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マレーシア Feed

2013年5月14日 (火)

MIZZ MINA 「WHAT YOU WAITING FOR」

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 先日ブックオフをプラプラしていて何となく250円棚を見ていたら、日焼けしたのかどうかは知りませんけど、色黒のちょいと美人っぽい姉ちゃんのブツを引き抜いてしまいました。パッと見、メリケンのR&Bに憧れた下品な日本人のビッチ・パッパラッパーのブツだろうと思ってすぐに戻そうとしたんですけど、裏を見たら「WARNER MUSIC MALAYSIA」と書いてあったので、思わずそのままゲットしてしまいました。マレーシアのR&Bって、結構面白かったりしますので。

 このブツは、マレーシア出身のミズ・ミーナという歌手なのかラッパーなのかDJなのかわからん女の、2010年頃のアルバムのようです。顔はなかなかカワイイっぽいんですけど、このメリケン風な汚らしいビッチ・メイクはやめてもらえないですかね~。せっかくのカワイイ顔が台無しですよ。日本のR&B系の女性歌手達もそうですけど、何故どいつもこいつもメリケンの汚らしくて下品な売女ファッションを真似するんでしょうか?汚らしいのは南蛮人どもだけで十分でやんすよ。アジアのR&B系の歌手達は、もっと自分のアジアらしさを意識して下さい。

 という話はさておき、このブツでございますが、わっちは最近の欧米のR&B系音楽は全然聞いていませんので、ここで聞ける音楽が欧米のR&Bっぽいのかどうかはわかりません。確実に言えるのは、あまりアジアっぽい情緒がある音楽ではないということですね~。でもだからと言って面白くないというワケではなくて、曲は意外にポップで聞き易いですし、何だか親しみ易い人柄を感じさせる微笑ましい音楽に仕上がっているのが、なかなかいい感じだと思います。

 音楽的には当然今時のR&Bなんですが、メロディを大事にしていることが窺える、ちょいとオッサレーな感覚のあるフュージョン的音作りは、最近のインドネシアやフィリピンのジャズ・ファンク系バンドに似たモノが感じられます。このアルバムには英語の曲とマレーシア語の曲が入っていますが、やはりマレーシア語の曲の方が他のアジア諸国の音楽との同時代性を感じられますね~。この手のアジアのR&B系音楽は、やっている本人達が気付かない所で、何かしらの赤い糸で結ばれているのかもしれない・・・なんて妄想すれば、ちょいと面白いですよね?

 この娘は特にラップや歌が上手いワケではありませんが、カッコつけようとしてあまりサマになっていないところがカワイイですし、ビッチ風のファッションをしながらもそれに染まり切れない中途半端さがあって、憧れはあるけれども不良っぽくはなれない人柄の良さみたいなのが感じられるのが、実に良いと思います。何だかちょいと応援してあげたくなってしまう、そんな魅力を漂わせた面白い娘だと思います。

 あと、このボログの読者の方で、この手の音楽に興味がおありの方がおられるとは思えませんので、試聴の貼り付けは致しません。

2012年10月 1日 (月)

SITI NURHARIZA 「ALL YOUR LOVE」

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 マレーシア最高の歌姫シティ・ヌールハリザの、昨年発売のアルバムです。シティちゃんについては、先日「東方のともし火」という大傑作アルバムを取り上げましたが、本作はそれに続くアルバムになるのかな?イラスト化された写真のジャケが何だかちょいと気持ち悪いんですけど、何でこんな違和感のある変なジャケにしたのでしょうか?せっかくのカワイイ顔が台無しでやんすよ。インナーの写真も同じような加工がしてありまして、ハッキリ言ってデザイナーのセンスを疑いますな。

 このブツなんですが、シティちゃんにとっては初めての全曲英語の曲になっているんですけど、何故こんなアルバムを作ったのか、その意図は定かではありません。マレーシア最高の歌姫としての地位も確立し、伝統音楽の頂点を極めてしまったかのような「東方のともし火」というアルバムも作り上げてしまって、新しく英語の歌にでも挑戦してみようかな~ってことなのでしょうか?ちょいと気分転換で、英語の曲でも歌ってみるかって感じなんですかね~。

 ここでヤッテいる音楽は、アジアンな感覚は残っているものの欧米ポップス化されたR&Bテイストの曲ですが、その手の曲は以前からヤッテましたし、う~む、やっぱりシティちゃんにとってこの作品は、英語で歌うということに意味があったのかもしれませんね~。それがどんな意味なのかは、わっちにはわからないんですけど。もしかして欧米市場で売れたいとかいう考えがあるのかな?ただ、耳の悪い欧米の連中如きに、シティちゃんの素晴らしさがわかるとは思えませんけどね~。

 まあ英語で歌おうとマレーシア語で歌おうと、シティちゃんの歌が良いことに変わりは無いんですが、地元の言葉で歌うシティちゃんの歌の本当の素晴らしさを体験している者にとっては、このアルバムの歌唱はイマイチ物足りないという気がしてしまうんですよね~。特に、つい先日「東方のともし火」の神懸り的な素晴らしさに衝撃を受けたわっちからすれば、フツーにポップスを歌っているこのアルバムのシティちゃんは、神通力を失ってしまったかのように感じられてしまうのでやんすよ。

 とは言いつつも、このアルバムのシティちゃんは、何のプレッシャーも無さそうに楽しげに歌っているように聞こえますし、もしかしたら自分が歌うことを楽しむ為に出した作品なのかもしれない、という気もして来ました。出すブツ出すブツ全てが傑作であることを求められるシティちゃんのような立場の歌手は、歌を楽しむという初心を取り戻す為には、時にこの手のリハビリ的な(?)ブツを作る必要があるのかもしれませんね~。そう考えると、何だかシティちゃんのことがますます愛しくなって来ますた♪

あと、下に試聴を貼り付けてきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、まあフツーにR&B歌謡って感じでしょうか。」→コチラ

「もう1曲、こちらもまあフツーにR&B歌謡って感じでしょうか。」→コチラ

2012年9月30日 (日)

NORANIZA IDRIS 「CINTAKU SATU」

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 マレーシアの歌手ノラニザ・イドリスの、昨年発売のアルバムです。ノラニザなんて随分久し振りなんですけど、個人的には04年の「ファッション・エスニック」以来の新作ということになりますかね~。その間ブツは出ていたんだと思いますけど、縁が無くて全く出会うことがありませんでした。何にしても久し振りの再開ということで、嬉しい限りでございます。

 ノラニザさんと言えば、わっちにとっては何と言っても02年の「アウラ」というブツでありまして、マレーシア伝統歌謡の大傑作としてわっちの心に刻まれているワケでございます。ぶっちゃけ、コレさえあれば他のマレーシア伝統歌謡なんて要らないなどと口走りたくなる位に好きなんですけど、さてさて、あれから10年近くを経て出た本作では、ノラニザさんが更に進歩しているのか、それとも衰えているのか、楽しみでもあり少々心配でもありました。しかし、1曲目を聞いた時点で「嗚呼、やっぱりノラニザさんは凄いわ」と思い知ったのでありますた。

こちらが「アウラ」
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 ジャケを見る限りでは結構老けた・・・じゃなくてイイ感じに成熟したルックスになっていますが、歌の方は全然変わらないって感じですね。相変わらずちょいと舌足らずでブッキラボーとも感じられる子供っぽい歌声で、自由自在にコブシを回しまくっていますね~。若い頃の勢いそのままに、快活に歌い飛ばしているという感じがします。うーむ、歌声は全然歳を取っていないではないですか。素晴らしい!

 それから、このブツの特徴なんですが、マレーシアの伝統歌謡をヤッテいることに変わりは無いんですけど、大々的にロック的なダイナミズムを導入した音作りになっていまして、それがまた若々しさに繋がっているように感じられます。人間って、歳を取れば保守的になって行くモノですが、伝統的な感覚は守りつつも新しいことに挑戦していくというノラニザさんの姿勢には、個人的に激しく共感致します。わっちもこういう柔軟な感性を持った人間でありたいものでやんす。

 あと、曲毎に色々なゲストを招いて一緒に歌っているのですが、ハッキリ言ってそんなの関係無い位にノラニザさんの歌がイケています。何と言いますか、ゲストが単なるノラニザさんの引き立て役になっているように感じられるんですよね~。今年で44歳になるノラニザさんですが、成熟してますます元気になっているような気がします。素晴らしいですね~。ノラニザさんにしても、前回取り上げましたシーラ・マジッドさんにしても、本当にイイ歳の取り方をしているようですね。わっちも見習いたいと思います!

あと、下に試聴を貼り付けおきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、ノリノリで楽しい曲でございます。」→コチラ

「もう1曲、カッコいいライヴ映像です。」→コチラ

2012年9月29日 (土)

SHEILA MAJID 「MEMORI AIDILFITRI」

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 マレーシアの歌手シーラ・マジッドの、昨年発売のアルバムであります。シーラ・マジッドの名前は、90年代からワールド系音楽ファンをヤッテいる人には、「レジェンダ」というアルバムで永遠に心に刻まれたことでありましょう。当然わっちもそのクチなんですが、アレでマジッドさんのことが大好きになったわっちは、この人のブツを色々と集めたりしたものでした。

 しかし2000年代に入ってからは、マジッドさんの名前を思い出すことも少なくなり、この人のブツを追いかけることも無くなってしまいました。集めた過去のブツは殆ど中古に売り払ってしまいましたし、わっちにとってマジッドさんはすっかり過去の人になってしまっていたのでやんす。ところが昨年頃から「シーラ・マジッド復活!」みたいな情報が入って来るようになり、何故だか久し振りに無性にこの人の歌を聞きたくなってしまったのでありますた。そんな思いが叶ってゲットすることが出来たのが、このブツというワケでございます♪

 このブツはまずはマジッドさんの顔のアップのジャケが印象に残るのですが、若い娘好きのわっちでさえも思わず見入ってしまう妖艶さであります。この人、元々カワイイ顔をしていましたけど、こんなに艶っぽかったでしょうか?うーむ、イイ歳の取り方してるみたいですね~。そんな艶っぽいマジッドさんが今回作り上げたのは、ハリラヤ・ソング集なのでありますた。イヤ、最初はそんなこと全然知らなかったのですが、聞いているとやたら「ハリラヤ」という言葉が聞こえてきますので、曲名をみたら悉く「HARI RAYA」という言葉がくっ付いていた次第であります。

 まあハリラヤ・ソング集だろうとそうでなかろうと、内容が良ければそれで良いワケでございますが、もうこれが本当に素晴らしいとしか言いようが無い出来映えなのであります!「レジェンダ」の頃よりも落ち着きを増した歌声は、ルックスと同様にますます艶っぽくなって、耳に優しく響いて来ます。曲目は全て伝統的なハリラヤの曲なのかどうかは知りませんけれども、どれもシティ・ポップス感覚で聞くことが出来る、マジッドさんらしいアレンジが施されていますから、「レジェンダ」が強烈に耳に残っているわっちなんかにも全く違和感はありません。と言うか、「レジェンダ」の発展形がここにあるという感じなんですよね~。イヤイヤ、マジで素晴らしい!

 うわ~、コレ、本当に聞き惚れてしまいますね~。最近聞いたマレーシア音楽の傑作と言えばシティ・ヌールハリザの「東方のともし火」がありましたが、まさに完璧と言う以外に無いシティちゃんとブツよりも、ちょいと大人の余裕があるマジッドさんのこのブツの方が好きかもしれません。嗚呼っマジッドさん、貴女は何故そんなに素晴らしいの?惚れてまうやろ~っ!

あと、今回はこのブツの試聴が見つかりませんでしたので、「レジェンダ」でも貼り付けておこうかと思います。→コチラ

2012年9月28日 (金)

TRIO BIDADARI 「TRIO BIDADARI」

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 マレーシアのグループ、トリオ・ビダダリのアルバムなんですが、一体いつ出たブツなのか、表記が何も無いのでわかりません。しかもメンバーの名前さえよくわかりません。多分ピピン、プテリ、ウランという3人なんだと思いますが、どれが誰なのかは不明であります。レコ会社はその辺にもうちょっと気を使ってくれてもイイんじゃないですかね~。音さえ聞ければイイってモンじゃないでやんしょ?

 というワケでビミョーなルックスの3人組グループでありますが、ビダダリは「天使」という意味だそうで、ルックスだけでは「一体どこが?」と言いたくなる連中ではありますな。1人位はイケてるルックスの娘を選んで欲しいという気が・・・。まあそれは置いとくとして、歌の方は若々しい勢いに溢れていて、なかなか聞かせてくれる連中でありますよ!

 この3人組は、見事なハーモニーとコーラス・ワークを聞かせてくれるというタイプのグループではありません。おそらくそれぞれがソロの歌手として契約して、ソロでは売れそうにないからとりあえず3人組にして売り出したのだと推測されます。ですからそれぞれがソロで歌う部分に関しては堂々とした歌唱を聞かせてくれますし、3人同時に歌う部分はユニゾンのコブシ回し大会みたいな感じになっているのであります。それぞれの歌唱力は相当に高いのですが、特に伸びやかで美しい声を持っているウランさんは、ソロでも十分にやっていけるだけの非常に魅力的な歌声と実力を持っていると思いますね~。ちなみに、ピピンさんはウランさんに似たタイプで、プテリさんはノラニザ・イドリスっぽい響き成分少なめの歌声です。

 音楽的にはちょいとダンドゥットっぽい部分もありますけど、基本的にはオーソドックスなマレーシア伝統歌謡と言えるかと思います。奇を衒った所は全然無くて、シティ・ヌールハリザやノラニザ・イドリスなんかを聞き慣れた耳には特に新しいと感じられる部分は無いかと思いますが、よくある感じの曲を真正面から堂々と歌っている所に好感が持てますね。まあ本人達は与えられた機会を生かすべく、精一杯やれるだけのことをやっているんでしょうけど、そういう素直な姿勢が伝わって来るのがこの連中の魅力と言えるでしょう。ルックスはビミョーであっても、なかなか好感度の高い連中だと思います。

 個人的にはウランさんのソロ作を聞いてみたいという気がするのですが、この3人の結束を更に強化することで、唯一無二のマレーシア伝統歌謡コーラス・グループに成長して欲しいという気もしますね。それだけの力がこの連中には備わっているんじゃないかと、わっちは思っているのでやんす。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、ダンドゥットみたいな雰囲気ですね。」→コチラ

2012年8月19日 (日)

マレーシア音楽ゲット!

 先日のインドネシア音楽ゲットに引き続き、オフィス・サンビーニャさんでマレーシア音楽セールが開催されまして、その旨のメールをいただいて居ても立ってもいられなくなったわっちは、思わず数枚のブツをゲットしてしまったのでありますた。今回はインドネシア音楽セールの時とは違い、有名歌手がズラリと揃っています。とりあえずは備忘録を兼ねて下記にブツを列挙しておこうかと。

1、ノラニザ・イドリス
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2、シーラ・マジッド
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3、シティ・ヌールハリザ
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4、トリオ・ビダダリ
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 以上の4枚でございます~。4だけ何者なのか全く知りませんけど、伝統歌謡を歌う三人組だそうです。他は超大物ばかりですね。どれもこれも楽しみなブツばかりなんですが、特に2はアルバイテン先生が「ヘヴィイロウテイショウン2012」という記事で取り上げておられまして、めっさ聞いてみたかったんですよね~。若い娘好きのわっちでさえ思わず下半身が反応する、熟女の妖気漂う(?)ジャケが素晴らしいです♪

 ところで各種ブツ屋さんで開催されている夏のセールなんですが、ついに今年初めてのタイのブツを注文してしまいますた!いつ手元に届くかはまだわかりませんが、届きましたらまたご紹介したいと思っておりまする~。

2012年8月17日 (金)

SITI NURHALIZA 「LENTERA TIMUR」

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 傑作の誉れ高い、マレーシアのシティ・ヌールハリザの09年盤「東方のともし火」であります。このブツについてはいずれどこかでゲットしようと思っていたのですが、そうこう思っている内に店頭から姿を消してしまい、どこにも見かけなくなってしまいますた。実は関西に行く度に探していたのですがそれでも見つからず、どうしようかな~と思っていたところ、たまたま覗いたオフィス・サンビーニャさんのサイトで夏のセールをやっていることを知りまして、定価の2割引で買えるということで思わず申し込んでしまった次第でございます。あ、ちなみにここで言う夏のセールは、今ヤッテいるマレーシアのブツのセールとは別物でございますよ♪ゲットしたのはコチラの方が先でございます。

 最初このブツが出た時は、実はあまり興味が無かったのであります。ミュージック・マガジン誌の年間ベストにも選出されていたと思いますが、それでも欲しいとは思いませんですた。どうせいつものシティちゃん節だろ?な~んてタカをくくっていたのでございます。ところがある時「喫茶ユニヴァース」のアルバイテン先生がブログでこのブツを取り上げておられて、絶賛されていたんですよね~。それを見た瞬間から「うおーっ、めっさ聞きたいやんけ!」となってしまいまして、何としてもゲットしたくなったのでございますた。うーむ、ようやくゲット出来て良かった良かった♪

 アルバイテンさんが「パーフェクト」「非の打ち所がない」とおっしゃるこのブツ、興味津々で再生したのですが、マジでコレは本当に素晴らしいですね!数々の傑作をモノにしているシティちゃんではありますが、本作はこれまで聞いたシティちゃんのどのブツよりも良いと思います。コレは伝統歌謡路線のブツですが、伝統歌謡路線だのポップス路線だのそんなことはどうでもよくなってしまう・・・と言いますか、伝統歌謡もポップスも一緒くたにして呑み込んでしまった、伝統歌謡ポップスと言って良いのではないかと思います。マレーシアの伝統歌謡路線のブツでは、わっちはノラニザ・イドリスの「アウラ」というブツが一番好きだったのでやんすが、「東方のともし火」はついに「アウラ」を超えてしまったと感じております。まさに完璧な作品と言っても良いかと思います。

こちらがノラニザ・イドリスの「アウラ」
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 何が完璧かって、最高の作曲家達によるアジアンな情緒に富むポップな曲、最高の制作陣と演奏家達による伝統的な味わいをしっかりと残した現代的なサウンド・プロダクション、マレーシア最高の歌姫による緩急自在で融通無碍な歌、これだけ揃っているブツに「完璧」と言わずして何と言いましょうか?ホンワカとしたユーモア感覚も漂っていて親しみ易さもありますし、「完璧なブツ」にありがちな「息苦しさ」とも無縁であります。リラックスして聞ける伝統歌謡ポップス路線、素晴らしいではないですか!

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、めっさエエとしか言いようがありまへん。」→コチラ

2011年12月24日 (土)

HUNNY MADU 「PULAU JANJI」

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 マレーシアの女優(と聞きました)であるハニー・マドゥの、今年発売のデビュー盤であります。プランテーションの店長さんお薦めのブツであります。まずはこの顔のアップのジャケが印象に残るブツですね。いかにもR&Bやってますという雰囲気がいいんだか悪いんだかわかりませんけど、それほど美人とは思えない顔のアップをジャケに持ってくるあたり、自信の程が窺えますね~。流石に女優さんですな。

 当然このブツも試聴させていただいたワケでございますが、「どうせR&B系でやんしょ?」とタカをくくっていると、いきなり1曲目でぶっ飛ばされてしまいますた!な、なんじゃこりゃ!マイナー調のピアノの弾き語りから悲壮感漂うストリングス・アレンジが出て来たと思ったら、突然「アッサラーム・アレイクム」なんて言い出してアラビアンなラップが始まったのであります。このラップがめっさクールでカッコいいのでやんすよ!「おおっ、これはもしかしてマレーシア流のアラビアンなヒップホップ作品か?」などと思わずテンションがめっさ上がってしまいますたが、2曲目がフツーにポップス調になったのでテンション下がり・・・と思ったのですが、女優のクセに決して愛想を振り撒かないクールな歌い口が、激しくカッコいいのでやんす。はい、購入決定!

 全体的にはR&Bやヒップホップ色が濃厚なのですが、とにかくクールなハニーさんの歌い口と、突然音数を削ったと思ったら再び増やして盛り上げたりするクールなバックの音作りは、相当にカッコいいですよ♪雰囲気的には、レニーニとマルコス・スザーノが組んだクールなブラジリアン・ファンクみたいな感じと言えば、お分かりいただける方もいらっしゃるかもしれませんね。こんなにカッコいい音なら、日本とかメリケンのヒップホップやR&Bをお聞きの方々にもお薦めしたくなりますね~。クールなマレーシアンR&Bにシビレること間違い無しでやんすよ!なんて思ったりする今日この頃。

 曲調もなかなか多彩でありまして、R&Bやヒップホップだけではなく、まるでレディ・ガガみたいなアゲアゲ・ポップスもありますし(わっちは結構レディ・ガガの音楽が好きです)、アジアンな情緒漂うしっとりバラードもあったりします。そしてそれを常にクールにビシッと決めてみせるハニーさんの力量も、なかなかのモノがありますよ。とにかくめっさカッコいいですわ、この人。あ、もしかしたらハニーさんって、マレーシアの若い女子のカリスマと呼ばれる存在なのかもしれませんね~、実際はどうなのか知りませんけど。

 何にしても、久し振りにゲットしたマレーシアのブツですが、マレーシアの音楽界は低迷しているとの噂を聞くものの、これはかなり充実したブツでありますね。今年はシティちゃんの新作も出ましたし、シーラ・マジッドも復活したりしましたから、マレーシア音楽界も段々と状況が良くなって来ているのでしょうか?あとはノラニザ・イドリスの復活を待つばかり・・・かな?

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、辛口なしっとりスロー曲です。」→コチラ

「もう1曲、レニーニとスザーノみたいな音の曲です。」→コチラ