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欧米 Feed

2013年9月 3日 (火)

興味津々音楽探求~GADJO DILO

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 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げるのは、「ガッジョ・ディーロ」という映画のサントラ盤です。98年の作品ですね。この映画は見たことがありませんので、どんな内容なのかは全く知りませんけど、面白い映画なんでしょうか?ころんさんが言うには、「サントラは結構評判になって、ジプシー音楽を体験するのには良いサンプルだって話を聞いたことがあります」ってことです。わたしはジプシー音楽は全然知りませんので、興味津々で聞いてみました!

 ジプシー音楽って、わたしのイメージ的にはジプシー・キングスみたいな派手なフラメンコっぽい感じなんですけど、このサントラの音楽は全然そんな感じではないです。前にちょっとだけ聞いたことがあるクレズマーというユダヤ音楽に似たような雰囲気で、物悲しい旋律が印象的な哀愁漂う音楽ですね。でも、もっと庶民的な感じと言うか、こんなことを言うのは失礼なんですけど、貧乏ったらしい音楽って言いますか、ヨーロッパ庶民の底辺にいる人々の惨めったらしい生活感が滲み出している音楽という気がします。惨めに泥をすするような生活をしている浮浪民達の嘆き節って感じで、わたしにはアメリカ黒人のブルースに似た雰囲気が感じられるんですけど、いかがでしょうか?もちろんブルースとは音楽性は全然違うんですけど、その在り方が似てるっていうか。

 とは言っても、流石に評判になったサントラ盤だけのことはありまして、惨めったらしい雰囲気の中にも色々な仕掛けがある音楽になっていますね。ブルガリアの合唱の発声に似た真っ直ぐな強い声の民俗音楽っぽい歌で始まって、クラリネットやフィドルを使った疾走感溢れる曲、まるで後悔の念を引きずっているかのような聞いているだけで惨めになって来るスローな曲、タブラを使ってクラブ・サウンド風に仕上げた曲、タンゴっぽい雰囲気の曲、ユニゾンなんだかコーラスなんだかワケがわからない合唱曲、ブラスと木管のバトルみたいなインストなどなど、本当にバラエティに富んでいます。アラブ音楽っぽさが感じられる部分もありますし、わたしにはとても面白い音楽に感じられますね~。

「とても面白いですね!」byめぐりん
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 ジプシー音楽はこれが初めての体験なんですけど、もう少し色々と聞いてみたくなって来ました。これまで何となく買わずにいた、タラフ・ドゥー何ちゃらとかも試してみようかな~って気になりました。色々と聞いてみたら、ジプシー音楽ってなかなか奥が深そうな気がするんですけど、どうなんでしょうかね~。あ、ところで、もしかしたらジプシーって言葉は今は使ったらダメでしたっけ?ロマって言わないといけないとか?

 以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪


「まずは1曲、クラブ・ミュージック風のジプシー音楽ですね。」→コチラ

「もう1曲、映画のワンシーンだと思いますけど、アラブ風のジプシー音楽ですね。」→コチラ

2013年8月30日 (金)

興味津々音楽探求~BULGARIAN POLYPHONY Ⅳ QUARTETTE SLAVEI

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 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げるのは、ブルガリアン・ポリフォニーⅣ「麗熟のカルテット・スラベイ」と題されたアルバムです。先日取り上げましたブルガリアン・ヴォイセス・アンジェリーテと同じく、ブルガリアの合唱の作品ですね。アンジェリーテを取り上げた時に、わたしは「これのどこが楽しい音楽なのか、全然その魅力がわかりません」と書きましたが、それを読んだころんさんが、「じゃあコレはどうです?」なんて言って、嫌がらせのように持って来たのがこのアルバムです。わたしはブルガリアの合唱は好きじゃないっちゅうの!

「好きじゃないっちゅうの!」byめぐりん
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 ころんさんが言うには、「アンジェリーテみたいな大人数の合唱と、スラベイみたいな小編成の合唱は、聞こえ方が全然違いますよ」ってことなので、仕方が無いので騙されたと思って聞いてみることにしました。すると、小編成な分音が減っていますから、確かに聞きやすくなっているように感じられますね。ラテンのバンド演奏でも、大編成の楽団演奏の音楽は魅力がわかりにくいけど、小編成は見通しがいい分わかりやすいってことがありますが、もしかしたらブルガリアの合唱もそうなのかもしれませんね。大編成の迫力が減った分、落ち着いて聞けるように思います。

 カルテット・スラベイのメンバー4人は、何れ劣らぬ名歌手ばかりなんだそうですが、特に中心メンバーのナダカ・カラジョバさんは名前の通り名高い人らしくて、ブルガリアの合唱の最高の歌い手とまで言われているそうですね。確かにこの人のソロ歌唱を聞くと、強靭な喉を持った凄い歌手なんだな~って感じられますね。とは言っても、他のメンバーの歌声とナダカさんの歌声を聞き分けられる程、わたしはスラベイに親しんでいるわけではありませんけど。でもこの4人の声の絡み方は、大編成のアンジェリーテの声の絡みに比べたら、ずっと耳に優しくて聞き易いと思います。それに、この4人の歌だったら、不気味とか怖いとか感じることも無くて、ブルガリアの音楽って結構親しみやすいのかな~なんて思えますね。

 まあだからと言って、この真っ直ぐで金属的な響きがある独特の発声や、マイナー調の沈んだ感じのメロディに慣れたわけではありませんが、少なくともブルガリアの合唱に対する苦手意識はちょっと減ったかなって気がします。ころんさんによると、「このスラベイよりも親しみ易い連中がいますよ」ってことですので、次回はそのグループを取り上げてみたいと思います。

 以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。今回はいい感じの試聴がありませんでしたので、試聴の貼り付けは無しです。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪

2013年8月27日 (火)

STEPHEN BISHOP 「CARELESS」

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 メリケンのシンガーソングライター、スティーヴン・ビショップの76年のデビュー盤であります。「オン・アンド・オン」とか「雨の日の恋」みたいなヒット曲も入っていますし、エリック・クラプトンやリー・リトナーみたいな名の知れた連中がゲスト参加していることで有名な、AORの名盤との誉れ高いアルバムですね~。先日、ブックオフの500円棚で発見致しました。ビショップ君のブツってなかなか中古に出て来ませんので、ゲット出来てラッキーでした♪

 ビショップ君のブツが中古に出て来ないのは、基本的にマイナーですからブツ自体が売れていないのと、好きな人はブツを手放すことがまず無いからでしょう。AORのファンって結構熱心な人が多いですからね~、誰にも教えること無く今夜も独りでしんみりと耳を傾けておられることでしょう。まあそういう大人の楽しみみたいな聞き方が出来るのが、AORの良い所であります。ガキには聞かせたくない大人の嗜み、それがAORなのであります(ホンマかいな?)。

 などと言いつつ、本当は今時AORなんて音楽を聞いているのは恥ずかしい限りでございますので、今の時代に「AORが好きだ!」などとはとても公に口に出来る事ではございません。特にビショップ君みたいな甘くてメロウでドリーミーで美しいAORは、持っているだけでも非常に恥ずかしいことであります。だからブツを中古に売り払いたくても、恥ずかしくて売りに行けない。よって中古に出て来ることが少ないワケであります。売り払う場合は、硬派なブツの間に挟んで売らねばならず、エロ本を他の雑誌の間に挟んでさり気なく買おうとするのと同じ心理が働いているワケでございます(?)。

 というどうでもいい冗談はさて置き、ビショップ君のデビュー盤でありますが、これが非常に素晴らしいのであります♪攻撃的な所が一切無い、スムーズでメロウでドリーミーでスウィートでセンチメンタルで、まるで耳と心が浄化されて行くかのような音楽でございます。BGMとして流していると、ちょっと感傷的な気分になったり、心優しくなったりする気がします。まあ反抗の音楽だったロックの成れの果てみたいな音楽ですけど、わっちはめっさ好きですね~。メロディが美しくて歌声が優しくて演奏が良いだけの音楽ですが、それだけ揃っていれば十分ですよね?

 余談ですが、このAORという音楽は意外に東南アジアでは親しまれておりまして、特にフィリピンはAOR的な音楽を作っている人が結構いるんですよね~。メロディや歌を大事にしている国ですから、AORは普通に大衆レベルで受け入れられたのでありましょう。今や本場では廃れてしまった音楽でありますが、フィリピンでは現役バリバリの音楽ですので、AOR好きは是非フィリピンに注目して欲しいな~と思う今日この頃でやんす。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、聞いて恥ずかしい名曲、『オン・アンド・オン』です。」→コチラ

「もう1曲、これまた聞いているのが恥ずかしい『雨の日の恋』です。」→コチラ

2013年8月21日 (水)

興味津々音楽探求~THE BULGARIAN VOICES ANGELITE 「ANGELINA」

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 皆様今晩は。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げるのは、ブルガリアの合唱グループ、ブルガリアン・ヴォイセス・アンジェリーテの今年発売のアルバムです。詳しい事はわかりませんが、ブルガリアの合唱のグループとしては最高峰の存在なんだそうです。

 実はわたしはブルガリアの合唱のことはあまり知らないんです。ころん棚にはブルガリアン・ヴォイスとか、フィリップ・クーテフ合唱団の来日記念盤とかが色々とあるんですけど、あんまり親しめなくて積極的には聞いていないんですよね~。ワールド系音楽愛好家の皆さんは、「ブルガリアの合唱は最高!」みたいにおっしゃいますけど、わたしとしては「?」って感じがするんです。だって、メロディは何だか暗くて憂鬱な感じがしますし、不協和音なんかも使った合唱は響きが怖い感じがして、ヨーロッパの暗くて不気味な森に迷い込んで出られなくなったような気分になってしまうんです。こんなことを言うのはおかしいんですけど、魔女の音楽って気がするんですよね・・・。

 ころんさんは、「夏に聞く涼しい音楽ってことで、気軽に接したらいいんじゃないですか?」なんて言いますけど、マイナー調の沈んだメロディと不気味な響きの合唱は確かに涼しい感じはしますが、まるで中世ヨーロッパを舞台にした暗くてドロドロした魔女映画のサントラみたいに聞こえてしまって、気軽に接する事なんて出来ません。皆さんにお聞きしたいんですけど、ブルガリアの合唱ってそんなに素晴らしい音楽なんでしょうか?

「そんなに素晴らしいですか?」byめぐりん
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 聞くところによると、中村とうよう氏がブルガリアの合唱を絶賛しておられたらしいですけど、中村氏が褒めてる音楽だから、なんだかよくわからないけどとりあえず素晴らしいと言っておこうか、みたいな人も多いのでは?なんて思ってしまいます。まあ実際はそんなことは無くて、単にわたしの好みの音楽ではないってだけのことなんだと思いますが、今のところわたしの耳には、これのどこが楽しい音楽なのか、全然その魅力がわかりません。

 う~ん、聞くほどに難しい音楽ですね~。とにかくよくわからないので、ころんさんに「ブルガリアの合唱のどこが良いんですか?」と聞いてみたら、一言、「良いと思ったことは無いですよ」ですって。えーっ!ブルガリアの合唱のアルバムを何枚も持ってるクセに、良いと思ったことが無いんですか?一体何なんでしょう、この人は!「だって楽しくないんだも~ん♪」とはころんさんの言葉ですが、とりあえず今の所は資料的な意味で持っていて、もしかしたら将来的に面白いと思う時が来るかもしれないので、棚に眠らせているんだそうです・・・。やっぱりこの人にはついて行けませんね。

 以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。下に試聴を貼り付けますので、よろしければお聞き下さい。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪


「とりあえず1曲、楽器の伴奏が入っていて、かなり聞き易いものを選んでみました。」→コチラ

2013年8月19日 (月)

RUFUS THOMAS 「THE PLATINUM COLLECTION」

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 ルーファス・トーマスというおっさんの顔と名前は随分前から知っていましたが、ちゃんと聞くのはこれが初めてであります。実を言いますと、黒人音楽や70年代のロックに関しては、「顔と名前は知ってるけど聞いたことが無い」というパターンが、わっちにはかなり多いです。ワールド系音楽は色々と聞いて来ましたけど、普通の音楽好きの人が良く知っているような英米の音楽についてはあまり知らないという、それがわっちなのでやんす。ちなみに、このおっさんの娘が、先日取り上げましたカーラ・トーマスであります。

 わっちにとっては人生初となるルーファス・トーマス盤でありますが、つい先日ブックオフで発見し、950円でゲットして来ました。ちなみにそのブックオフには、この「プラチナム・コレクション」シリーズが多々出て来ておりまして、これまで取り上げましたアーチー・ベルドン・コヴェイコースターズなんかは全て同じブックオフでゲットしております。他にもベティ・ライト、ベン・E・キング、ドリフターズ、ソロモン・バーク、マリ・ウィルソン等々、色々なブツが出て来ておりまして、しかもわっち以外に買う人がいないようですので、いつ行っても置いてある状態であります。全部わっちに買えってことか?買わないけど。

 というどうでもいい話はさて置き、ルーファス・トーマスであります。暑苦しいジャケの通り、暑苦しくて真っ黒いファンキーなR&Bをかまして来るワケでありますが、音楽的にはズッシリとヘヴィな感覚が濃厚であります。しかしルックスからも想像出来ると思いますが、おっさんの存在がめっさパワフル&コミカルですので、楽しいノベルティ・ソングとして聞けるのではないかと思います。まあ自ら「最も年寄りのテイーンエイジャー」などとワケわからんことを言ってるぐらいですから、基本的にふざけたおっさんであることに間違いは無いのですが、そんなカラッとしたユーモア感覚は、わっちは結構好きでやんす♪音楽に皮肉は要らないけどユーモアはあってもいい、などど言ったのはロン・セクスミスか誰かだったと思いますが、わっちもそう思います。

 何にしても、ふざけたおっさんがユーモア感覚たっぷりに歌う曲の数々を聞けるこのブツ、楽しくないワケがありません。聞く者を何が何でも楽しませようとする心意気はビシバシに伝わって来ますし、歌も演奏もブリバリにファンキーですから、聞いていて実際にめっさ楽しいワケでございます。ふざけてはいますけど、音楽には全力で取り組んでいるのはよくわかりますし、このおっさん、まさに芸人歌手の鑑って感じでございますな。素晴らしいと思いますね~。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、『犬も歩けば』ですな。」→コチラ

2013年8月18日 (日)

CHRIS CONNER 「SINGS LULLABYS OF BIRDLAND」

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 皆様今晩は。私老化防ぎ隊の理亜です。前回私が取り上げましたのベティ・ブレイクのアルバムに続き、今回もアメリカのジャズ歌手のアルバムを取り上げる事になりました。別に皆様には関係ありませんが、どうやらころんさんは、私にジャズのレビューを任せたいようです。「わっちはやっぱりジャズがイマイチよくわからないんでやんす」とか言って、私にジャズのアルバムを色々と回して来ますので、それなら私もジャズ素人ではありますが、今後はジャズ担当者としての自覚を持って記事を書いて行きたいと思います。

「ジャズ担当の理亜です。宜しくお願い致します。」by理亜
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 今回取り上げます「バードランドの子守唄」と題された54年のアルバムは、この度ベツレヘム・オリジナル・アルバム・コレクションのシリーズでリイシューされた作品ですが、クリス・コナーという歌手はベツレヘム以外の他のレーベルからも色々と作品を出している高名な人ですから、このアルバムも過去に何度もリイシューされているようです。しかし今回は1000円という値段設定ですから、幅広い層にお求め易くなっていると思います。ジャズ・ファンではなくても、この値段ならちょっと買ってみようかという気になれるのではないでしょうか?

 この作品は、まずはコナーさんが大きく口を開けて声を張り上げているようなジャケットが印象的で、まるでゴスペル歌手のような趣ですが、実際はそんなジャケットとは裏腹に、しっとりと落ち着いた大人の歌を聞かせてくれます。あ、これは解説に書いてあることですが、このアルバムのジャケットには、口を半分閉じているヴァージョンもあるそうです。今回のリイシューで2種類のジャケットが出されているわけではないと思いますが、その昔のLP時代に存在したのでしょうね。おそらく、どちらのヴァージョンもお持ちのマニアの方は、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

 ジャケットも魅力的な本作ですが、中身も素晴らしく魅力的だと思います。やや低目の落ち着いた声は、タイトルにある「子守唄」を歌うに相応しい、癒しの響きを持っていると感じられます。バックの演奏もコナーさんの歌に寄り添うような控え目な演奏で、実に上品だと思います。ただ感覚的には、中流から上流社会の人々の為に作られたような音楽という気がしてしまい、親しみ易い庶民的な感覚はあまり無いように思いますが、元々ジャズと言う音楽は上昇志向が強いものですから、庶民感覚などというものは必要ないのかもしれませんね。私がジャズを聞いていて感じる違和感は、もしかしたらその辺りにあるのかもしれません。

 まあ私のジャズに対する違和感はともかく、本作はほんの一時のハイソな気分を味わえる作品としては非常に優れていると思います。歌も演奏も納得の素晴らしさですし、ジャズ・ヴォーカルを聞いてみたいと思っておられる初心者の方にも、安心してお薦め出来る充実の一枚ではないでしょうか。あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお聞き下さいませ。


「1曲だけですが、タイトル曲をお聞き下さい。」→コチラ

2013年8月17日 (土)

BRUCE SPRINGSTEEN 「THE COLLECTION 1973-84」

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 先日ブックオフをプラプラしていますと、500円棚のオムニバス盤コーナーにちょっと目立つ赤いボックスがあるのに気が付きました。何じゃコレ?と思って手に取ってみると、何とブルース・スプリングスティーンのデビュー盤から「BORN IN THE U.S.A.」までの7枚のアルバムをセットにした、凄まじいボックス・セットではないですか!実は結構スプリングスティーン(長いので以下スプやん)好きのわっちは、スプやんの初期のアルバムは全部聞いてみたいと思っていましたので、願ったり叶ったりであります。喜んでゲット致しますた!しかも7枚セットで500円ですからね~♪この中には既に持っているブツが3枚含まれているんですけど、全然構いまへん!

 ところで何故わっちはスプやんが好きかと言いますと、何だかとても面白いじゃないですか、このおっさん。本来は物凄く真面目で根暗なおっさんだと思うのですが、感情が爆発した時に発揮する凄まじいパワーが半端じゃないですし、カッコいいとか悪いとか関係無しに、ジタバタともがいて悪あがきしているような姿に、とても親しみを感じるのでやんす。何と言いますか、とても正直なおっさんって気がするんですよね~。陰々滅々としながらのた打ち回って、泥まみれになりながらも立ち上がって前に進もうとする意思が感じられまして、とても人間的なおっさんだな~って思うのであります。ぶっちゃけカッコ悪いんですけど、でも何てカッコいいんだろう、な~んてね。

 まあわっちは、躁状態でノリノリ・ロックンロール・バカが炸裂しているエレクトリック・スプやんが大好きでありまして、トム浄土の幽霊がどーたらこーたら歌っているような欝状態のアコースティック・スプやんは好きではないんですけど、だって根暗なおっさんが本当に暗い音楽やってたら救いようがないでやんしょ?でも最近の異常な暑さのせいでトチ狂ったのか、このボックスの中で唯一のアコースティック・スプやん盤「ネブラスカ」を、真っ先に恐る恐る聞いてみたのですが、アメリカン・ゴシックの世界に繋がるような音楽性の奥深さに、わっちは驚いてしまったのでありますた!根暗が呼び寄せたメリケン・ゴシックの世界。アコースティック・スプやんも、ジタバタとカッコ悪くて面白いではないですか♪

 このボックス、7作品も入っていますので、全部聞き終わるのはいつになるかわかりませんけど、このおっさんの歴史を辿りながら発売順に聞いて行きたいと思っております。気が向けば個々のアルバムをネタにしてみようかな~と思いますが、気が向くかどうかは定かではございません・・・。あと、今回は試聴の貼り付けは無しでやんす。

2013年8月16日 (金)

MARIA McKEE

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 プロデューサーがミッチェル・フルーム、エンジニアがチャド・ブレイクと言えば、90年代のロック・シーンでは泣く子も黙る(?)過激で奇天烈な音作りをするコンビというイメージがあるかと思います。実際にロン・セクスミスのデビュー盤とかスザンヌ・ヴェガの何枚か、そしてリチャード・トンプソンの諸作やロス・ロボスのアルバム等、このコンビが関わったブツは、色々なメディアで絶賛されていましたよね~。今回のアルバムは、ローン・ジャスティスのヴォーカルとして日本でもかなり人気のあったマリア・マッキーが89年に出したソロ第一弾のアルバムですが、実はこのコンビがプロデュースとエンジニアをヤッテいます。

 などということは全く意識すること無く、単なるマリア・マッキー好きだったわっちは、このブツの発売日に大阪は梅田のingsにあったブツ屋でゲットしたのでありますた。そして嬉々としてブツを再生したわっちは、「ありゃりゃ?」と思ったのでありますた。と言うのも、パンキッシュなまでにパワーと勢いが溢れていたローン・ジャスティスのデビュー盤が大好きだったわっちは、このアルバムでの落ち着いたと言うか大人しくなったマリアっちの姿に、かなりの違和感を持ったのでありますた。とは言えルックスも含めて大好きな歌手ですから、CDが擦り切れる位に聞きまくって、結局はめっさ好きなブツになったんですけどね~♪

 このアルバムに関して言えば、フルーム&ブレイク・コンビによる変な音作りは全然ありません。安っぽいオルガンの響きがいかにもミッチェル・フルームらしくはありますが、主役は音作りよりもマリアっちの歌でありまして、歌を生かす為の控え目な音作りが実にイイ感じです。おそらくマリアっち自身はバンドの時のイメージを払拭して、大人の歌手へ成長した姿を見せたかったんじゃないかと推測しますが、それは十分に成功していると思いますね~。というワケで、新生マリアっちの姿を、わっちは持ち前の広い心で(?)好意的に受け止めたのでありますた。

 ただ、昔は大好きでよく聞いていたブツでも、現在の耳で聞いてみたら「何じゃこりゃ?」ということは往々にしてよくあることではあります。とりあえずは先日ですが、マリアっちのソロ第二弾を取り上げましたので、ついでにこの第一弾も棚から引っ張り出して聞いているワケでございますが、ぶっちゃけ、実に素晴らしいと思います♪マリアっちに対する思い入れが随分薄れた分、当時よりも遥かに冷静な耳で聞いておりますが、コレはやはり優れた歌手による優れたアルバムだと断言出来ますね~。カントリー風のロックをベースにしながら、R&Bやブルースの要素も取り入れつつ、スッキリ爽やかなヴォーカル・アルバムに仕上がっている辺り、歌手の力量と制作陣の手腕が見事にバランスが取れているブツだと思います。イヤイヤ、マジで良いですわ。この夏の定番アルバムになってしまっている、今日この頃でやんす。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、何だか夏っぽく感じる曲なんですけどね~。」→コチラ

「もう1曲、ライヴ音源ですが、ライヴ映像が出て来ません。」→コチラ

2013年8月15日 (木)

THE O’JAYS 「THE VERY BEST OF THE O’JAYS」

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 これまでオージェイズなるグループが存在することは知っていましたが、一度として聴いた事はありませんでした。しかしこの度フラリと立ち寄ったブックオフの500円コーナーで、この98年発売の21曲入りベスト盤を発見しまして、喜んでゲットした次第でございます。オージェイズはフィリー・ソウルを代表するグループですからね~、前からずっと聞きたいと思っていたのでやんす。

 まあわっちにとってはフィリー・ソウルなる名称は別にどうでもよくて、単に都会的で洗練されたソウルという意味だとしか思っていないんですけど、オージェイズというグループにはこの都会的で洗練された音作りが実に良く合っていて、名称なんてどうでもいいとは言いつつも、「これぞフィリー・ソウル!」なんて言いたくなるような本当に素晴らしい音楽をヤッテいるグループだと思います。まずは歌がとても良いのですが、男らしいパワーに溢れていながら決して暑苦しくはならず、洗練されたスマートな紳士という雰囲気なのがカッコいいと思います。ソウルど素人のわっちがこんなことを言うのも変なんですけど、都会的なポップ・ソウルはオージェイズで頂点を極めたという実感がありますね~。

 音作りや歌だけでなく、曲も実に良いモノが揃っていまして、ギャンブル&ハフとトム・ベルの仕事はここで完成の域に達したという気がしますね。ただ、これ程までのレベルに達してしまうと、この後は一体どうすんの?ってな気分にもなってしまうワケでございますが、その心配の通り(?)その後のソウルは軽薄なディスコ・ブームとか軟弱なブラコンを経て、下降線を辿って行くのでありますた。

 まあ何にせよ、サザン・ソウルはオーティス・レディングあたりで頂点を極め、ノーザン・ソウルはどの辺で頂点を極めたのかは知りませんけど(マーヴィン・ゲイあたり?)、都会的なポップ・ソウルはオージェイズとスピナーズ辺りで頂点に達したワケでありまして、そんな実力派のオージェイズの歌を21曲もまとめて聞けるのは、とても嬉しい事であります。多分このグループの音楽は、黒人音楽が嫌いじゃなければ、誰が聞いても素晴らしいと思えるモノなんじゃないですかね~。オージェイズ、大好きです♪ヒワイイ大使のはりーは、オージェイズよりもスピナーズの方が好きなんだそうですが、スピナーズに関しては、近い内にはりーの「赤点先生の音楽添削」で取り上げてもらおうと思っておりますので、お楽しみに~・・・って、誰が楽しみにするんだ?

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、名曲ですね。」→コチラ

「もう1曲、これまた名曲ですね。」→コチラ

2013年8月 9日 (金)

赤点先生の音楽添削~THE DYNAMICS 「THE FIRST LANDING」

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 みなさんこんばんは~。ヒワイイ大使のカワイイ担当はりーなのです~。今回は~、デトロイト出身のソウル・ヴォーカル・グループ~、ダイナミックスの69年盤を取り上げるのです~。これもいつもの如く~、アトランティックのR&Bベストコレクション1000円シリーズの一枚だよ~♪ちなみに~、日本初CD化らしいのです~。このシリーズって~、日本初とか世界初が色々とあって~、嬉しいよね~。

 ダイナミックスは~、先日破綻したデトロイト出身だけど~、デトロイトと言えばモータウンだよね~。ノーザン・ソウルの聖地なのです~。だからダイナミックスもモータウン・サウンドみたいに思っちゃうけど~、実はこのブツはサザン・ソウルのメッカ~、メンフィスで制作されているのです~。モータウンの特徴のタンバリンの音が入ってる曲もあるけど~、音自体はサザン・ソウルなのです~。だから~、どっちかと言えば~、暑苦しいタイプのグループなのです~。でも暑苦しいだけじゃなくて~、ノーザン・ソウルっぽいポップに整理された部分もあって~、そのバランス具合がとってもイイのです~。

「バランスがとってもイイのです~。」byはりー
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 どの曲も躍動感が溢れていて凄く楽しいんだけど~、特に1曲目は素晴らしく暑苦しい仕上がりで~、最高なのです~!飛び散る汗と熱い熱~いソウルが感じられる~、エネルギー爆発の名曲なのです~。リードのアイザック・ハリスは~、オーティス・レディングとかウィルソン・ピケットからサザン・ソウルの良い部分をしっかりと受け継いでる~、とっても良い歌手だよね~。そこに絡んで来る~、ファルセットを使ったコーラスがスウィート・ソウルっぽくて~、熱いリードとの対比がイイ感じなのです~。田舎っぽさに都会的な洗練を加えて~、とても塩加減(?)が良いと思うのです~。

 あと~、ファルセットのジョージ・ホワイトもリードを取るんだけど~、これがまたとってもスウィートで~、ゾクゾクする位にステキなのです~♪でも~、スウィートなんだけど~、程好い田舎っぽさがあるから~、ブルー・マジックみたいにドリーミーに甘い甘~いって感じじゃなくて~、スッキリ爽やかな甘さなのです~。だから~、スウィート・ソウルが苦手な人でも~、十分に聞ける甘さだと思うのです~。ウソだと思うなら~、一度試してみてね~。

 はりーは~、このダイナミックスって全然知らなかったんだけど~、これは本当に素晴らしい盤だと思うのです~。曲は粒揃いだし~、リードは二人とも実力者だし~、言う事無しなのです~。というワケで~、赤点先生の採点は~、97点なのです~。隠れた名盤だと思うのです~。

 以上~、ヒワイイ大使のはりーでした~。あと~、下に試聴を貼り付けとくので~、良かったら聞いてみてね~。また会いましょ~♪


「まずは1曲~、この盤の1曲目なのです~。名曲なのです~。」→コチラ

「もう1曲~、ファルセットがリードなのです~。甘い歌なのです~。」→コチラ