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2013年3月15日 (金)

FOOTPATH TRIO

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 タイのカントリー(?)バンド、フットパス・トリオの昨年発売のアルバムであります。多分デビュー盤だと思います。先日のバンコク旅行で、インドラ・スクエアのブツ屋ミュージック・ランド2002でゲットしたブツでございます。日本語が少し話せる店の姉ちゃんが、「これはカントリー・ミュージック」と言っていましたが、ジャケを見てもどんな音楽なのか想像がつかず、興味津々でゲット致しました。129バーツ也。

 とりあえずジャケの印象からは、ブルーグラスみたいな音楽を演奏するトリオなのかな~なんて思ったのですが、実際に聞いてみると意外や意外、これはルークトゥンではないですか!しかもジャケのアコースティックな印象とは裏腹に、打ち込みやエレキ楽器も使いまくったロック感覚の強い音になっています。まあヴァイオリンの音がかなり目立ちますので、音の感触としては普通のルークトゥンとは違っていますけれども、音楽的にはロッキンなルークトゥンそのものと言って良いかと思いますね~。

 それにしても、こんなジャケならもっとイメージ通りのアコースティックな編成の音にした方が特徴もよく出てカッコいいと思うんですけど、バンドの連中はアレンジに関しては何も言わなかったのかな?・・・などと、ジャケの印象が非常に強かった為に文句タラタラで聞いていたのですが、突然おっさんが歌いだす4曲目のモーラムっぽい曲から段々と様子が変わって来たぞ?

 何が変わって来たって、ヴァイオリンやチェロの音が俄然前に出て来て、モーラムっぽい民族的旋律を弾きまくるんでございますよ。それがハードロッキンな演奏をバックにしたまま演奏するもんですから、凄まじく混沌とした怒涛のパワーが溢れる独特の世界が出現しているのであります。な、何じゃこりゃ!素晴らしいじゃないですか!特にラストのロッキン・アコースティックなモーラムはヤリたい放題にヤッテいる感じで、これまでに聞いたことが無い位に猛烈に強烈な世界を作り出しています。思わずわっちはチビってしまいそうになっちまったでやんすよ♪こんな猛烈なパワーが爆発している音楽をやっているタイのバンドなんて、他にカラバオぐらいしか無いと思います!

 うーむ、一体どうしたんでしょうかこの連中。ジャケはメリケンのカントリー風にキメてみせていますが、ヤッテいる音楽はメリケンのカントリーとは全く関係無いタイというカントリーの音楽ですな・・・って、だから店の姉ちゃんが「これはカントリー・ミュージック」って言ったんだ!やっと納得出来ました。なるほど、これは素晴らしいカントリー・ミュージックだと思います。演奏だけではなくて、ちょっとハスキーな声の女子の歌もほど良い田舎風味があってイケてますし、おっさんの歌がこれまた意外にイイ感じでありまして、聞き終える頃には大満足気分になってしまう一枚でございます!まあこんな音楽は他に誰も評価する人はいないんでしょうけど、わっちは大好きでやんすね~。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、アコースティックなスタジオ・ライヴをどうぞ。アルバム全体をこんな感じにして欲しかったな~。」→コチラ

コメント

コレ見送ったんですが .....
ころんさんのレビューを読んで次回ゲットしようかと迷っています。

デビュー盤は2005年頃、しかも R-SIAM よりリリース、見詰め合う田舎少女2人のジャケットに期待しながら入手しました。あとで気附くとジャケ裏にはギター親父がしっかり写っていました。そのタイトルも "Footpath Family"。ルークトゥン?プアチーウィット?と視聴しているとフォーク??ジャンル不明。ボーカルのピックは横笛吹き出すし、バイオリンのプレーオは基本マイペース、親父(イート)はギター弾きながら同時にハーモニカ奏でるという、新しいジャンルの幕開けを予感させるような、ある意味ステキなアルバムでした。が、あまり趣味ではないので次(のバイ)はないな、とも思いましたが。

2nd はロットファイドントリー社よりのリリースですか。3人の芸も更なる進化を遂げたようで ... それなりに楽しめそうですね。

>Santaさん
この連中、2005年頃にデビューしているんですね~。知りませんでした。流石にSantaさん、色々とご存知ですね!うーむ、デビュー盤もめっさ気になります。
とりあえずは今回の盤、ワタクシは大好きですね~。ルークトゥンと言えばルークトゥンなんですが、モーラムと言ってもイイでしょうし、もしかしたらプアチウィットなのかもしれません。まあジャンル分けなんてどうでもイイんですが、何にしても魅力的な音楽であります。こういう変な連中に出会えると、何だかとっても嬉しくなってしまいますね♪

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