頃にゲットしたらしいんですけど、電化された金太郎飴的な音とコブシを回しまくる歌が醸し出す強烈に下世話で怪しい雰囲気に、かなりの違和感があったらしいです。というのも、ころんさんのアラブ音楽初体験はモハメッド・アブドゥル・ワハーブとウム・クルスームでしたから、アラブ音楽イコール壮大なオーケストレーションの気品溢れる古典音楽というイメージがあって、ライの怪しい下世話な雰囲気に相当戸惑ってしまったらしいんですよね~・・・って、別にどうでもいい話でした。

 当時の電化されたライって、ラシッド・ババという人が一人で全ての音作りをしていたらしくて、まあ面白いんだけど色々と聞いているとどれもこれも同じような音作りだから、限界が見えてしまうって感じだったようですね。その限界をブチ破ったのが、マルタン・メソニエがプロデュースしたシェブ・ハレドの「クッシェ」だったというのは、今やワールド・ミュージッカーの間では定説となってるんですよね?

 まあその話は置いとくとして、この「ライ・レベルズ」なんですけど、今聞いてみるとこの安っぽい音作りが面白いって言うか、何だか新鮮にも感じられますね~。だって今時こんな音作りをする人なんて、誰もいないんじゃないかって思いますし。それにこの音作りが、当時のライにヤケクソ的な勢いを与えてたんじゃないかな~とも感じられて、何だかちょっと微笑ましい感じもするんですよね~。収録されているのはたったの8曲だけなんですけど、どれも猥雑な夜の雰囲気が濃厚で、こんな音楽が生まれて来たアルジェリアの夜って一体どんなのだったんだろうって想像すると、ちょっとワクワクしちゃいますね!

「ワクワクしちゃいますわよ!」byななみー
Phiwaiinana039

 この盤では、最近私がその魅力に目覚めてしまったハレドの若き頃の歌も聞けますし、フーアリ・ベンシェネットの素晴らしい歌も入ってますし、時代遅れの音かもしれませんけど、なかなか魅力的な音楽が詰まっていると思いますよ!私にはかなり新鮮な盤でした♪

 以上、今回はワールド・ミュージッカーにはナツメロ的なブツを取り上げてみました、「酩酊音楽酒場」でした!下に試聴を貼り付けておきますので、良かったら聞いてみてね!DJは私、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪


「まずは1曲、ライの中ではかなりの有名曲ですよね?」→コチラ

「もう1曲、これは素晴らしい歌ですね!」→コチラ

2013年4月19日 (金)

酩酊音楽酒場~FAIRUZ 「THE VERY BEST OF FAIRUZ」

Pfairouz004
 みなさん今晩は!ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーですよ~♪今回の「酩酊音楽酒場」で取り上げるのは、87年に発売されたアラブ歌謡の女王ファイルーズ様の、14曲入りベスト盤です。ころんさんが大学生2年生の頃に、今は無くなってしまったらしいんですけど、大阪梅田のACTⅢのDISC JJでゲットしたブツなんだそうです。まあそんなお店、私は行った事も無いですし、知りもしませんけどね~。

 ここに収録されている曲がいつ頃の録音なのかは、どこにも何も書いてありませんので全くわからないんですけど、多分60年代とか70年代の曲が中心なんじゃないでしょうか?ファイルーズ様は相変わらずのフワフワとした節回しで歌っておられますけど、歌声には女王様としての威厳が満ち満ちていまして、聞いているコチラはもうひれ伏すしかないって感じになっちゃいますね~。ジャケ写も含めて、ファイルーズ様ったら貫禄あり過ぎですわ~ん♪

 貫禄あり過ぎとは言ってもファイルーズ様の音楽ですから、壮大な古典音楽みたいなのとは違っていて、欧米化されている部分も多々あって聞きやすいのは間違いありません。ファイルーズ様って聞きやすいんですけど気品に満ち溢れていて、親しみやすいんですけど一般庶民には決して手が届かない所にいらっしゃる神秘の御方って感じが、何だかとってもイイんですよね~。何て言うか、ファイルーズ様って「国の象徴」って雰囲気の存在感があるような気がするんです・・・って、そんなこと考えてるのは私だけですね、失礼致しました。

 このベスト盤には色々なタイプの曲が収録されていますけど、軽いポップス的なモノもあれば壮大なオーケストレーションの古典音楽っぽいモノもあって、ファイルーズ様の色々な面を味わうことが出来るのがイイですね!威厳に満ちたファイルーズ様も、ちょっと軽やかでカワイイ感じのファイルーズ様も、本当にとってもステキですわよ♪どんなタイプの曲もフワフワと歌いこなしてしまう女王様は、私のあ・こ・が・れ!なんて思ってたら、西洋のクラシック音楽のメロディが出て来ましたよ?あらら、ファイルーズ様って、西洋のクラシックも嗜まれるのですね。私も西洋のクラシックを聞かなければいけませんわ!とりあえずモーツァルトでも聞こうかしら?

「ショパンの方がイイかしら?雨音はショパンの調べ・・・」byななみー
Phiwaiinana045

 まあこの1枚でファイルーズ様の全貌が明らかになるワケではないんですけど、ファイルーズ様の入門編としては実にイイ編集のアルバムなんじゃないかと思いますね~。未体験の方はこのベスト盤辺りから始められるとよろしいかと存じますわ♪いずれ私がファイルーズ様研究家として、どの編集盤よりも優れたベスト盤を作ってみせようと思ってますけどね!(←ウソ)

 以上、神秘の女王様のベスト盤を取り上げてみました、「酩酊音楽酒場」でした!下に試聴を貼り付けておきますので、良かったら聞いてみてね!DJは私、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪


「まずは1曲、なんかディズニー映画っぽい曲?」→コチラ

「もう1曲、ちょっと哀愁漂う曲ですね。」→コチラ

2013年4月14日 (日)

酩酊音楽酒場~FAIROUZ 「MAARIFTI FEEK」

Pfairouz003
 みなさん今晩は~。ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーですよ~♪今回の「酩酊音楽酒場」は、またアラブ歌謡の女王ファイルーズ様を取り上げますよ~!って言うか、前回取り上げてからというものの、ファイルーズ様のことが気になって気になって仕方なくなって来て、とりあえずころん棚からあるだけ全部のファイルーズ様のブツをかっぱらって来ました。数えてみると10枚もありまして、ころんのクセに結構持ってんじゃんって感じですね~。そんな中で今回取り上げますのは、私が初めて聞いたファイルーズ様のアルバム「愛しきベイルート」です。

 このブツは現在はオフィス・サンビーニャさんから復刻されてるみたいですけど、ころん棚にあったのは、89年にオルター・ポップから初めて日本発売された時の盤ですね。87年の「MAARIFTI FEEK」11曲に、88年の「CHAT ISKANDARIA」から5曲追加した盤になっています・・・って、もしかしたら現在の盤も同じなのかもしれませんけど。

 名作との誉れ高い本盤ですけど、私もその通りだと思います。87年盤の方はジャズとかロックとかシャンソンとかの欧米っぽい音を思いっ切り取り入れながらも、出て来るのは紛れも無いアラブの音で、とっても聞きやすいんだけど味わい深い仕上がりになっていると思います。ファイルーズ様の歌声はまさに「神秘の歌声」って感じで、本当に素晴らしいと思います。ただ、よくわからないインストが数曲入っていますので、それが無ければもっと旨みが凝縮した作品になったかも?とか思ったりして。

 それに対して88年盤の追加5曲の方は、対照的な昔ながらのアラブ歌謡って感じで、急に雰囲気がガラっと変わってしまうんですけど、音作りが変わろうとファイルーズ様の歌声は全く変わることが無くて、いつでもどこでもどんな時でも、女王様はキリッと凛々しく神秘の歌声を聞かせてくれるんですよね~。ただ、何にしても結構緊張感のある歌ですので、リラックスして聞けるって雰囲気じゃないんですけどね~。思わずコチラも居住いを正してしまうって言うか、真面目に聞いてないと怒られちゃいそうって言うか。

「ファイルーズ様にだったら、怒られてもいいかな?」byななみー
Phiwaiinana006

 何て言うか、ここで聞けるファイルーズ様って全くニコリと微笑むことも無くて、何かに心を痛めながら歌っているような雰囲気があって、聞いているとちょっと息苦しくなるような部分もあって、性格的にお気楽な私にはちょっと近付き難い御方なのかな~って感じがしちゃうんですよね~。でもお気楽な私でさえも惹き付けて止まない強烈な磁場を持っているのが、ファイルーズ様という御方なんです。しばらくファイルーズ様から離れられそうにありませんわ!

 以上、今回もアラブ歌謡の女王様を取り上げてみました、「酩酊音楽酒場」でした!下に試聴を貼り付けておきますので、よかったらきいてみてね!DJは私、ヒワイイ大使ロリロリ担当ななみーがお送りしました。それじゃあ、またね~♪


「まずは1曲、メロディはアランフェス協奏曲か何かのパクリですね~。」→コチラ

「もう1曲、しっとりしたタイトル曲です。」→コチラ