Powered by Six Apart

ラテン Feed

2013年5月21日 (火)

興味津々音楽探求~CACHAO 「MASTER SESSIONS VOLUME.1」

Pcachao001
 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、キューバのベーシスト、カチャーオの94年盤です。タイトルに「VOLUME.1」とありますので第2弾もあるんだと思いますけど、残念ながらわたしは見たことはありません。

 このアルバムは俳優のアンディ・ガルシアがプロデューサーを、(多分)グロリア・エステファンの旦那さんのエミリオ・エステファンがエグゼクティヴ・プロデューサーをしているのですが、アメリカ人の手でプロデュースしたキューバの音楽って、今時とても珍しいんじゃないでしょうか?だってキューバとアメリカって仲が悪いじゃないですか。文化的な交流は少なそうなイメージなんですけど、まあアメリカにはキューバからの移民も多々いらっしゃるでしょうから、もしかしたらアメリカのラテン・コミュニティではキューバ音楽は意外と身近なものだとか?その辺の状況はよくわかりませんけど。

 ところでカチャーオさんは、ブエナ・ビスタに出ていたベーシスト、カチャイートさんのおじさんだと聞いたことがあります。伝説のベーシスト・・・なのかどうかは知りませんが、とても素晴らしいミュージシャンだということは、このアルバムを聞けばよくわかると思います。とにかくここに収録されている音楽は、光り輝くような魅力に満ち溢れているように感じられますよ!何て言うか、極上の楽園音楽って表現したらいいんでしょうか、聞いていると幸せの波動とグルーヴに包まれるという感じで、やっぱりキューバ音楽って本当に素晴らしいんだな~って、心の底から実感できるんですよね~♪

「幸せの波動が感じられますよ!」byめぐりん
Phiwaiimegu042

 こういう素晴らしいキューバ音楽を聞いていると、やっぱり品の無いティンバなんて聞いてられないって思ってしまいますね~。ころんさんはティンバはティンバで存在意義はあるって言ってましたし、確かにその通りなんだと思いますけど、わたしは聞いていて「あ~、幸せだな~♪」って感じられるキューバ音楽が好きなんです。その点でカチャーオさんのこのアルバムは、まさにわたしが求めているキューバ音楽って感じなんです。楽しくて温かくて優しくて、みんなの笑顔が見えてくるような音楽だと思います。

 あと、個人的になんですけど、このアルバムを聞いて一番印象に残っているのは、クラリネットの柔らかい音色です。わたしがこれまで聞いた中では、クラリネットが使われているキューバ音楽は記憶に無いんですが、まるでアレクサンドル・ステリオのビギンみたいな響きがありまして、何だか物凄く新鮮です!あ、そう言えばコンパイ・セグンドさんのアルバムで、クラリネットが入った曲を聞いたことがありましたっけ。何にしても、クラリネットを使ったラテン音楽に興味津々って感じになって来ました!クラリネットを使ったラテン音楽をご存知の方がおられましたら、是非お教え下さいませ!

 以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試し下さい。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪


「まずは1曲、ソンですね。」→コチラ

「もう1曲、デスカルガですね。」→コチラ

2013年5月15日 (水)

興味津々音楽探求~TELMARY 「A DIARIO」

Ptelmary001
 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、キューバの女性ラッパー、テルマリーの06年のデビュー盤です。ラップやヒップホップの影響を受けたキューバ音楽ということで、前にころんさんと「ティンバ」について対談したことがありますが、今回はキューバのヒップホップということで、ティンバ否定派のわたしは聞く前から凄く心配になってしまいました。

 ころんさんの話によると、キューバという国は極めて治安が良いらしくて、ヒリヒリとするような危険なストリート感覚とは無縁だということですから、それってヒップホップをスタイルとして取り入れるしかないってことだと思うんです。ヒップホップが形の芸能になってしまったら、仏作って魂入れずの音楽に成り下がってしまうと思います。その上ティンバみたいに軽薄で品が無いとなったら、もう最悪じゃないですか。だからキューバのヒップホップなんて言われたら、やっぱりどうしても心配になってしまうんですよね~。でも実際に聞いてみたら、そんな心配は全く必要がありませんでしたので、ひと安心しました!

 このアルバムのプロデューサーには、キューバのハイブリッドな女流ミュージシャンのジューサさんの名前があるんですけど、テルマリーさんの音楽はジューサさんの音楽に共通するミクスチャーなハイブリッド感覚に溢れていると感じられますね。まあ昔ながらのソンの感覚は稀薄ですけど、ジャズやロックを大々的に取り入れながら、曲によってはフラメンコやアフロっぽいジャズも導入して、サンプリングに頼らずに人力でしっかりと演奏して行く音楽性は、とてもカッコいいと思います。こういう音楽を聞くと、伝統的なソンだけがキューバ音楽なのではなくて、ロックもジャズも普通に聞かれているのがキューバの日常なんだということが、よくわかりますね。

「キューバの日常!」byめぐりん
Phiwaiimegu014

 そんな中で4曲目に伝統的なキューバ音楽の感覚が溢れる演奏が出て来たり、5曲目でロス・バン・バンの曲をカバーしたりしているのを聞くと、こんなことが出来るのはやっぱりキューバの人だからなんだろうな~って思えて、何だか嬉しくなってしまいます。全体としては伝統的なキューバ音楽の感覚は稀薄ではあっても、これはこれでアリだな~って納得してしまうのは、この音楽自体がとても魅力的だからですね~。

 テルマリーさんのラップは、力が抜けたちょっと低血圧な感じはありますけど、このハイブリッドな音楽性には良く合っていて、とてもクールな印象があります。そして、ゲストをたくさん迎えているんですけど、自分が前に出るのではなくてゲストを生かそうとする意識もしっかりと感じられて、性格的にもイイ人なのかな~って思いますね。とてもステキだと思います。

 以上、ヒワイイ大使のめぐりんがお送りしました。下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試し下さい。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪


「まずは1曲、アフロ・ジャズな曲です。」→コチラ

「もう1曲、ライヴでどうぞ。」→コチラ

2013年4月29日 (月)

興味津々音楽探求~LIUBA MARIA HEVIA 「ANGEL Y HABANERA」

Pliubamariahevia001
 皆様こんにちは。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、キューバの女性歌手リウバ・マリア・エビアの04年のアルバムの、08年の再発盤です。リウバさんはキューバ音楽の要素であるヨーロッパの音楽に焦点を当てながら、独自のヨーロッパ的キューバ音楽を作り続けている人で、このアルバムはキューバ発祥のアバネーラを現代に再生しようという試みの作品なんだそうです。う~ん、世の中には変わった人がいらっしゃるものですね~。

 わたしは初めてこのアルバムをころんさんに聞かせてもらった時、ポルトガルのファドかと思ってしまいました。声を張り上げたりはしないでしっとり淡々と歌っている感じなんですけど、コブシ回しはファドそのものって気がします。弦楽器を中心とした美しいアンサンブルは、海とか港とか船といったキーワードがすぐに思い浮かんで来ますし、全編に漂っているサウダージ感覚なんかもファドと共通しているように思います。「あ~、しっとり聞きやすくてステキなファドだな~」って思っていたら、ころんさんが「これってキューバの歌手ですよ」って教えてくれたので、「えーっ、ウソでしょ!」って思ってしまいました。

「ウソでしょ!」byめぐりん
Phiwaiimegu025

 ジャケットにしても音楽にしても、どうやってもヨーロッパの歌手にしか見えないリウバさんですが、何にしてもやっている音楽が魅力的であるということに間違いはありませんよ!キューバ音楽と言うと、日本ではモントゥーノとかのアフリカ的要素がどうしても注目されがちだという気がしますが、ヨーロッパ的要素に注目する人がいたって別におかしくはないですよね~。リウバさんは優雅なストリング・アンサンブルとかピアノを本当に美しく響かせながら、キューバ音楽の「白い部分(?)」を聞かせてくれる稀有な人だと思います。落ち着いた歌声も耳に優しくて、しみじみと聞き入ってしまいますね♪

 そしてリウバさんの素晴らしい所は、ヨーロッパ的な部分を意識しているだけではなくて、確かにキューバ音楽と繋がっているという感覚を、ちゃんと持っている所なんです!ファドっぽい曲が並んでいる中にも、マリア・テレーサ・ベラに通じるトローバの感覚をしっかりと受け継いだ曲が入っていますしね~。あ、もしかしたらリウバさんはマリア・テレーサ・ベラさんがやってみたかったことをやっている、マリア・テレーサ・ベラの遺志を受け継ぐ者なのかも?な~んて思ったりして。

 まあそんな妄想はどうでもいいんですけど、リウバさんの美しくて優しい凛とした音楽は、聞いている内にわたしの心を浄化してくれるような気がします。本当に素晴らしい音楽ですね!こんなに変わったキューバ音楽は初めてですけど、こんなに美しい響きを持ったキューバ音楽も初めてです。わたしはリウバさんの大ファンになってしまいました♪

以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました!下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試し下さいね!それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪


「まずは1曲、しっとりしたファドっぽいタイトル曲です。」→コチラ

「もう1曲、オマーラとのデュエットです。ライヴでどうぞ。」→コチラ

2013年4月18日 (木)

興味津々音楽探求~OMARA PORTUONDO 「OMARA!」

Pomara002
 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、ブエナ・ビスタで一躍スターになったオマーラ・ポルトゥオンドの、74年のアルバム「オマーラ!」です。プロデューサーは何と、あの名盤「エストレージャス・デ・アレイート」を手掛けたファン・パブロ・トーレスです!なんて言ってますけど、買った時にそんなことには全く気が付きませんでした・・・。

 オマーラのアルバムは、前にころんさんが83年のアダルベルト・アルバーレス楽団との共演盤を取り上げたことがありましたが、あれは伝統を受け継ぎつつ新しい感覚が加わった演奏と、オマーラの歌声の瑞々しさが弾ける、素晴らしい作品だったと思います。このアルバムはそれよりも更に前の作品になりますので、歌声の瑞々しさに更に若々しさが加わっているような気がして、オマーラの歌については文句のつけようが無い仕上がりになっていると思います。素晴らしい歌声を存分に堪能出来ると思いますよ!

 そしてファン・パブロ・トーレスの音作りなんですが、これがとってもステキなんです!伝統的な感覚はしっかりとあるんですけど、とてもファンキーでグルーヴィーでノリノリで、こんなに弾けるような躍動感を持っているキューバ音楽って、他になかなか無いかもしれませんね~。感覚的には、爆発していた頃のニューヨークのサルサ楽団をバックにしてるって感じなんですよね~。勢い溢れる新しい感覚のキューバ音楽が登場した!って感じられる、素晴らしい作品だと思いますよ!

 こんなことを思っているのはわたしだけかもしれませんけど、最近のキューバのティンバなんかを聞くに連れ、何でキューバ音楽はこの素晴らしい「オマーラ!」みたいな発展をしなかったんだろうって、何だか残念に思ってしまうんですよね~。ここにはこんなに素晴らしい方向性が示されているのに、品の無いティンバみたいなのが幅を利かせているのが、わたしには何だかな~って感じなんですよね~。ファンキーで超ポップで楽しい「U-LA-LA」を聞いていると、これがキューバ音楽のポップ化の頂点なのかな~って気がして来て、これを超えるポップで素晴らしいキューバ音楽って今後はもう出て来ないのかも?とか何とか・・・。

「これを超えるポップなキューバ音楽はもう出て来ない?」byめぐりん
Phiwaiimegu011

 まあ現在のキューバには伝統的な音楽を受け継ぐ素晴らしい楽団がいますので、別に無理にポップ化とかする必要は無いと思うんですけど、ティンバなんかをやるぐらいなら、もっと考えて欲しいかな~なんて思ってしまうわたしなのでした。

 以上、ヒワイイ大使のめぐりんがお送りしました。今回は試聴が見つかりませんでしたので、試聴の貼り付けは無しです。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪

2013年4月12日 (金)

興味津々音楽探求~FANIA ALL STARS 「ANTHOLOGY」

Pfaniaallstars001
 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、ニューヨーク・ラテンを代表するレーベル、ファニアのオール・スターが集まったその名もファニア・オール・スターズの、昨年発売された2枚組アンソロジー盤です。先日のウィリー・コローンジョー・キューバのアンソロジーと同様、ころんさんがタワレコの半額セールで買って来てくれました!嬉しい~♪

 ころんさんは学生時代にファニア・オール・スターズの名盤中の名盤と言われている「ライヴ・アット・チーター」を持っていたらしいのですが、基本的に全く好きになることが出来ずにすぐに中古に売り払ってしまったらしいです。それ以来「ラテン好きのサルサ嫌い」というころんさんの世にも珍しい体質が出来上がってしまったそうなのですが、最近は「サルサってイイですよね~」ってしょっちゅう言ってますから、本当に体質が変わってしまったんでしょうね。わたしは「ライヴ・アット・チーター」って聞いたことが無いんですけど、一体どんなアルバムなのか、興味津々です!

 今回の2枚組アンソロジーなんですが、多分「ライヴ・アット・チーター」の音源も収録されていると思うんですけど、ここで聞けるライヴ音源の勢いと盛り上がりの凄いこと凄いこと!もう本当に演奏に火が点いたかのように爆発的に盛り上がって、凄まじい勢いで突っ走って行く様子に圧倒されてしまいます。サルサの凄さって、前に取り上げましたウィリー・コローンの2枚組アンソロジーでもしっかりと感じられましたけど、ファニア・オール・スターズのライヴの凄さは格別ですね!サルサってこんなに圧倒的なパワーを持っている音楽なんだって、今更ながらに心から実感してしまいました。スタジオ録音はライヴに比べたら大人しいですけど、それでも全員が一丸となって燃え上がる演奏には、本当に感動してしまいますよ!

「本気で感動ですよ!」byめぐりん
Phiwaiimegu004

 参加メンバーはオール・スターズと言うぐらいですから、本当に凄い人達ばかりですが、「あの頃はみんな若かった」じゃないですけど、若々しい勢いに乗ったメンバー達の気合と技量の充実度は半端じゃなかったんだと感じられますね。チェオ・フェリシアーノ、エクトル・ラボー、セリア・クルース等々のスター歌手達の歌は本当に活き活きとしていますし、バンド・リーダーのジョニー・パチェーコを筆頭とする演奏の素晴らしさも、もうメチャクチャに素晴らしいと思います!こんなに素晴らしい音楽なら、一日中でもずっと浸っていたいって思っちゃいますよ♪

 「ライヴ・アット・チーター」から約40年、今頃になって遅ればせながらファニア・オール・スターズの素晴らしさを実感出来たわたしは、とても幸せ者なんだと思います。この幸せを噛み締めながら、これからも大事に大事にこのアルバムを聞き続けて行きたいと思っています!

 以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。今回は試聴の貼り付けは無しです。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪

2013年4月 8日 (月)

興味津々音楽探求~キューバ音楽のこと

 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」は、ころんさんをゲストに迎えてキューバ音楽について対談してみようと思います。かなり長い対談になってしまいましたけど、もしよろしければお付き合い下さいね。便宜上ころんさんは「ろ」、めぐりんは「め」と表記します。それでは早速。

め「今日はキューバ音楽について対談しようと思うんですけど。」
ろ「ほう、それは面白そうでやんすね。どんな話ですか?」
め「前にテイクオフから出ている『ビロンゴ』っていう、キューバ音楽のコンピレ盤を取り上げましたけど、」
ろ「あ~、めぐりんが絶賛していたブツでやんすね。」
め「はい。本当に素晴らしい内容で、やっぱりキューバ音楽って良いな~って。」
ろ「やっぱりそう思いますよね?わっちも同じですよ。」

こちらが「ビロンゴ」
Pbilongo001

め「ただ、考えてみるとですね、わたしが大好きなキューバ音楽って、言ってみれば昔の音楽ばっかりって言うか、」
ろ「昔の音楽?」
め「はい。昔ながらのソンとかトローバとかの流れを汲んだ音楽ですね。今の音楽なら、シエラ・マエストラとかセプテート・アバネーロの90周年盤とか、昔ながらのソンを現代的に演奏しているバンドが好きなんです。」
ろ「ほう。」
め「それで、この前なんですけど、ころんさんがブックオフから今のキューバ音楽のアルバムを買って来てくれたじゃないですか。」
ろ「はい。ロス・バン・バンの04年盤『CHAPEANDO』、チャランガ・フォーエヴァーの2000年盤『LA CHARANGA SOY YO』、イサーク・デルガドの94年のソロ・デビュー盤『CON GANAS』の3枚ですね。」
め「はい。あれって、所謂『ティンバ』っていう音楽ですよね?」
ろ「まあそうですね。ヒップホップとかロックとかサルサとかの色々な要素を呑み込んだ、比較的新しいキューバ音楽の流れと言いますか。キューバのサルサなんて呼ばれる音楽ですね~。」
め「あ、別に関係無いんですけど、サルサはキューバの音楽だって思っている人が多いのに、物凄く違和感があるっていうか、」
ろ「サルサはニューヨークに移り住んだプエルトリコの人達が作り上げた音楽ですからね~。観光のパンフレットなんかに『サルサの本場キューバ』とか、『キューバの代表的な音楽サルサ』なんて書いてあると、わっちもかなりの違和感がありますけどね。」
め「キューバは『ソン』ですもんね。」
ろ「はい。」

「サルサはワシ等、ニューヨークのプエルトリカンが作ったモノなんじゃよ。」byウィリー・コロン君
Pwilliecolon001

め「で、話をティンバに戻しますけど、ころんさんはティンバってどう思いますか?」
ろ「そうですね~、まあヒップホップ世代の若者のキューバ音楽って感じでしょうか。どこの国でも同じだと思いますけど、血気盛んな若者達って、伝統的な音楽だけでは満足出来ないと言いますか、目新しくてカッコ良くてエネルギーが感じられるモノに飛び付きますよね?」
め「まあ確かにそうでしょうね~。」
ろ「もしかしたらキューバの若者は、セプテート・アバネーロみたいな伝統的な音楽を、『こんなジジ臭いモン聞いてられるか!』みたいに思ってるとか?」
め「それはどうだかわかりませんけど。」
ろ「それよりは、やっぱりティンバの方がカッコいいと感じられるんじゃないでしょうか?」
め「わたしはティンバよりも、伝統的なソンの方がずっとカッコいいと思いますけどね。」
ろ「まあ日本人の感覚からすれば、そうなるかもしれませんね。」
め「ティンバって何だか軽薄でチャラいっていうか、下世話でハッキリ言って品が無いって感じられるんですよ。」
ろ「あ~なるほど。でも下世話で下品っていうのは、大衆音楽の本質かもしれませんよね?」
め「それはそうかもしれませんけど、でもキューバ音楽ってどんなに激しくなっても優雅で品があるっていうか、そうあって欲しいと思いませんか?」
ろ「そうですね~、その気持ちはわっちにもよくわかります。キューバ音楽は気品を保つべきだ!な~んて考えは、わっちも持っていますよ。そう考えると、確かにティンバはキューバ音楽にしては、品が無くてチャラいと思います。」
め「ですよね!」
ろ「でもキューバのバンド連中って、基本はやっぱり伝統をキッチリ受け継いでいるって気がしますけどね~。チャランガ・フォーエヴァーなんて確かにチャラいですけど、このアルバムのラストのチャ・チャ・チャなんて、見事にエンリケ・ホリーンなんかに通じる正統派のチャランガを受け継いでいますよ。伝統が現在に生き続けていることが実感出来る、素晴らしい演奏だと思います。」

こちらがチャランガ・フォーエヴァー
Pcharangaforever001

め「まあ曲単位で判断すれば、確かにラストの曲は素晴らしいと思います。でも全体を通じて考えると、やっぱりわたしは積極的に支持したいとは思えないんですよね。」
ろ「それはめぐりん自身の感覚ですから、それはそれで正解ですよ。大事なのは、自分自身で判断するってことですから。ただ、キューバの人達からすれば、キューバ音楽は気品を保つべきだなんて考えは、『そんなの知ったことか!でっけえお世話だ!』ってことになるんでしょうけどね。」
め「それはそうでしょうけど、ティンバを聞いていると、特にキューバらしさなんて感じられないっていうか、サルサと何も変わらないって気がするんですよね。」
ろ「確かにね。軽薄という点では。80年代後半に大流行したサルサ・エロチカに通じるところがあるかもしれませんね。」
め「わたしはサルサ・エロチカって知りませんけど・・・。でもティンバ以前のキューバ音楽って、ニューヨークのサルサとは全然違ってたっていうか、明らかなキューバらしさがあったと思うんですけど。」
ろ「それは確かにそうですね。ただ、そういうキューバらしい音楽とティンバって、全くの別物だってことなんでしょうね。だからティンバにキューバらしさを求めること自体が筋違いと言いますか、キューバ音楽にキューバらしさを求めるのは、ひょっとしたら我々外国人だけなのかもしれませんよ。地元の人達は何とも思っていないとかね。」
め「だとしたら、ちょっと残念って気がします。」

「キューバ音楽は、やっぱりキューバ音楽らしくあって欲しいな~って思います。」byめぐりん
Phiwaiimegu049_2

ろ「でも、実際にキューバに行ってみると、若い連中がフツーにトリオ・マタモロスの『とうもろこしを蒔く男』なんかを演奏したりしていますし、伝統的な音楽は意外なほど身近な存在って感じられましたけどね。」
め「え~、そうなんですかね~。」
ろ「あとは、ブエナ・ビスタの功罪と言いますか、アレでキューバ音楽のイメージを決定付けてしまった感はありまして、老人達が演奏する伝統的なソンこそがキューバ音楽なんだって、世界中の人達が思い込んでしまったっていうか。街中の至る所で『チャン・チャン』ばっかり演奏してるって感じで。アレこそがキューバ音楽だってイメージを持っていると、それは違うんじゃない?って気もするんですよね。」
め「う~ん、じゃあどう捉えておけばいいんでしょうか?」
ろ「そうですね~、実際にキューバの人達がどう考えているかはわかりませんけど、多分伝統的なソンもチャラいティンバも、全部共存してるんじゃないですかね~。伝統的な根っこがしっかりしている分、特に伝統に固執する必要が無いのかもしれません。」
め「そんなものなんですかね~。」
ろ「伝統から切り離された方が、かえって伝統に固執するってことはあると思いますよ。70年代に爆発したサルサは、異国の地ニューヨークに生きるプエルトリカンが、心の拠り所を強烈に求めていたからこそ成立したんだと思います。だからこそあれだけ色々な要素を取り込みながらも物凄くストイックで硬派で、チャラい所なんて全然無かったんじゃないかと。その精神性が薄れて行ったなれの果てが、サルサ・エロチカみたいな音楽なんでしょう。」
め「じゃあキューバの人達は伝統に固執する必要が無いから、かえってチャラいティンバなんかにも抵抗無く親しめるってことですか?」
ろ「じゃないですかね~。根っこがしっかりしているからこそ、チャラくもなれるのかもしれません。ロス・バン・バンなんかもチャラいですけど、モントゥーノの部分を拡大解釈したような怒涛のダンス音楽に仕上げる手腕は単純に凄いと思いますし、やっぱり根っこがしっかりしているからこその遊びなんじゃないでしょうか。」
め「キューバの人達の余裕ってことですか?」

根っこがしっかりしている?ロス・バン・バン
Plosvanvan001

ろ「おそらく。いくらチャラいティンバが一世を風靡しても、伝統的なソンは決して無くなりませんよ。ならば色々と遊んでみるのも全然構わないっていうか、ロス・バン・バンのソンとラップを合体させた曲なんて、キューバ音楽の新境地って気もしますしね。」
め「う~ん、そういう考え方もあるんですね~。」
ろ「ティンバを色々と聞いていると、現在のラテン音楽との共通性は感じられますよ。伝統に固執するあまりに時代の流れに取り残されてしまうよりは、ティンバで同時代性を体現するってことも、必要なんじゃないですかね~。たとえそれがキューバ音楽らしさを失ったモノであるにしても、確かに現在のラテン音楽と繋がっているって実感出来ることは、別に悪いことではないと思うんでやんすよ。」
め「それじゃあ、そういう音楽があるってことも知った上で、自分自身は伝統的なソンを楽しんでっていう、」
ろ「それでイイんじゃないでしょうか。ティンバは今の時代の流れのキューバ音楽だってことを知っておけば、それでOKなんじゃないですかね~。好きになる・ならないは、個人の自由ですから。」
め「そうですね。」
ろ「まあそういう同時代性というのを凄く上手く表現しているのが、イサーク・デルガドだと思うんですよね~。表面的には軟弱でフュージョンっぽいオッサレーな音楽ですけど、リゾート化されたキューバのイメージをこの人ほど上手く表現している人は他にいないんじゃないかと。」
め「音だけ聞けば、最早キューバ音楽とは全く思えないですけど。どこか別の国のオシャレなラテン音楽って感じられます。」
ろ「でもイサーク・デルガドは、軟弱ですけど優雅な品の良さがありますよ。わっちはこの人の音楽は好きですね~。」
め「へ~、そうなんですね。」

こちらはイサーク・デルガドのソロ・デビュー盤
Pissacdelgado002

ろ「まあ無理にティンバを聞けなんて言いませんし、別に評論家じゃないんですから好きな音楽を聞いていればそれでイイと思いますけど、こういう音楽あるんだな~ってことを知っておくだけでも、自分の幅を広げることに繋がるのではないかと思いますよ。」
め「そうですね。もうちょっと心の余裕を持って接した方がいいのかもしれませんね。」
ろ「はい。」

 以上、ころんさんとのキューバ音楽についての対談でした。長くなってしまいましてすいませんでした。この対談が、皆様のご参考になることがあればとても嬉しく思います。お送りしましたのは、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんでした。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪

2013年3月21日 (木)

興味津々音楽探求~WILLIE COLON 「ANTHOLOGY」

Pwlliecolon002
 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、サルサの大御所(と言っても良いのでしょうか?)ウィリー・コローンの、昨年発売されたファニア・レーベルでの2枚組アンソロジー盤です。これも昨日のジョー・キューバのアンソロジーと同様、ころんさんがタワレコの半額セールで買って来てくれました。

 ころんさんはラテン好きのサルサ嫌いという珍しい人だったのですが、ここ数年で体質が変わって来てサルサも好きになったんだそうです。ただこれまでサルサが嫌いだったということもあって、ころん棚にはサルサのアルバムが殆ど無いんですよね~。これから色々と聞いて行きたいんですけど、まずは手始めにウィリー・コローンのアンソロジーということで。わたしはウィリー・コローンという人のことはあまり知らないんですけど、60年代後半からサルサ・シーンの第一線でずっと活躍し続けているということは知っています。まさにサルサ界の生きる伝説みたいな人ですね。

 この作品なんですが、コローンさんの数ある録音の中から厳選された27曲が収録されているんですけど、これが代表曲を網羅しているのかどうかはわかりません。でも、とにかく良い曲が沢山入っていることに間違いありませんね!1枚目はコローンさんが血気盛んな若い頃の、主にエクトル・ラボーとのコンビの曲が収録されていて、やんちゃな勢いが溢れている物凄く濃密な演奏を聞くことが出来ます。2枚目はサウンド的にスッキリとオシャレになって、思慮分別がある大人の演奏になっていると感じられます。どちらも素晴らしいんですけど、個人的にはエネルギーが迸り出ている1枚目の方が好きですね~。闇雲に上を目指して突っ走っているかのような演奏が詰まっている1枚目は、本当に素晴らしいと思いますよ!圧倒されてしまいます♪

「圧倒されますよ!」byめぐりん
Phiwaiimegu013

 若い頃のコローンさんって、ギャングとか街のチンピラっていうイメージで売っていたようで、血の気が多い若い人達によく絡まれたなんて話がありますけど、2枚目を聞くと「え~、それって本当?」って気がしますし、1枚目を聞けば「あ~、なるほどね!」なんて思えます。ということは、若い頃はチンピラのイメージで売っておいて、自分が成長するに連れて大人のイメージに脱皮して行ったってことになるわけですね。それって、自分の成長と音楽の成長が上手くバランスしているってことですよね?コローンさんって、何だか理想的な歳の取り方をしている人なのかもしれませんね~。ちょっとステキです。わたしは大好きになってしまいました!

 以上、ヒワイイ大使のめぐりんがお送りしました。下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試し下さいね!それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪


「それでは、アルバム『EL MALO』丸ごと1枚の試聴です。」→コチラ

2013年3月20日 (水)

興味津々音楽探求~JOE CUBA ANTHOLOGY

Pjoecuba001
 皆様こんにちは。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、ニューヨーク・ラテンのコンガ奏者ジョー・キューバの、昨年発売されたファニア・レーベルでの2枚組アンソロジー盤です。

 わたしはジョー・キューバなんて人は全然知らなかったのですが、ころんさんがタワレコの輸入盤半額セールで買って来てくれました。ですのでころんさんに「ジョー・キューバってどんな人なんですか?」と聞くと、「知りません」ですって!「何だか良さそうな気がするので買いました」って言ってましたけど、知らないクセにCDを買って来るんですから、相変わらずおかしな人だと思います。まあファニア・レーベルの昔の音源の復刻盤ですから、どう考えても悪いはずはないんですけどね。

 とりあえずは何もわからないままで再生してみたんですけど、これは素晴らしいじゃないですか!基本はジョー・キューバ・セクステットという形で、ビッグ・バンドが多い(という気がするだけですが)ニューヨーク・ラテンにしては随分小編成な演奏形態なのですが、出て来る音はとても分厚くてパワフルです。音に物凄い勢いが溢れていまして、思わず手に汗握るような興奮を味わうことが出来ますよ!とてもノリノリで楽しくてカッコいいな~なんて思いながら聞いていたのですが、途中で「あれっ?」と気が付きました。このグループって、どう聞いても英語で歌ってますよね?曲のタイトルを見てみると、1枚目の曲はほとんどが英語ですね。一体この人ってどういう人なのでしょうか?

「ラテンなのに英語なんです。」byめぐりん
Phiwaiimegu018

 それにまた不思議なことに、ビブラフォンをレギュラーでグループの編成に入れていますし、1枚目の8曲目なんてどう聞いてもモータウンに影響されたソウルだったりしますし。ますますわからなくなって来る人ですね~。基本はラテン音楽なんですけど、サルサの人達みたいなストイックな感覚は全然無くて、楽しければ何でもイイじゃんみたいな感じが面白いと思います。

 ちょっと調べてみたら、ジョー・キューバという人は、昔のニューヨーク・ラテン(ティト・ロドリゲスとか)とサルサの橋渡し役を担ったブーガルーという音楽のスターだったらしいですね。ブーガルーは多くの場合歌詞が英語だったことが一大特色とのことですので、なるほど、アメリカの地でロックやソウルに親しんだ世代の人達が作り出した音楽だからこそ、ラテンと並んで平気でソウルをやってみたりビブラフォンを取り入れたりする感覚があるわけですね~。納得しました。

 このアルバムの1枚目では、そんな独特な感覚で貫かれたブーガルーを色々と聞くことが出来ますし、2枚目になると名サルサ歌手チェオ・フェリシアーノと組んだ、まるでコルティーホ&イスマエル・リヴェラみたいなカッコいい曲を聞くことも出来ますし、とってもお得なアルバムだと思いますね~。わたしは大好きですよ♪

 以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試し下さいね!それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪


「とりあえず1曲、代表曲と言える『BANG!BANG!』です。」→コチラ

2013年3月 9日 (土)

興味津々音楽探求~BILONGO 「LA MUSICA CUBANA SIEMPRE」

Pbilongo001
 皆様今晩は。ご無沙汰しております、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、ころんさんが「信頼出来る音楽評論家」と評している竹村淳氏のテイクオフ・レーベルから98年に発売された、「ビロンゴ~キューバン・ラテン名曲集」と題された全20曲入りのコンピレ盤です。選曲にはもちろん竹村氏が関わっておられますよ!

 テイクオフの作品は、前にメキシコ音楽のコンピレ盤とかを取り上げたことがありますけど、本当に充実した楽しい内容でしたので、わたしもころんさんと同様に竹村氏のことは信頼出来る評論家だと思うようになりました。そんな竹村氏が選曲された作品ですから、聞く前から内容は保証付きみたいなものなんですけど、聞いてみたらやっぱり素晴らしい内容で、本当に嬉しくなってしまいました!

 何がそんなに素晴らしいかって、このアルバムのオビに書いてある「選びぬかれた名曲を極めつきの名演名唱で収録」という通りの内容だからなんですよね~。収録されているのはラモン・ベロス、チャポティーン&クニー、ミゲール・マタモロス、オルケスタ・アラゴーン、セリナ・ゴンサーレス、ティト・ゴメス、オマーラ、ロス・コンパドレス、セプテート・ナシオナール等々、錚々たるメンバーがズラリと並んでいるですよ!それだけで良い内容になるのは間違い無いって確信出来ますよね?実際に聞いてみると本当に素晴らしい名演名唱ばかりで、いつまでも浸っていたいな~って思ってしまいますね~。

「本当にいつまでも浸れる音楽ですよ♪」byめぐりん
Phiwaiimegu007

 どの曲も本当に素晴らしいんですけど、わたしが個人的に特に好きなのは、11曲目のボラ・デ・ニエベが歌う「ババルー」です。「ババルー」と言えばミゲリート・バルデスの代名詞みたいな曲として知られていますが、ピアノ詩人ボラ・デ・ニエベさんの「ババルー」は哀愁漂うサウダージ歌謡みたいな仕上がりで、他のキューバ音楽には無い独特の世界を築き上げていると思います。あ、どうでもいいんですけど、ころんさんは4曲目のコンフント・ルンババーナが演奏するノリノリのソン、「アントニオのかみさん」が大好きなんだそうです。

 このアルバム、とにかく聞くほどに素晴らしくて、ラテン・マニアもキューバ音楽初心者も大満足の内容なんじゃないかと思います。オビに「キューバ音楽のすごさや楽しさが判る決定盤!」なんて書いてありますけど、まさにその通りだと思います。もしかしたらこのアルバムはもう廃盤なのかもしれませんけど、出来ればこういう素晴らしい作品はいつでも手に入るようにしておいて欲しいですね。キューバ音楽ファンの裾野を広げる為にも、こういう貴重で素晴らしいアルバムは聞き継がれて行くべきだと思います。

 以上、ヒワイイ大使のめぐりんがお送りしました。今回は試聴が見つかりませんでしたので、試聴の貼り付けは無しです。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪

2013年3月 3日 (日)

LAMDUAN 「LIGHT」

Plamduan002
 前回取り上げましたタイのポップス・グループ、ラムドゥアンの03年のアルバムです。昨年プランテーションに行った時にゲットしたブツでございます。このブツも前回の04年のブツと同様にラテン・ポップス系の音楽となっておりますが、ジャケットからしてそうなんですけど、ラテン色はこちらの方が強いですね~。04年のブツはラテンとアジアの要素が非常に良い具合にブレンドされていて、アジアのラテン・バンドとして独自の境地に到達しつつあるという感覚がありましたが、こちらはもっと無邪気にラテン音楽を楽しんでいるといった風情があるブツだと感じられますね。

 まあわっちとしては04年のブツの方が好みではあるのですが、コチラはコチラで非常に魅力的でありまして、どちらも甲乙付け難いというのが正直なところであります。演奏にしても歌にしても全てが絶好調という感じでございまして、しっかりとした端正な演奏にちょいヘッポコな歌というのが実に素晴らしいと思います。オッサレーな感覚もありますし、ラウンジなんかで流れていたら最高に気分が良い音楽なんじゃないかと思いますね~。ベトナムにはサイゴン・ラウンジなんて音楽がありましたけど、この連中の音楽はバンコク・ラウンジ若しくはクルンテープ・ラウンジなんて言ってもイイかもしれませんね。

 というワケで、どちらのアルバムもノホホンと楽しませてもらっている、わっちなのでやんす。今回は短めのレビューでございますが、今のところこれ以上書くこともありませんので、ここで筆を置いてラムドゥアンに浸ることに致します~♪

あと、今回も試聴が見つかりませんでしたので、試聴の貼り付けは無しでやんす。