Powered by Six Apart

フィリピン Feed

2013年9月 4日 (水)

YENG CONSTANTINO 「METAMORPHOSIS」

Pyengconstantino011
 フィリピンのロック歌手イェン・コンスタンティーノの、今年発売の新作でございます。イェンちゃんにつきましては10代でデビューした頃から追っ掛けているのでありますが、前作のライヴ盤があまりに下品でやる気のカケラも感じられないとんでもないクズ盤でしたので、もうこの娘はダメだと思っておりました。自分で曲を書いて演奏も出来る将来有望な歌手だと思っていたのですが、周りにチヤホヤされ過ぎて図に乗ってしまったのでしょうかね~、あまりにファンをナメたクソのようなクズ歌唱を聞かせるライヴ盤なんぞ出しおって、オマエなんぞもう引退してしまえ!などと思ったものでありますた。

こちらがクソライヴ盤。聞く価値無しのクズ盤です。
Pyengconstantino010

 ところが今年になって性懲りも無く(?)新作をリリースして来ましたので、もしかしたら反省の色が少しは出ている作品になっているのかな~ってことで、ちょっとだけ期待してゲットしてみた次第であります。もし再びファンをナメたようなブツだったら、その時は完全に見捨ててやろうってことで。で、実際に聞いてみますと、どうやら心を入れ替えて音楽に取り組もうとしている様子が窺えまして、少々安心致しました。前作のライヴ盤が本国でどのように受けとめられたのかは知りませんが、心あるスタッフやファンからは随分怒られたんじゃないでしょうかね~。

 元々この娘は熱血ハードロック娘で、自分で書いた曲を拙いながらも懸命に歌っているその姿勢がステキという歌手でありました。何か伝えたい事があって、それを何とか表現しようとしている心の熱さが伝わって来るのが魅力だったワケであります。今回もその姿勢には変化が無いと感じられまして、わっちとしましては安心したのでありました。歌そのものは未だに拙いながらも、心を込めて気持ちを伝えようとしていると感じられますし、やる気もしっかりと伝わって来ます。ただ、表現方法の部分で随分変わって来たな~という印象があるんですよね~。

 これまではギターを中心としたハードロック的な音作りをしていたのでありますが、今回は随分クラブ・サウンド寄りになって来たと言いますか、ハードな音作りに頼らないポップな感覚が前面に出て来ておりまして、一人の歌手としての力を試して来たのかな~という感じがするんですよね~。前作のライヴの歌があまりに酷過ぎましたので、この方向性は意外と言えば意外なんですけど、わっちの耳にはこの試みは成功しているように聞こえます。先程も申しましたように、歌は拙いながらも気持ちは伝わって来ますし、歌に込めた熱量もしっかりと感じられます。ハードでお転婆なだけではない、大人に成長しつつある姿を見ることが出来て、何だか嬉しく思う今日この頃でやんす・・・って、すっかり娘を見守る親の気分になってしまってますね~。何だかんだ言って、やっぱりわっちはイェンちゃんが好きなんでやんす。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、『ばばい』というタイトルですね。楽しい曲ですよ♪」→コチラ

「もう1曲、ポップでカワイイ曲です。」→コチラ

2013年8月29日 (木)

SARAH GERONIMO 「EXPRESSIONS」

Psarahgeronimo003
 今やフィリピンNO.1の歌手に成長したサラ・ヘロニモ(以下ヘロやん)の、今年発売の新作であります。前作の「PURE OPM CLASSICS」は本当に素晴らしい傑作で、昨年のわっちのベスト10に入賞しましたが、このブツはそれ以来の新作ですから、本当に待ちに待った一枚って感じでございます。とりあえずはこのジャケが目を惹くんですけど、ヘロやんって随分大人っぽくなりましたよね~。15歳位でデビューしたあの小娘がこんなに大きくなって、何だか感慨深いものがあります・・・って、ヘロやんも既に25歳ですから、そりゃあ大人っぽくもなりますわな。

 実はわっちは、以前はヘロやんのことはあまり好きではなかったのですが、08年の「OPM」の素晴らしさに驚愕して以来、すっかりファンになってしまいました。そしてトドメが昨年の「PURE OPM CLASSICS」でありますよ!アレでわっちは完全にKOされてしまいまして、「ヘロやんは現在のOPM界最高の歌手である!」などと考えるようになった次第でございます。昔は下品に声をキーキーと張り上げるだけの小娘でしたが、今は不必要に声を張り上げること無く、押しも引きもしっかりと心得たニュアンスに富んだ歌を聞かせてくれる、素晴らしい大人の歌手に成長しておりますよ!

 今回のブツは、タガログ語オンリーのOPMクラシックを取り上げた前作のような企画モノではなく、肩肘張ること無くタガログ語の曲も英語の曲も取り上げていますが、ヘロやんは実に自然体の伸びやかな歌を聞かせてくれます。さらっとさり気なく歌っているのが、本当に素晴らしいですね~。フィリピンの女性歌手って、まるでメリケンの下品な歌手のコピーの如くR&B系の曲を声を張り上げて歌うという印象があるかと思いますが、ヘロやんの歌はそんな連中とは一線を画していると思います。これぞOPM的な歌だと言えるんじゃないでしょうかね~。

 まあヘロやんの歌って、言ってみればフィリピン人によるフィリピン人の為の歌なんですけど、インターナショナルなことを意識せずにただフィリピンの人達の為に心を込めて歌っているだけだからこそ、かえってわっちのような外国人にも豊かな歌心が感じられるのでありましょう。流石にヘロやん、ステキなブツを出してくれますわ。しばらくはヘロやんの歌に浸ってしまいそうでやんす。今回のアルバムも、当然ベスト10の候補ですね~♪あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

 それから、masahiroさんにご連絡でございますが、DVDが届きました♪ありがとうございました!わっちもキッチーのブツを本日お送りしましたので、しばらくお待ち下さいませ~。


「まずは1曲、しっとり系ですね~。」→コチラ

「もう1曲、しっとり系ですけど、何だか言葉の響きが面白いですね~♪」→コチラ

2013年8月28日 (水)

MOONSTAR88 「THIS YEAR」

Pmoonstar88005
 日本にはAKB48がいますが、フィリピンにはムーンスター48・・・じゃなくて88がいます。などと言ったらムーンスター88は大人数のアイドル・グループと思われてしまうんでしょうが、本当は4人組のロック・バンドであります。まあフィリピンの大所帯アイドル・グループがあるなら、是非聞いてみたいですけどね~。

 それはさて置きこのブツでありますが、ジャケが「ADOBO DESIGN AWARDS 2013」でベスト・デザイン賞を獲得したそうです。飛び出す絵本風の構造になっておりまして(飛び出さないけど)、なかなか凝った作りなんですが、わっちはあまり好きではないんですよね~。と言いますのは、ジャケの緑星人なんですけど、ジャケをめくって行くと突如苦しみ出して、最後はバラバラに破裂してしまうのでありますた・・・。これはちょっと残酷過ぎませんかね~。と言うか、気持ち悪いし。

 ジャケのせいで少々ヘコみながら聞き始めたのでございますが、内容の方は流石にムーンスター88でありまして、実に良く出来ていますな。この連中は元々は軽快で爽やかなカワイイポップスを演奏していたバンドなのですが、前作でかなりロック的な音作りに変化して、ちょっとムーンスターらしくないな~という方向性になってしまいました(そのせいで稀有な歌手、エセル・ヴァン・オメンが脱退した?)。まあ今回もロック的な音作りではありますけど、昔のカワイイ系ポップスを彷彿させる部分が戻って来まして、バランス的に非常に良くなったという印象がありますね。何と言いますか、わっちの好きなムーンスターが帰って来たって感じがするのでやんす。

 などと思いつつ、棚から前作を引っ張り出して来て聞き比べてみたら・・・ありゃりゃ、自分が持っていた印象よりもずっとポップでカワイイ感じがありまして、めっさ良いではないですか!ぶっちゃけ、今回のアルバムは前作の延長線上の仕上がりになっていると思います。え~、こんなにポップな仕上がりだったっけな~?うーむ、やっぱりわっちの耳なんてエエ加減なモノでやんすね~。すいません、ホントにテキトーで。

 まあわっちの耳はテキトーですけど、この連中の音楽は実にステキだと思います・・・って、テキトーな耳のヤツが言ってることなんて誰にも信用してもらえないと思いますけど、カラッと明るくてポップなロックに興味がおありの方であれば、聞いてみて損は無いかと存じます。ヴォーカルの女子の声もカワイイですし、なかなかに耳をくすぐる音楽なのではないかと思います。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、軽快なポップ・ロックです。」→コチラ

「もう1曲、カワイイ系でございます。ジャケの緑星人と野比のび子みたいなのが出て来ます。」→コチラ

2013年8月25日 (日)

MIA MUSIC & BOOKSでゲットしたフィリピンのブツ2013.8月その2

 先日MIAさんでフィリピンのブツを4枚ゲットしましたが、引き続きまた4枚のブツをゲットしましたので、また備忘録を兼ねて記しておこうかと思います。それでは早速。

1,Yeng Constantino 「Metamorphosis」
Pyengconstantino011

2,Geneva Cruz 「To Manila」
Pgenevacruz002

3,KZ Tandingan 「KZ Tandingan」
Pkztandingan001

4,Nyoy Volante 「Tuloy Pa Rin」
Pnyoyvolante002
 以上の4枚でございます。1につきましてはデビュー時から追いかけておりますので、ゲットしないワケには行きません。2はスモーキー・マウンテンのメンバーですが、久し振り~のアルバムですね。3はMIAさんオススメの新人、4は才人シンガーソングライターですね。どれも非常に楽しみなモノばかりですが、この中からベスト10入りするような作品が出て来るかな?

2013年8月23日 (金)

FRANCO 「SOUL ADVENTURER」

Pfranco002
 フィリピンのハードロック・バンド、フランコの今年発売の2枚目のアルバムでございます。デビュー盤が09年でしたから、4年ぶりですね~。もっとコンスタントに新作出しなさいよ、ホンマ。前回取り上げましたキッチー・ナダルと言いこのフランコと言い、一体何やってるんですかね~。あまりファンを待たせてはいけません。まあフランコなんて言うと、コンゴのリンガラの巨匠を思い浮かべる方が殆どだと思いますけど、フィリピンにはフランコなんてバンドがいるのでございます。

 それにしてもフランコのデビュー盤は素晴らしい作品でありまして、疾走感に溢れるハードな歌と演奏がメチャクチャにカッコ良く、フアン・デ・ラ・クルースに始まってレイザー・バック、ウルフ・ギャング等を経て連綿と続いて来たフィリピン・ハードロックの正統な継承者という手応えが、しっかりと感じられた傑作でございました。音楽的にもハードロック一辺倒ではなく、レゲエやダブの手法を使ったりして一筋縄では行かない奥の深さを感じさせてくれまして、これは本当に凄い連中が出て来たと心から思ったものでありました。そんな連中の2枚目のアルバムですから、それはそれはもう楽しみなのは当然でございます♪

こちらがデビュー盤
Pfranco001

 そんなフランコの新作でございますが、基本はハードロックなんですけど、前作のような疾走感溢れる音ではなく、よりヘヴィな音作りを打ち出して来たように感じられます。前作はバンド・サウンドの妙を聞かせるような作りになっていましたが、今回はテンポも少々落としてヘヴィな音作りをじっくりと聞かせつつ、同時にフランコの歌を前面に押し出して来たように聞こえますね。言ってみれば、ヘヴィなサウンドのヴォーカル・アルバムという感じの趣があります。変化の方向性としてはありだと思いますけど、こういう音作りにすると、フランコの歌の欠点もチラホラと見えて来るのでありますた。

 それは何かと言いますと、ぶっちゃけ、フランコの歌は歯切れの良さに欠けるのであります。疾走感溢れる音であればあまり目立ちませんが、歌をじっくり聞かせるとなると、少々のっぺりした感じの歌い方ですので、リズムのノリがあまりよろしくないように聞こえてしまうんですよね~。声は非常に男っぽくてカッコいいのですが、歌をじっくり聞かせるにはまだ時期尚早だったかな~という気がしないでもないのであります。この方向性は、あと何枚かアルバムを重ねてからでも良かったのでは?という気が致します。

 などとツラツラ考えながらブックレットを見ていたら、ありゃりゃ、今回のアルバムはバンド編成じゃなくて、フランコ単独名義のアルバムになっている?前作は5人編成のバンドだったのですが、今回はフランコがギターとベースを弾いて、ドラムをゲストに叩いてもらっている形みたいですね。う~む、これはフランコのソロ・アルバムなんでしょうかね~。ならフランコの歌をじっくり聞かせようとする方向に走ったのも、納得が行きます。もしかしたら4年のブランクは、ソロになる準備期間だったのかもしれませんね。でも、わっちとしては、前作のバンド編成の方が好きなのでやんす・・・。まあ、このアルバムもカッコいいことに間違いはないんですけどね~。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、ブルース感覚があるスローでヘヴィな曲ですね。」→コチラ

2013年8月22日 (木)

KITCHIE NADAL 「MALAYA」

Pkitchienadal005
 フィリピンのシンガーソングライター、キッチー・ナダルの新作がやっと出ました!前作が08年でしたから、5年ぶりになりますね~。前作の「ラヴレター」は、それまでバンド・サウンド的な音を聞かせていたキッチーが、プログラミングなんかを多用してより内省的でパーソナルな世界を作り上げて、それまでとは違った新機軸を打ち出して来た作品だっただけに、その後の展開が非常に楽しみだったのですが、忽然と姿を消して音信不通になってしまいましたので、もう引退してしまったのだと思っていました。しかしここに来て突然の復活ですから、もちろん嬉しいんですけど、「今まで何やっとったんじゃボケーっ」などと言いたくなってしまいますね~。

 この新作でございますが、まずはあの可愛かったキッチーが随分オバハンっぽくなってしまったジャケに、少々ショックを受けてしまうんですけど、5年ぶりですからね~、多少老けてしまうのは当然かもしれません。でも姉貴分的存在のバービー・アルマルビスはあまりルックスの劣化が無いですから、妹分の方が早く老けてしまうのはちょっと・・・。などと思いつつブツを再生したワケでございますが、音の方は前作の延長線上にありまして、ルックスみたいに老けてはいないですね。歌声は以前の通り、舌足らずな可愛らしさは残ってますよ♪

 今回の音作りで気付かされるのは、より民俗色が強くなって来たことですね。独特な民俗楽器の音を使うことで、エスノなエキゾ風味がかなり感じられるんですけど、わかりやすく言えば「お前はグレース・ノノに弟子入りしたんかい!」って感じの音なのであります・・・って、全然わかりやすくないですね。聞いていると、ロックとエスノのハイブリッドな融合なんてフレーズを思い浮かべてしまうんですけど、その辺はバヤン・バリオスシンシア・アレクサンダー(こいつも消息不明!)と共通する部分が多いと思います。ただ、スケールが非常に大きく深化して内省的になった大傑作の前作と比べると、音作りがかなりプリミティヴと言いますか、精神性よりもまずは肉体性の表現を優先したという感覚があります。

こちらが大傑作の前作、「ラヴレター」です。
Gkitchie005

 う~む、何と言いますか、久し振りの新作は、民俗色を強めることで原始的なパワーを取り戻そうとしている感じでありまして、音楽的な方向性は前作の延長線上なんですけど、表面的な表現方法が対照的という印象ですね~。どちらが良いかと言えば、人それぞれになるんでしょうけど、わっちの好みとしては才気迸る鮮烈な世界を聞かせてくれた前作の方でやんすが、今回のブツも非常に魅力的であることに間違いはありません。前作で目覚めたフィリピン音楽界の怪物は、眠っていた期間が長かった割にはしっかりと覚醒しているって感じでございます。というワケで、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。

 あ、ところでわっちは前作の「ラヴレター」を手違いで2枚持っているのですが、その内の未開封の1枚を、どなたか物々交換しませんか?わっちが持ってないブツと交換して下さる方がいらっしゃったら、とっても幸いでございます~♪ジャンルは問いませんよ!1名様限定で、早い者勝ちです・・・って、こんなブツを欲しがる方がいらっしゃるとは思えませんが。


「とりあえず1曲、タイトル曲をどうぞ。」→コチラ

2013年8月10日 (土)

MIA MUSIC & BOOKSでゲットしたフィリピンのブツ2013.8月

 今年は黒人音楽にズッポリとハマってしまった為に、東南アジアの音楽をほとんど聞いていない状態になっていましたが、ここに来てようやくフィリピンのブツをゲット致しました!備忘録を兼ねて下に並べておこうと思います。各ブツのネタはボチボチと書いて行こうと思っております。

1、KITCHIE NADAL 「MALAYA」
Pkitchienadal005

2、MOONSTAR 88 「THIS YEAR」
Pmoonstar88005

3、FRANCO 「SOUL ADVENTURER」
Pfranco002

4、SARAH GERONIMO 「EXPRESSIONS」
Psarahgeronimo003

 今回は以上の4枚でございます。いつもに比べたら少なめですが、これからもフィリピンのブツはボチボチと色々ゲットして行きたいと思っております。1はミーハー的に好きな歌手ですし、2と3も以前から好きなバンドです。4は昨年のベスト10に入れた歌手の新作であります。どのブツもまだ全然聞いていませんが、これから聞くのが楽しみなブツばかりでございます~♪

2013年1月23日 (水)

JOLINA 「JOLINA」

Pjolina003
 フィリピンの女優兼歌手ジョリーナ・マグダンガルの、98年のアルバムでございます。先日は96年のデビュー盤を取り上げましたが、コレはそれに続く2枚目のアルバムですね。タイトルもシンプルに「ジョリーナ」と、自分の名前を冠していますから、まあ自分の代表作みたいな位置付けで出したのではないかと思われます。

 その割にはジャケ写が和田アキ子を思わせる写りになっているのが「?」ではありますが、インナーには人の良さを感じさせるカワイイ写真が満載ですから、まあ許しましょう。ジョリーナって決して美人ではありませんが、三枚目が似合いそうな愛嬌のある実に親しみやすい表情がイイですよね~。うーむ、結構萌えてしまいまする~♪

三枚目?
Pjolina004

 というどうでもいい話はさて置き、前にも言いましたが、ジョリーナは圧倒的な歌唱力を持つとかいうワケではないんですけど、何だか人柄の良さとか可愛らしさを感じさせる、聞いていて実に気分が良い歌を歌う人であります。それはこのアルバムでも同様でございまして、デビュー盤よりも自信を付けたと感じられる歌唱は、本業は歌手ではないのにも関わらず、更に歌手っぽくなっていると感じられます。イヤイヤ、イイ歌を歌いますわ、この人は。もしかして子供の頃は、結構なコンテスト荒しだったのかもしれませんね~。

 デビュー盤は「カワイイ」というイメージが先行する作りになっていましたが、この2枚目は既に本格派の歌手路線となっていまして、曲によっては壮大なオーケストレーションをバックにしたりして、可憐さを残しつつも堂々たる歌いっぷりを披露しています。曲はいかにもフィリピンの人達が大好きそうな美メロのバラードが満載でございまして、フィリピン音楽に慣れていなければ少々食傷気味になってしまいそうな感じではありますけれども、実に良く出来ているアルバムだと思います。普通に洋楽ポップスのバラードがお好きな方なら、普通に親しめる作品ではないかと思われます。

 それから、前にデビュー盤を取り上げた時に書き忘れたことなんですけど、デビュー盤にしてもこのブツにしても、何故か英語ではなくてタガログ語の曲が多いんですよね~。最近は意識的にタガログ語の曲を取り上げて民族性を高らかに謳い上げる作品が出て来ていますけど、ジョリーナの場合はデビュー時からフィリピン人としての誇りを前面に押し出している?・・・なんてことは無いと思いますが、安直に英語でメリケン・ポップスのカバーをする女性歌手だらけのOPM業界メインストリームの中では、なかなか珍しい作品かもしれませんね~。うーむ、イイじゃないですか、ジョリーナ。わっちは大好きでやんすよ!

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まzは1曲、アコースティックで爽やかですね~。」→コチラ

「もう1曲、何だか心洗われるような感じですね。」→コチラ

2013年1月16日 (水)

AEGIS 「MAHAL NA MAHAL KITA」

Paegis001
 フィリピンのロックバンド、イージスの2000年のアルバムです。ノース天神ブックオフにて、500円でゲット致しました。ちなみにこのブツが、今年一番最初にゲットしたブツでございます。一年の最初がフィリピンのブツなんて、何だかとってもイイ感じ~♪他にもう一枚タイのブツを買ったのですが、名前が読めないので誰のブツなのかは全くわかりません・・・。

 で、イージスでございますが、結成は95年らしいんですけど、メンバーのルックスを見ると既に30年以上ヤッテいそうな超ベテランの雰囲気がありますね~。まあ結成して既に17年以上になるワケですから、ベテランっちゃあベテランなワケでありまして、老けている(?)のも当然かと。この連中は女5、男1という構成なんですが、こんなバンドって他に見たことありませんよね?あ、ヒワイイ大使にわっちがメンバーとして入れば、女5、男1になりますね!・・・って、激しくどうでもいい話でありますた。失礼致しますた。それにしてもこの連中みたいにオバハン面が5人も揃っていたら、わっちみたいな若い娘好きは「何じゃこりゃ?」なんて思ってしまうのですが、もしかしたら熟女好きには堪らないバンドなのかもしれません。

 この連中がヤッテいるのは基本的にハードロックと言えますが、そこは女性が多いバンドでございますから耳当たりはそれ程ハードではなくて、華麗なコーラスワークやシンセの音なんかも効果的に使いながら、実に聞きやすい音作りをしていると感じられます。いかにもフィリピンの人達が好きそうな、美メロのバラードタイプの曲もしっかりと入っていますしね~。

 ただ、多分ですけど、このヴォーカルは好き嫌いが分かれるのではないかと思います。と言いますのは、この女性ヴォーカルが結構クセのある歌い方をするからでございます。何と言いますか、盛り上がって来て力が入るような所になりますと、カエルを潰したような声と言いますか、「そんな歌い方しとったら喉潰れるぞ」みたいなダミ声風の発声をするのでありますよ。それを不自然に感じてしまうと、ちょいと耳障りだと思ってしまう方もおられるのではないかと。でも、「そんな力の入れ方がカワイイ!」なんて感じられるのであれば、萌えられる歌かもしれません?

 何にしても、爽快でポップでスピード感のあるハードロックでありますから、気分良く聞けるブツだと思います。わっちはこの連中、結構好きでやんすよ!あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、情念のスローなハードロックですね。」→コチラ

「もう1曲、爽やかロックでございますな。」→コチラ

2013年1月10日 (木)

JOLINA 「A WISH COMES TRUE」

Pjolina002
 フィリピンの女優兼歌手ジョリーナ・マグダンガルの、96年のデビュー・アルバムです。ジョリーナが18歳の時のブツですね~。昨年の関西旅でプランテーションにてゲットしたブツですが、今時本国でさえもゲット出来るブツではありませんから、めっさ嬉しい一枚であります♪ジョリーナのブツは「ころんの音楽探訪」の時に一度取り上げたことがありますが、実に真っ当なポップスでありまして、今でも大好きなブツでございます。

 ジョリーナは本職は歌手ではないのですが、本業が歌手の連中と遜色の無い魅力を持っておりまして、別に圧倒的な歌唱力を持つとかいうワケではないんですけど、何だか人柄の良さとか可愛らしさを感じさせる、聞いていて実に気分が良い歌であります。親しみ易いルックスの通りの歌って感じですかね~。ホンワカと萌えられる、とってもイイ感じの歌でございますよ!

 フツーのポップスと言えば確かにその通りの音楽ではありますが、ルックスが可愛らしくて歌が魅力的で、ポップな曲がズラリと揃っていて、若手の女優さんに合わせたカワイイアレンジになっていて、とても親しみ易い仕上がりになっているワケでございますから、フツーのポップスにこれ以上求めることなんて無いですよね?ただの音楽好きであるわっちには、こういう真っ当でフツーなポップスというのは、極めて魅力的なのであります。ワールド系音楽マニアよりも、普通に洋楽ポップスに親しんでいる人に受け入れてもらえそうな音楽だと思いますね~・・・なんて言って、洋楽好きの方々に聞いてもらえるとは思っていませんけど。

 まあフィリピンの音楽なんかを聞いていると、世の一般的な方々には「何てマニアックなヤツなんだ!」と言われますけど(ワールド系音楽好きの方にも言われますが)、常日頃言っておりますが、わっちは「ただの音楽好き」なのでやんす。単に色々な音楽を聞いているだけでありまして、マニアックな趣味なんて本当は一切持ち合わせていないんですよね~。ジョリーナの歌を聞いていただければ、「な~んだ、ころんってこんなフツーのポップスが好きな、フツーのヤツなんだ」と、ご実感いただけるかと・・・?

 あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、フツーにイイ曲です。」→コチラ