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ラテン Feed

2013年9月 6日 (金)

興味津々音楽探求~ANA CAROLINA 「NOVE」

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 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、わたしの憧れのブラジルのロックお姉様アナ・カロリナの、多分09年のアルバムです!ころんさんがタワレコのバーゲン・ワゴンで、290円で買って来てくれました。アナ・カロリナ様のアルバムが290円のバーゲン・プライスだなんて失礼しちゃうわ!とも思いますけど、でも嬉しい~♪

 アナ・カロリナって言っても、日本では全く評判になっている気配はありませんけど、本当に素晴らしい才女なんですよ!レニーニなんかにも通じるミクスチャーなブラジリアン・ロックを展開している人なんですが、ブラジルらしい優雅さとかサウダージ感覚とかは全く失うことが無くて、いつも香気溢れる音楽を作り上げているんです。そしてとってもダイナミックで男勝りなカッコ良さもあって、女子が憧れるお姉様って感じです。歌声もブラジルの女性歌手らしくちょっとハスキーな低い声で(アルト?ハイ・テナー?)、それがまたシビレるぐらいにカッコいいんです・・・って、だから可憐な声が好きな日本の男子にはウケが良くないのかもしれないですね。

 とってもカッコいいアナ・カロリナ様のこのアルバムは、当然のことながらとてもカッコいい仕上がりになっています。いつものようにブラジルとロックのミクスチャーなんですけど、ジャズやファンクの要素も入っていますし、今回は1曲目が何とタンゴだったりして、更に音楽の幅を広げてるって感じです。繊細なサンバ・カンソンの伝統をしっかりと受け継ぐしっとりした曲もありますし、全体的にはいつもの「炸裂するパワー!」って感じでは無くて、表面的には穏やかになったように感じられるんですけど、抑制している分深みが増したって気がしますね~。本当に素晴らしいと思います。やっぱりアナ・カロリナ様は最高ですね!カロリナ様だったら、わたしは抱かれてもいいです♪

「恥ずかしいですけど、抱かれてもいいです。」byめぐりん
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 今回のアルバムもいつもの如く全く評判にもなっていませんが(だからバーゲン・コーナーにあったんでしょうけど)、どっちかと言えば「パワー溢れる女傑」というタイプだったカロリナ様が、しっとりした大人の歌手路線になった作品ということで、これまで苦手だった方にもブラジリアン・ロックよりもボサノバが好きという方にも、是非オススメしたいと思います。今ならもしかしたらタワレコのバーゲン・コーナーにあるかもしれませんので、この際ゲットしてしまいましょう!

 以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければ聞いてみて下さい。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪


「まずは1曲、タンゴ風ブラジリアン・ロックです。」→コチラ

「もう1曲、ジョン・レジェンドが参加している曲です。」→コチラ

2013年8月11日 (日)

興味津々音楽探求~RECONQUISTA! THE LATIN ROCK INVASION

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 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げるのは、97年に発売されたコンピレ盤で、スペイン語圏のロックを17曲収録したアルバムです。ころんさんがブックオフで見つけて来たアルバムですが、「今時スペイン語のロックがどーのこーのなんて誰も言いませんけど、参考の為に聞いてみたら?」ですって。今は別にスペイン語のロックには興味無いんですけど、仕方が無いので聞いてみました。

 スペイン語のロックと言えば、わたしはメキシコのカフェ・タクーバをすぐに思い出すのですが、ここにはカフェ・タクーバは収録されていません。マノ・ネグラやネグ・ゴリアックみたいな少しは知名度のあるバンドも入っていますが、大半は見たことも聞いたことも無いバンドばかりです。それだけに先入観無く聞くことは出来るのですが、全体的にはハード・ロック、ヘヴィ・メタル、ヒップホップ、スカなんかの影響が強い、激しいミクスチャー・ロックが中心となっていますね。多分ですけど、ジェーンズ・アディクションやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとかの影響が相当大きいんじゃないでしょうか?

 中には言葉の響きがどうにもサルサっぽく聞こえる曲とか、律義なクラーベのリズムを使ったサルサ・ロックみたいな曲もあったりしますけど、殆どがミクスチャー系のハードロックですので、まあこういう音は世界中の誰にでもわかりやすいですから、受け入れられやすいんだとは思いますけど、だからと言ってわたしはわざわざこの手の音楽を自分から聞きたいとは思わないです。別にミクスチャー・ロックがダメなワケではないですけど、音楽的に安直過ぎるって言うか。聞くならメキシコのヒメナ・サリニャーナさんみたいな、クールなカッコ良さがないとですね~。

「特に興味は無いです。」byめぐりん
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 ということでこのアルバムは、今のわたしにはあまり興味津々ではない音楽でした。ころんさん、買ってくるならもっとしっかりラテンな音楽をお願いしますね!まあこれもラテン音楽の現状なんでしょうけど、チャラいティンバと同様に、ミクスチャーなラテン・ロックにはあまり面白味を見つけ出すことは出来ませんので。

 以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。特に興味が無い音楽ですので、試聴は貼り付けません。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪

(ころんから一言)
 めぐりんが興味を持たない音楽であることがわかっていながらゲットしたブツでありますが、激しいミクスチャー・ロックというモノは、スタイル的に世界中の若者に受け入れやすいモノなんだということは、よくわかると思います。まあこれもラテン音楽の現実ってことで、参考までに知っておけばイイんじゃないでしょうか?

2013年8月 1日 (木)

興味津々音楽探求~THIERRY FANFANT 「SIME LANMOU」

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 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、グァドループのベーシスト、ティエリー・ファンファンの2011年のアルバム「シメ・ランムー」です。わたしはこの人のことは全然知らなかったのですが、これまでに参加したアルバムは400枚以上とのことで、実はかなりの達人らしいです。

 このアルバムは、ころんさんがブックオフの500円コーナーで買って来たのですが、「ティエリー・ファンファンって誰ですか?」って聞いたら、「知りません」ですって。いつもの事ながら、知らない人のアルバムをひょいひょい買って来るんですから、相変わらず変な人だと思います。でもこのアルバムは、知らずに買って来たにも関わらず物凄く素晴らしい作品で、思わずころんさんに感謝したくなってしまいました!こんなにステキなアルバムに出会わせてくれて本当にありがとうって、心から思ってしまいました♪

「ありがと~♪」byめぐりん
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 このアルバムがどれだけ素晴らしいかと言いますと、わたしは以前からカリブ海音楽の最高峰はマラヴォワの「ジュ・ウヴェ」だと信じて疑わないんですけど、ファンファンさんのこのアルバムは、「ジュ・ウヴェ」の域に到達した大傑作だと思っているんです。どちらとも優雅で品があって優しくて、カリブ海音楽の図太い根っこに直結している事が実感出来ると思います。何て言いますか、とても誇り高い音楽って気がするんですよね~。マラヴォワは伝統重視型で、ファンファンさんはアフリカの要素とかジャズなんかも取り入れながらプログレッシヴな姿勢を見せるハイブリッド型という違いはありますけど、アプローチは違っていても、結果的に同じ高みに到達したって感じでしょうか。素晴らしいと思います。

こちらがマラヴォワの「ジュ・ウヴェ」
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 そして、全体的に感じられる哀愁がまた、非常に良いんですよね~。サウダージ感覚なんて言うと、ブラジルとかポルトガルの音楽みたいに思われてしまいますけど、それとは違ったカリブ海音楽独特の、カリのラシーヌ・シリーズに感じられたのと同様の哀愁があるのが、ファンファンさんの音楽を更にステキなものにしていると思います。ハイブリッドだけど伝統の図太い根っこに直結していて、優雅で品があってしかも哀愁も感じられて、もう最高としか言いようがない素晴らしい音楽だと思います!マラヴォワの「ジュ・ウヴェ」から20数年、ここに来てやっとそれと肩を並べる作品が出て来たことに、素直に感動している今日この頃です♪

 以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試し下さいね!それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪


「まずは1曲、ちょっとAORっぽいかも?」→コチラ

「もう1曲、タイトル曲をライヴでどうぞ。ちょっとジャズっぽさもあって、とても優雅です。」→コチラ

2013年7月24日 (水)

興味津々音楽探求~KASSAV’ 「VINI POU」

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 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、グァドループ出身のカッサヴの、87年のアルバム「ヴィニ・プゥ」です。ワールド系音楽ファンには何を今更的なグループだと思いますけど、最近のころんさんは何を今更的な黒人音楽をた~くさん取り上げていますから、わたしがカッサヴを取り上げたっていいですよね?つい先日ですが、ブックオフの250円棚で発見したアルバムです。

 実はわたしはカッサヴを聞くのはこれが初めてなんですけど、意外なことにころんさんも初めてらしいんです。ただころんさんは、カッサヴの中心人物ジャコブ・デヴァリューとジョルジュ・デシムスの2人の名義で出された、84年頃のアルバムは聞いたことがあるそうです。ころんさんが言うには、「かなり人工的な音作りの軽薄なカリブ海音楽」という印象だったそうで、「正直、あんまり気に入りませんでしたね~」って言ってました。わたしもそのアルバムを聞いてみたいんですけど、もう売り払ってしまったらしくて聞くことが出来ません・・・。でも、雰囲気的にはそのアルバムとこの「ヴィニ・プゥ」は、あまり変わらないってことでした。

 まあころんさんの感想はどうでもいいとして、わたしがこのアルバムを聞いた感想ですが、ノリノリでとても楽しいとは思いつつも、何だか心から素晴らしいとは言えないな~って感じなんですよね~。いかにもカリブ海音楽らしい突き抜けた楽天性があって、カリブ海諸国の色々な音楽の要素も感じられると同時に、音作りにはロック的な部分もあって、なかなかハイブリッドな音楽性を持っているように思います。雰囲気的にはミニ・オール・スターズの「ララマン」に近いでしょうか?ただ、地元の人達の力強さとか図太さが感じられる「ララマン」に比べると、何だか軽薄と言うかチャラいと言うか、刹那的な音楽って気がするんですよね~。

「ちょっとチャラいかな~って思います。」byめぐりん
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 言い方は悪いんですけど、わたしにはカッサヴの音楽は「その場しのぎの音楽」って感じられてしまって、今その場だけ楽しめたらそれでいいじゃんって言われてるような気分になってしまうんです。今その場が楽しいというのは大事ですし、とても良い事だとは思うんですけど、それだけでいいの?っていう気がしてしまうんです。すいません、何が言いたいのかよくわからないでしょうけど、上辺だけ取り繕っていて、後はどうでもいいやって感じの音楽だという気がしてしまって、ちょっと悲しくなってしまうんですよね・・・。もっと逞しさとか精神的な図太さを見せて欲しいな~って、そんなのわたしの勝手な考えなんですけど、そう思ってしまいました。

 以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。下に試聴を貼り付けますので、よろしければお試し下さい。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪


「とりあえず1曲、お聞き下さい。」→コチラ

2013年7月 2日 (火)

興味津々音楽探求~JOVELINA 「PEROLA NEGRA」

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 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、ブラジルの歌手ジョヴェリーナの86年のデビュー盤で、邦題は「サンバの黒い弾丸」です。デビュー盤とは言っても、当時既に40歳を越えていたそうですので、かなり遅いデビューですね~。

 ところで前回はアニセート・ド・インペリオのアルバムを取り上げて、パルチード・アルトに興味津々になってしまいましたので、、ころんさんにパルチード・アルトのアルバムが他に無いか聞いたところ、「解説にパルチード・アルトって書いてありますよ」ってことで、ジョヴェリーナさんのこのアルバムを持って来てくれました。「やった~!」と思ったら、ころんさんがボソっと一言、「中原仁って人の解説なので、あんまり信用出来ないですけど」ですって。信用出来ないって?

 とりあえず興味津々でこのアルバムを聞いてみたんですけど・・・これってパルチード・アルトなんですか?解説によると収録曲の大半はパルチード・アルトということなんですが、一体どの曲がそうなんでしょうか?解説には、パルチード・アルトとは「同じテーマをコーラスがリフレインしソロが答えるというスタイルの事」と書いてあるのですが、何だかさっぱりわかりません。アニセートさんのアルバムを聞いて、わたしはパルチード・アルトって、「簡素な伴奏で歌われるコール&レスポンス」というイメージを持っていましたので、普通のサンバとあまり変わらない賑やかな伴奏のこのアルバムの音楽は、一体どこがパルチード・アルトなのか、全然わからないのです・・・これって普通にサンバじゃないんですか?

「何だかよくわからないんです。」byめぐりん
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 別にパルチード・アルトということを意識しないで聞けば、ジョヴェリーナさんの迫力たっぷりの黒っぽい歌が冴える、賑やかで楽しいサンバだと思うんですけど、これをパルチード・アルトと言われるとですね~、何だか違和感があるっていうか。アニセートさんのパルチード・アルトと全然違いますので、正直言って戸惑っています。せっかくの楽しい音楽のはずなのに、余計な解説に余計なことが書いてあった為に、楽しめなくなってしまったって感じです。あ、でもころんさんが「信用出来ない解説」とか言ってましたし、だったら信用しなかったらいいんですね!そうしましょう♪これからはこのアルバムは、黒っぽい歌唱のサンバということで楽しんで行きたいと思います。

 以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。今回は試聴が見つかりませんでしたので、試聴の貼り付けは無しです。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪

2013年6月28日 (金)

興味津々音楽探求~ANICETO DO IMPERIO 「PARTIDO ALTO NOTA 10」

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 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、ブラジルの歌手で作曲家でもあるアニセート・ド・インペリオのアルバムです。邦題は「パルチード・アルトの王様」で、91年に日本発売されています。ちなみに原盤は84年の制作です。

 パルチード・アルトというのは基本的にはサンバなんですけど、普通のサンバとはちょっと違っていて、もっとシンプルというか、もっと土俗的な感覚がある音楽ですね。伴奏に使われる楽器はサンバに共通するものが多いんですけど、基本的にはギター、カヴァキーニョ、パンデイロ、その他ちょっとした打楽器という小編成なものになっています。管楽器は使われていませんし(昔はフルートが使われたそうですけど)、大太鼓のスルドも殆ど使われることが無いそうです。ですので、聞いた印象としてはとてもシンプルで、コミュニティに密着した普段着の音楽という感じがします。実際にパルチード・アルトは、日常的に演奏されるタイプの音楽なんだそうです。だからサンバみたいな大編成の必要が無いんですね。

 それと、これはわたしが聞いた印象なんですが、パルチード・アルトって同じフレーズをひたすらコール&レスポンスで繰り返しているって感じで、もちろんサンバもコール&レスポンスが使われる音楽ですけど、感覚としてはアフリカの民俗音楽に近いような気がするんですよね~。同じフレーズの繰り返しの中に即興で歌う部分が入って来る形式なんだそうですが、それってショナ族のンビーラとかカッワーリーなんかにも通じる所があるって思いませんか?そんな所が、サンバよりも土俗的な感じがする理由なんでしょうね。

 それにしても、パルチード・アルトって何だか軽やかな音楽ですよね。サンバよりもシンプルな分見通しがいいって言うか、スッキリ爽やかって感じがします。やっぱり日常に根差した音楽だから、色々と飾る必要が無くて、素の楽しさが伝わって来る音楽という気がするんですよね。だから聞けば聞くほど味わい深くて、いつの間にかその魅力にハマってしまっているって感じです。

「ハマってしまいますよ♪」byめぐりん
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 裏山のおじいサンバも素晴らしいですけど、アニセートさんのパルチード・アルトも本当に最高ですね!サンバとはまた違った魅力があって、わたしにとっては興味津々の音楽です。多分パルチード・アルトのアルバムってあまり出ていないと思うんですけど、出来ればもっと色々なパルチード・アルトを聞いてみたいな~って思った、ある梅雨の日の夜でした。

 以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試し下さい!それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪


「とりあえず1曲、パルチード・アルトってこんな雰囲気ってことで。」→コチラ

2013年6月23日 (日)

興味津々音楽探求~TITO PUENTE・INDIA 「JAZZIN’」

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 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、ティト・プエンテとインディアの96年の共演盤「ジャズィン」です。今回はころんさんとの対談でお送りします。便宜上ころんさんは「ろ」、めぐりんは「め」と表記します。それでは早速。

め「体調はどうですか?」
ろ「まあ仕事にも復帰しましたし、随分良くなったと思いますよ。まだまだ体力は回復していませんけど。」
め「無理せずに回復に努めて下さいね。」
ろ「はい。ただ、明日からまた地獄の月末週が始まりますので、ちょっと気分はブルーですね~。」
め「何とか乗り切って、また楽しい週末を迎えましょうよ!」
ろ「ですね。是非そうしたいと思います。」
め「ところで今回の対談なんですけど、ティト・プエンテとインディアのラテン・ジャズ共演盤を取り上げようと思います。」
ろ「ほう。わっちがあまり得意ではない分野ですね。」
め「まあそう言わずにですね・・・わたしはプエンテさんは大好きなんですけど、インディアっていう歌手は全然知らなくて、」
ろ「わっちも顔と名前ぐらいしか知りませんね~。このブツを聞く限りでは、大した歌手だとも思えないですけど。」
め「厳しいですね~。でもちょっと表情に乏しいって言うか、歌が硬い感じはしますね。まあ、セリア・クルースなんかも歌い口は硬いですけど。」
ろ「でもセリアはそれが力強さに繋がっていて、しっかりとした味がありますよね。」
め「それは確かにそうですね。」
ろ「インディアという人が何歳位なのかはしりませんけど、大人になり切っていないかのような歌声に魅力を感じる人はいらっしゃるかと思います。でも、その未熟さが表情の乏しさに繋がっているという気もしますね。」
め「なるほど。それじゃあ、バンドの演奏についてはどう思いますか?」
ろ「とても良いんじゃないですかね~。ゴージャスなビッグ・バンド編成ですけど柔軟性に富んでいますし、まずは楽しさがしっかりと伝わって来る演奏だと思います。」
め「わたしもそう思います。プエンテさんのソロも快調ですし、何曲かで共演しているカウント・ベイシー・オーケストラのスウィングな演奏も、とても良い音で鳴っていると思います。」

「とても良い音だと思いますよ!」byめぐりん
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ろ「確かに。あと、8曲目でミルトン・カルドーナが呪術的なソロを聞かせてくれるのも嬉しいですね~。」
め「そうですね。」
ろ「何にしてもバンドの演奏自体は非常に快調ですから、聞いていて気持ち良いですね。」
め「安心して聞けるラテン・ジャズって言うか。とてもオシャレですし。ラウンジとかが好きな人にもオススメ出来るアルバムって気がします。」
ろ「ウキウキするけど寛げるって感じですかね~。」
め「はい。午後のティータイムなんかにこの音楽がかかっていたら、とてもイイ感じなんじゃないでしょうか。」
ろ「だと思います。ラテン・ジャスということで、インディアが身の丈以上に背伸びしてしまった気はしますが、別に演奏の邪魔とか気分が悪くなるような歌とかいうワケではありませんし、わっちは意外に(?)気に入ってますよ。」
め「傑作というわけではないにしても、流していて気分がいい音楽って言うか、良く出来たアルバムって思います。」
ろ「ラテンっぽさもジャズっぽさもちゃんと味わえる、なかなかのお得盤なんじゃないですかね~。ラテンの要素とジャズの要素のバランスが良いですし、ラテン・ファンでもジャズ・ファンでも十分に楽しめるのではないかと思います。」
め「同感です。大して評価されているアルバムではありませんけど、ラテン・ジャズの隠れたお得盤ってことで、聞く価値は十分にあると思います。」

以上、今回はころんさんとの対談でお送りしました、「興味津々音楽探求」でした。下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試し下さい!それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪


「とりあえず1曲、ラテンなジャズですよ!」→コチラ

2013年6月21日 (金)

CHICO BUARQUE 「CONVITE PARA OUVIR」

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 昨日ですがヒワイイ大使のめぐりんが、クリスチーナ・ブアルキのブツを取り上げましたので、今回はクリスチーナの兄貴であるシコ・ブアルキのブツを取り上げてみようかと思います。コレは93年に発売された盤のようで、全23曲入りのベスト盤になっています。各曲の録音データなんかは一切記載されていませんので、いつ頃の曲が収録されているのかは知りませんけど、多分60年代とか70年代の曲が中心なのではないかと推測致します。

 今更言うまでもありませんが、シコ・ブアルキはブラジル音楽界では非常に高名なソングライターで、素晴らしい曲を沢山書いている人であります。そんな人がここでは自作曲を自分で歌っているワケでございます。めぐりんが言うには「歌手としてはかなりヘッポコ」ということですが、ブラジルの男の歌手らしいと言いますか、ジョアン・ジルベルトやカエターノ・ヴェローゾなんかにも共通する、まるで腹筋が無いようなフニャっとした弱々しい歌声は、確かにヘッポコと言えばヘッポコでありますね。ただ、わっちはこのヘッポコな歌は嫌いではないんですよね~。

「ちょっとヘッポコ過ぎるかな~って思うんです。」byめぐりん
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 まあわっちは元々ネオアコみたいなヘッポコな音楽が好きな性質ですので、男のフニャっとしたヘタレ歌唱に慣れているというのもありますし、ネオアコって結構ボサノバ等のブラジル音楽の要素を取り入れたりしていますので、シコ・ブアルキの音楽には親しみを感じやすいという部分もあると思います。また、ジャズとかポップスの要素も取り入れているバックの演奏はオッサレーで美しいですし、この盤を聞いていると、単純に美しくて楽しい音楽だと感じてしまうのであります。

 ところでこの人がヤッテいる音楽なんですけど、世間一般ではボサノバって認識されているんでしょうか?実際のところどうなのかは知りませんけど、わっちはこの人の音楽はボサノバだとは全く思っておりません。では何なのかと言うと、徹頭徹尾サンバだと思っております。まあ表面的にはオッサレーなブラジルのポップスって感じなんですけど、内包されたビートの力強さとか、内省的であるように見せかけて実は意外に開放的な感覚は、裏山のおじいさん達のサンバに共通するところが多々あるように感じられるんですよね~。だからこそ、わっちはこの人の音楽が好きなのでありますよ♪

 めぐりんはどうやらシコ・ブアルキよりも妹のクリスチーナの方が好きなようですが、わっちは兄貴の音楽の方が断然好きですね~。モロにサンビスタの妹よりも、根っこの部分でサンビスタの兄貴の方が、何だか奥が深くてカッコいいって気がするのであります。まあ兄貴は本格派のサンバなんて歌える力量は無いんでしょうけど、その音楽に向かう姿勢がステキ、そう感じてしまうのでやんす。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、シコ・ブアルキと言えばこの曲!という感じの曲でございます。」→コチラ

「もう1曲、ちょっとサウダージな美しい曲でございます。」→コチラ

2013年6月20日 (木)

興味津々音楽探求~CRISTINA 「RESGATE」

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 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、ブラジルのサンバ歌手クリスチーナ・ブアルキの92年盤「レスガッチ」です。前にころんさんがテレーザ・クリスチーナというサンバ歌手を取り上げてましたけど、その時にクリスチーナ・ブアルキさんの名前が出て来ました。その関係でわたしのところにこの人の盤が回って来たんですけど、シコ・ブアルキの妹さんということで、個人的には興味津々です!

 シコ・ブアルキという人は優れた作曲家ですけど、歌手としてはかなりヘッポコだと思います。そんな人の妹さんですから、一体どんな歌を歌うのかワクワクしていたのですが、聞いてみたらお兄さんみたいなヘッポコな感じは無くて、ちゃんとした(?)歌手ですね~。60年代に10代でデビューしていたらしく、それなりにキャリアは積んでいる人のようです。ただその割には、ベッチ・カルヴァーリョとかクララ・ヌネスみたいな超一流どころと比べると、随分素人っぽい無邪気な感覚がある人だと感じられますね。プロデューサーの田中勝則氏の解説によるとこのクリスチーナという人は、「ミーハー的な普通のサンバ・ファン」なんだそうです。ただ好きだから歌っているという、普通のサンバ・ファン的な感覚が歌に現れているのでしょうね。

「わたしも普通のサンバ・ファンですよ!」byめぐりん
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 それと、この人は地元では「最高のレパートリーを持つ女性歌手」と評価されているらしいのですが、とにかく良い曲を取り上げることで有名なんだそうです。単に好きな曲を取り上げているだけという感覚のようなのですが、素人っぽい無邪気な感覚が良い曲を呼び寄せているのかもしれませんね。ここでもカルトーラやネルソン・サルジェント、イヴォニ・ララ、エルトン・メディロス、コンビを組んでいたマウロ・ドゥアルチ等の曲を取り上げていますが、どの曲もとても親しみ易くてステキな曲だと思います。

 そんなステキな曲の数々をクリスチーナさんは楽しげに歌っているのですが、そのバックを支えている演奏が、これまた素晴らしくいい感じなんですよね~。ちょっとしんみりとしたサウダージ感覚を湛えつつ、サンバらしい賑やかな部分もしっかりとある演奏で、とってもわたし好みです♪曲によってはエスコーラ・ジ・サンバのポルテーラの人達が全面的に参加しているのですが、アルバム全体的にリズムが強調されている感じがするのは、ポルテーラの影響があるのかな~って気もしますね。別にどうでもいい話ですけど、ころんさんは抒情的なしっとりとしたマンゲイラが好みらしいですが、わたしはポルテーラの方が好みかも?まあ何にしても、とてもステキなアルバムだと思います。

 以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。今回は試聴が見つかりませんでしたので、試聴の貼り付けは無しです。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪

2013年6月15日 (土)

TERESA CRISTINA E GRUPO SEMENTE 「A MUSICA DE PAULINHO DA VIOLA」

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 肺炎も随分回復してそろそろ仕事復帰を考えている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?リハビリを兼ねて近所を散策したり、バスに乗って博多駅まで行ってみたりしているのですが、すぐに息が切れたり疲れてしまったりと、なかなかしんどい状況が続いております。そんな折にちょいとブックオフに寄ったりして、500円棚で見つけてしまったのが、今回取り上げますブラジルのサンバ歌手テレーザ・クリスチーナの、02年の2枚組であります。

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 このブツ、タイトルの通りバウリーニョ・ダ・ヴィオラの曲をヤッテいるのだと思われますが、2枚で全28曲というなかなかのボリュームでありまして、これがデビュー盤らしいのですが、なかなかの冒険心を持った歌手じゃな~と感心してしまったりして。ところでわっちは、サンバについては裏山のおじいサンバは色々と聞いて来ましたけれども、最近の歌手については疎くて、このテレーザ・クリスチーナなんて歌手も全く知りませんでした。調べてみると、サンバ・マニア(なんて存在するのか?)の間では有名人のようでありまして、結構高く評価されているようですね。

 まあサンバ・マニアの間で高く評価されようが、基準はわっちの耳だけですから関係は無いんですけど、実際に聞いてみると、これはなかなか良いではないですか!何だか久し振りに良いサンバを聞いたな~って気になってしまいますた…って、サンバ自体を久し振りに聞きましたので、良かろうが悪かろうが何であっても久し振りなんですけどね。

 ここに収録されているサンバなんですが、まずは伴奏がガチャガチャとうるさいタイプのモノではなくて、ショーロっぽい演奏なのが良いですね~。サンバって賑やかではあってもうるさいモノではなくて、しっとりしんみりとしたサウダージな部分を持っているモノでありますが、その点でこの伴奏は合格ですね。なんて思いながらブックレットをパラパラと見ていたら、シコ・ブアルキの妹クリスチーナ・ブアルキとかモナルコなんかのポルテーラの連中と一緒の写真なんかがあったりして、どうやらホンモノのサンビスタ達のバックアップもあるみたいですね~。そりゃあ良いモノが出来るはずですわ。

 テレーザさん本人の歌はいかにもサンバ歌手という感じの歌で、ちょっと低くてハスキーな声で歌うのですが、しっとりとした落ち着きがあってイイですね~。何だかベッチ・カルヴァーリョを思い出してしまったりて(←これは誉め過ぎ?)。ちょっと血圧低そうな歌声ではありますがなかなか爽やかですし、人の良さを感じさせるのがイイと思います。全然知らない歌手でしたが、その後のアルバムも聞いてみたいと思います・・・って、そんなモノが入手出来るのかどうかは知りませんけど。何にしても、イイ感じのサンバだと思いますよ♪わっちはめっさ気に入りました!

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、ノリの良い軽快な曲でございます。」→コチラ