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2013年6月21日 (金)

CHICO BUARQUE 「CONVITE PARA OUVIR」

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 昨日ですがヒワイイ大使のめぐりんが、クリスチーナ・ブアルキのブツを取り上げましたので、今回はクリスチーナの兄貴であるシコ・ブアルキのブツを取り上げてみようかと思います。コレは93年に発売された盤のようで、全23曲入りのベスト盤になっています。各曲の録音データなんかは一切記載されていませんので、いつ頃の曲が収録されているのかは知りませんけど、多分60年代とか70年代の曲が中心なのではないかと推測致します。

 今更言うまでもありませんが、シコ・ブアルキはブラジル音楽界では非常に高名なソングライターで、素晴らしい曲を沢山書いている人であります。そんな人がここでは自作曲を自分で歌っているワケでございます。めぐりんが言うには「歌手としてはかなりヘッポコ」ということですが、ブラジルの男の歌手らしいと言いますか、ジョアン・ジルベルトやカエターノ・ヴェローゾなんかにも共通する、まるで腹筋が無いようなフニャっとした弱々しい歌声は、確かにヘッポコと言えばヘッポコでありますね。ただ、わっちはこのヘッポコな歌は嫌いではないんですよね~。

「ちょっとヘッポコ過ぎるかな~って思うんです。」byめぐりん
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 まあわっちは元々ネオアコみたいなヘッポコな音楽が好きな性質ですので、男のフニャっとしたヘタレ歌唱に慣れているというのもありますし、ネオアコって結構ボサノバ等のブラジル音楽の要素を取り入れたりしていますので、シコ・ブアルキの音楽には親しみを感じやすいという部分もあると思います。また、ジャズとかポップスの要素も取り入れているバックの演奏はオッサレーで美しいですし、この盤を聞いていると、単純に美しくて楽しい音楽だと感じてしまうのであります。

 ところでこの人がヤッテいる音楽なんですけど、世間一般ではボサノバって認識されているんでしょうか?実際のところどうなのかは知りませんけど、わっちはこの人の音楽はボサノバだとは全く思っておりません。では何なのかと言うと、徹頭徹尾サンバだと思っております。まあ表面的にはオッサレーなブラジルのポップスって感じなんですけど、内包されたビートの力強さとか、内省的であるように見せかけて実は意外に開放的な感覚は、裏山のおじいさん達のサンバに共通するところが多々あるように感じられるんですよね~。だからこそ、わっちはこの人の音楽が好きなのでありますよ♪

 めぐりんはどうやらシコ・ブアルキよりも妹のクリスチーナの方が好きなようですが、わっちは兄貴の音楽の方が断然好きですね~。モロにサンビスタの妹よりも、根っこの部分でサンビスタの兄貴の方が、何だか奥が深くてカッコいいって気がするのであります。まあ兄貴は本格派のサンバなんて歌える力量は無いんでしょうけど、その音楽に向かう姿勢がステキ、そう感じてしまうのでやんす。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、シコ・ブアルキと言えばこの曲!という感じの曲でございます。」→コチラ

「もう1曲、ちょっとサウダージな美しい曲でございます。」→コチラ

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