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2013年5月 1日 (水)

MUSIQUE CHAABI D’ALGERIE

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 邦題が「アルジェリアのシャアビ」と名付けられた、2012年に日本発売された2枚組のブツであります。ブックオフでゲットしたブツですが、流石にコレはバーゲン品ではなくて、何と1550円もの大枚をはたいて買ってしまいました。まあ2枚組でこの値段ならいいかな~ってことで。

 ところで本来であれば、アルジェリアのブツはヒワイイ大使のななみー担当になるのですが、今回はわっちがネタを書かせてもらいます。と言いますのは、この音楽が今のわっちの気分にピッタリとハマっているからです。前から何度も書いております通り、4月に転勤になってからワケわからない仕事に苦しめられている状態が続いているのですが、何だかいつも追い詰められているような精神状態でありまして、常に漠然とした不安感とか焦燥感があるのでやんす。そんな精神状態に、この音楽は実にしっくり来るのでありますよ。

 このブツには、ダフマーン・エル・ハラシを筆頭に錚々たるメンバーが並んでいるのですが、残念ながらシャアビを全然知らないわっちにはその豪華さはよくわかりません。しかしこの音楽が魅力的であることは、わっちでもよくわかります。ここに収められた音楽は、優雅という言葉とは対極の、実に野卑というか粗野というか、ザラついた感触の音楽であります。歌っているおっさん達の歌は物凄くブッキラボーで、粗暴な連中が粗暴な連中の為に歌っているように聞こえます。まあ実際に貧民街で誕生した音楽なのですが、そんな場所に鬱屈している不平不満、怒り、悲しみ等々のウサ晴らしとして機能している音楽なのではないかと感じられます。そんな風に感じられる音楽だからこそ、常に漠然とした不安感や焦燥感があるわっちの今の精神状態に、しっくり来るのでありましょう。

 ちょっとささくれ立った心に、土足でずかずかと立ち入って来るかのような強引さを持ったこの音楽は、今のわっちにはまさにピッタリであります。しかし考えてみればわっちは、ちゃんと仕事があって普通に平和に生活出来てその上好きな音楽を好きなように聞けるという、実に恵まれた日々を送っているワケでありまして、仕事がワケわからなくて不安や焦りがあるなんて言ったら、シャアビの歌手やシャアビが誕生した貧民街で暮らしていた人達に、「何を甘ったれたこと言っとる!お前みたいな恵まれたヤツにシャアビを聞く資格など無いわ!」と怒られそうな気もしますね。自分の恵まれ具合に感謝もせずに、あーだこーだと不平不満を言っているのは、自分勝手なことしか考えてないという証拠なのかもしれませんね~。

 ・・・などと、この盤を聞くことで、何だか色々と考えさせられてしまっている今日この頃、やはりこのブツは今のわっちに必要なブツなのでありましょう。しばらくはこのブツから離れられないような気がします。というワケで、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「このブツはこんな曲でスタートします。」→コチラ

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