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2013年3月

2013年3月20日 (水)

興味津々音楽探求~JOE CUBA ANTHOLOGY

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 皆様こんにちは。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探求」で取り上げますのは、ニューヨーク・ラテンのコンガ奏者ジョー・キューバの、昨年発売されたファニア・レーベルでの2枚組アンソロジー盤です。

 わたしはジョー・キューバなんて人は全然知らなかったのですが、ころんさんがタワレコの輸入盤半額セールで買って来てくれました。ですのでころんさんに「ジョー・キューバってどんな人なんですか?」と聞くと、「知りません」ですって!「何だか良さそうな気がするので買いました」って言ってましたけど、知らないクセにCDを買って来るんですから、相変わらずおかしな人だと思います。まあファニア・レーベルの昔の音源の復刻盤ですから、どう考えても悪いはずはないんですけどね。

 とりあえずは何もわからないままで再生してみたんですけど、これは素晴らしいじゃないですか!基本はジョー・キューバ・セクステットという形で、ビッグ・バンドが多い(という気がするだけですが)ニューヨーク・ラテンにしては随分小編成な演奏形態なのですが、出て来る音はとても分厚くてパワフルです。音に物凄い勢いが溢れていまして、思わず手に汗握るような興奮を味わうことが出来ますよ!とてもノリノリで楽しくてカッコいいな~なんて思いながら聞いていたのですが、途中で「あれっ?」と気が付きました。このグループって、どう聞いても英語で歌ってますよね?曲のタイトルを見てみると、1枚目の曲はほとんどが英語ですね。一体この人ってどういう人なのでしょうか?

「ラテンなのに英語なんです。」byめぐりん
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 それにまた不思議なことに、ビブラフォンをレギュラーでグループの編成に入れていますし、1枚目の8曲目なんてどう聞いてもモータウンに影響されたソウルだったりしますし。ますますわからなくなって来る人ですね~。基本はラテン音楽なんですけど、サルサの人達みたいなストイックな感覚は全然無くて、楽しければ何でもイイじゃんみたいな感じが面白いと思います。

 ちょっと調べてみたら、ジョー・キューバという人は、昔のニューヨーク・ラテン(ティト・ロドリゲスとか)とサルサの橋渡し役を担ったブーガルーという音楽のスターだったらしいですね。ブーガルーは多くの場合歌詞が英語だったことが一大特色とのことですので、なるほど、アメリカの地でロックやソウルに親しんだ世代の人達が作り出した音楽だからこそ、ラテンと並んで平気でソウルをやってみたりビブラフォンを取り入れたりする感覚があるわけですね~。納得しました。

 このアルバムの1枚目では、そんな独特な感覚で貫かれたブーガルーを色々と聞くことが出来ますし、2枚目になると名サルサ歌手チェオ・フェリシアーノと組んだ、まるでコルティーホ&イスマエル・リヴェラみたいなカッコいい曲を聞くことも出来ますし、とってもお得なアルバムだと思いますね~。わたしは大好きですよ♪

 以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試し下さいね!それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪


「とりあえず1曲、代表曲と言える『BANG!BANG!』です。」→コチラ

2013年3月18日 (月)

PHI NHUNG 「NGUA O THUONG NHO」

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 ベトナムの歌手フィ・ニュンの04年のアルバムです。昨年プランテーションにてゲットした来たブツでございます。わっちはベトナムの歌手の中でフィ・ニュンはかなり好きなんですが、それはこの白人的な顔立ちなのに、まるでモーラム歌手みたいなコテコテの田舎アジアンな歌い口を聞かせてくれるからなんですよね~。白人的な顔立ちのコテコテなアジアン、実に良いではないですか!

 この人は元々ニュー・クインやゴック・ハーみたいな在米歌手でありまして、このブツも実はUSA盤なんですけど、その後ベトナムに帰郷してからはずっとベトナムで活躍しているようですね。メリケンにはどの程度のベトナム人コミュニティが存在するのかは知りませんけど、ベトナム本国よりもクオリティの高い音作りでブツを出している歌手が多々いるワケですから、そこそこのマーケットがあるんでしょうね。しかもメリケン文化に毒された音楽をヤッテいるのではなくて、「いかにもベトナム」という音楽を作り続けていますから、ある程度の市場規模が無ければこういう音楽は成立しないと思われます。

 フィ・ニュンのこのブツも、どこからどう聞いてもベトナムとしか思えない音楽でありまして、その強固なベトナム性というものはおそらく世界のどこへ行っても失われるものではないのだと感じられます。多分ですけど、本国を離れてメリケンなどという異国の地で暮らすベトナムの方々は、望郷の念から本国の人よりも強くベトナム的な要素を求めているのかもしれませんね。だからこんなコテコテなブツが当然のように出て来るのでありましょう。

 フィ・ニュンは基本的には民歌の歌手でありますが、ここではその手の曲もポップス的な曲も色々と歌っています。そんな中で特に聞きモノなのが、6曲目のタン・コであります。タン・コはカイルオンみたいな伝統的な歌劇の劇中歌のようなモノでありますが、喋りと歌が渾然一体となった劇をそのまま収録したような約14分にもわたるこの曲は、間違い無くこのブツのハイライトと言って良いと思います。何と言いますか、普通に歌っているよりもタン・コの方がフィ・ニュンには合っているんじゃないかと感じられるんですよね~。フィ・ニュンの歌手及び役者としての資質の高さを存分に窺い知ることが出来る1曲だと思います。この曲だけでもこのブツを買う価値はあるんじゃないでしょうか?

 イヤイヤ、これはマジで素晴らしいアルバムですね!前から好きな歌手ではありますが、これでますます好きになってしまいました。フィ・ニュンは確かタン・コのアルバムを出していたはずですので、まずは是非それをゲットしたいですし、出来ることならこの人のアルバムは全て聞いてみたいな~と思う今日この頃でやんす。

あと、今回は試聴の貼り付けは無しでやんす。

2013年3月17日 (日)

NOTE THE STAR 「AIR MAIL」

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 タイのポップス歌手ノート・ザ・スターの、昨年発売のアルバムであります。多分デビュー盤かな?先日のバンコク旅行で、サイアム・パラゴンのGRAMにてゲットして来たブツでありますが、発売当初から聞いてみたかった盤ですので、見つけた時は嬉しかったですね~。何故そんなに聞いてみたかったかと言いますと、以前ギン・ザ・スターという歌手のブツを取り上げたことがありますが、ギンのブツが非常に良い出来でしたので、同じ「ザ・スター」という名を冠している歌手の登場ですから、やはり気になってしまうではないですか!そんなワケでどうしてもゲットしたかったブツなのでございます。

 とりあえずはギンと同様の変形特殊ジャケが良いんだか悪いんだかよくわかりませんが、わっちのCD棚には収納しにくいブツであるのは間違いありません。棚の前面に飾るしかないかな~と思いつつインナーの写真をツラツラと見ていると、ノートって何だか仲里依紗に似てるな~なんて思ったりして。仲さんよりは目が細いですけど・・・って、別にどうでもいい話ですね。失礼致しました。

 で、肝心の中身の方でありますが、ギンと同様になかなか充実した内容でございますね!流石に「ザ・スター」の名を冠した歌手であると言いますか、「ザ・スター」の名を冠しているからこそヘタなモノは作れないというレーベルの思惑はあるのだと思いますが(ちなみにレーベルは最大手のグラミーです)、タイ・ポップスらしいカワイイ曲もあればしっとりバラードもありますし、ちょっとガレージなロックで迫ったかと思えばレゲエでポップに擦り寄って来たりと、バラエティに富んでいてとても良い仕上がりだと思います。アレンジも実に良く練られていますし、こういうブツを聞くと、非常に充実していた2000年頃のタイ・ポップスが、もしかしたら徐々に復活しつつあるのかな~なんて感じてしまいますね~。

 ノートの歌は若々しいながらもしっとりとした落ち着きがあって、アイドル連中のヘッポコな歌唱とはちょっと違うという感じが致しますね。まあタイの歌手らしいフニャっと脱力したような感覚はありますし、所々で音を外したりはするんですけど、それが愛嬌みたいに感じられるのがこの娘の人徳でありましょう。全てをひっくるめて「あ~、カワイイ歌だな~♪」と受け入れてしまえる魅力が、この娘にはありますね~。う~む、なかなか良い娘ではないですか!ギンに負けないだけのモノを持った歌手だと思いますよ。

 全10曲入りで35分ちょいという収録時間も実に潔くて聞き易く、ついつい繰り返し聞いてしまうブツでございます。最近のタイ・ポップスとしては、非常に良いモノを聞いたな~という実感が得られる作品ですね。わっちは大好きでやんすよ♪今年のベスト10入りは決定!・・・かどうかはわかりませんけど、そう言いたくなるブツでございます。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、レゲエ調の軽快なポップスです。」→コチラ

「もう1曲、しっとり系の曲でございます。」→コチラ

2013年3月16日 (土)

NEW JIEW 「SIGNATURE」

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 タイのポップス・デュオ、ニュー・ジュー(以下NJ)の、昨年発売の3枚目のアルバムであります。先日のバンコク旅行で、BIG Cにてゲット致しました。ところでNJってかなり前に名前を聞いたことがあるような気がしていましたが、この連中はソレとは違う全く別の連中だと思っていました。ところが調べてみると、何と昔名前を聞いた2005年デビューのNJと同じ連中だということがわかりまして、驚いた次第でございます。一応活動は続けていたんですね~。

 この連中のデビュー当時は特に興味も関心も無くて完全にスルーしていましたので、実際にNJのブツを聞くのはこれが初めてなんですけど、コレがなかなかイケているではないですか!音的にはR&B系のタイポップスなんですけど、前からそこそこ歌えていたのかどうかは知りませんが、二人とも意外にしっかりした歌の力を持っておりまして、そこらのヘッポコなタイアイドルとは格が違うって感じがしますね~。まあ今やNJも30歳位でしょうから、若いアイドル連中みたいにチャラチャラしてもヘッポコでも居られないんでしょうけどね。ルックスもすっかり垢抜けてキレイになって、ちゃんと歌えるお姉さま的存在になっていますから、若いアイドル連中にはお手本になるようなキャリアの積み方をしていると言えるでしょう。

 そして、このブツは最大手のグラミーから出ているんですけど、音作りもスッキリ洗練されていてダサさやヘッポコな部分など微塵も無く、流石にグラミーだな~という仕上がりになっていますね。R&B的な音にオッサレーなAORやフュージョン的感覚も取り入れて、ガキだけではなくて大人の鑑賞にも十分堪えるステキなシティ・ポップスになっていると思います。若い連中から見れば憧れのお姉さま的存在、大人から見れば口説き落としてみたいイイ女、な~んて感じられる音だと思いますね~。う~む、マジで良い作品ですよ、この盤は。フツーにAORやポップスがお好きな方には、気に入っていただけるブツだと思いますよ!

 こうなって来ると、NJの他のブツも聞いてみたくなって来ますね~。これまで完全に無視して来た連中ではありますが、これだけの充実作を聞かされると興味を持たざるを得ないって感じでございます。わっちはこのブツを聞いて、めっさ的外れだとは思いますけど、ザリガニのジャケで有名なオランダ(だったっけ?)のAORグループ、プレジデントを思い出してしまいました。プレジデントのブツも以前からずっと探し続けていますが(全然見つからない!)、これからはNJの過去のブツも探さねばならんな~、なんて思っている今日この頃なのでやんす。

こちらがプレジデント
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あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲お試しを。」→コチラ

「もう1曲、軽快なポップスでございます。」→コチラ

2013年3月15日 (金)

FOOTPATH TRIO

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 タイのカントリー(?)バンド、フットパス・トリオの昨年発売のアルバムであります。多分デビュー盤だと思います。先日のバンコク旅行で、インドラ・スクエアのブツ屋ミュージック・ランド2002でゲットしたブツでございます。日本語が少し話せる店の姉ちゃんが、「これはカントリー・ミュージック」と言っていましたが、ジャケを見てもどんな音楽なのか想像がつかず、興味津々でゲット致しました。129バーツ也。

 とりあえずジャケの印象からは、ブルーグラスみたいな音楽を演奏するトリオなのかな~なんて思ったのですが、実際に聞いてみると意外や意外、これはルークトゥンではないですか!しかもジャケのアコースティックな印象とは裏腹に、打ち込みやエレキ楽器も使いまくったロック感覚の強い音になっています。まあヴァイオリンの音がかなり目立ちますので、音の感触としては普通のルークトゥンとは違っていますけれども、音楽的にはロッキンなルークトゥンそのものと言って良いかと思いますね~。

 それにしても、こんなジャケならもっとイメージ通りのアコースティックな編成の音にした方が特徴もよく出てカッコいいと思うんですけど、バンドの連中はアレンジに関しては何も言わなかったのかな?・・・などと、ジャケの印象が非常に強かった為に文句タラタラで聞いていたのですが、突然おっさんが歌いだす4曲目のモーラムっぽい曲から段々と様子が変わって来たぞ?

 何が変わって来たって、ヴァイオリンやチェロの音が俄然前に出て来て、モーラムっぽい民族的旋律を弾きまくるんでございますよ。それがハードロッキンな演奏をバックにしたまま演奏するもんですから、凄まじく混沌とした怒涛のパワーが溢れる独特の世界が出現しているのであります。な、何じゃこりゃ!素晴らしいじゃないですか!特にラストのロッキン・アコースティックなモーラムはヤリたい放題にヤッテいる感じで、これまでに聞いたことが無い位に猛烈に強烈な世界を作り出しています。思わずわっちはチビってしまいそうになっちまったでやんすよ♪こんな猛烈なパワーが爆発している音楽をやっているタイのバンドなんて、他にカラバオぐらいしか無いと思います!

 うーむ、一体どうしたんでしょうかこの連中。ジャケはメリケンのカントリー風にキメてみせていますが、ヤッテいる音楽はメリケンのカントリーとは全く関係無いタイというカントリーの音楽ですな・・・って、だから店の姉ちゃんが「これはカントリー・ミュージック」って言ったんだ!やっと納得出来ました。なるほど、これは素晴らしいカントリー・ミュージックだと思います。演奏だけではなくて、ちょっとハスキーな声の女子の歌もほど良い田舎風味があってイケてますし、おっさんの歌がこれまた意外にイイ感じでありまして、聞き終える頃には大満足気分になってしまう一枚でございます!まあこんな音楽は他に誰も評価する人はいないんでしょうけど、わっちは大好きでやんすね~。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、アコースティックなスタジオ・ライヴをどうぞ。アルバム全体をこんな感じにして欲しかったな~。」→コチラ

2013年3月14日 (木)

酩酊音楽酒場~THE LIJADU SISTERS 「AFRO-BEAT SOUL SISTERS」

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 皆さんこんばんは。ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーですよ~♪今回の「酩酊音楽酒場」で取り上げますのは、70年代にナイジェリアで活躍したという女性デュオ、ザ・リジャドゥ・シスターズの2011年発売の13曲入りベスト盤です。先日取り上げたファンキーズのベスト盤と同様、70年代のアフリカ音楽発掘盤ですね~。この手の音はどんどん発掘してもらわないとね~♪

 最近はそうでもないかもしれないですけど、アフリカの音楽っていうと基本的には男の世界って感じで、女の人はあんまり目立たないですよね?しかも70年代なんて今よりもっと保守的だったと思いますし、おそらく女性グループって物凄く珍しい存在だったんじゃないでしょうか。そんな中で活躍していたというリジャドゥ・シスターズですから、ルックスが良くてカワイイだけじゃない、音楽的に素晴らしいモノを持っているのは当然です。それはこの盤を聞けば一発でわかると思いますよ!

 このブツはタイトルに「アフロ・ビート」なんて言葉が使われていますから、当然フェラ・クティのアフロ・ビートを連想してしまう人が多いでしょうけど、とりあえずアフロ・ビートのことは忘れてもらった方がイイと思います。これはアフロ・ビートというよりは、もっと色々な要素を取り入れたミクスチャー・アフロ・ロックって感じですね~。ファンクでヘヴィなサイケ感覚のロックあり、南アフリカのコーラスとフジが合体したような、これまで聞いたことが無いタイプの曲あり、ズブズブにヘヴィなギターが鳴り響くサイケ音頭あり、初期のレインコーツやスリッツを思い出させるようなヘッポコ感覚の曲あり、普通にカッコいいファンク・ロックあり、とにかく色々なタイプの曲が入ってますよ!

 音楽性の幅広さという点では、リジャドゥ・シスターズは前に取り上げたファンキーズを遥かに凌いでいるので、より幅広いリスナーに訴えかけるモノがあるんじゃないでしょうかね~。しかも女性らしい可愛らしさも持ち合わせていますから、より親しみやすいような気がします。こういう素晴らしい音がこれまで人知れず埋もれていたのですから、「一体どうなってんの?」という気はしますけど、まあこうやって最近になってようやく日の目を見るようになったワケですから、この機会にありがたく聞かせていただかないといけないですね~。

「ありがたや~♪」byななみー
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 何にしても初体験のリジャドゥ・シスターズの音楽は、本当にぶっ飛んでしまう位に素晴らしいと思いました。ハッキリ言ってこれは大傑作だと思います。アフリカ音楽に興味があれば聞いて損は無い、な~んてことを言ってみたくなるブツですね!これは私にとっては、フランコ先生の70年代盤と並ぶお宝になりそうな盤です。末長く楽しんで行きたいと思います!


「まずは1曲、ヘヴィでサイケな曲です。」→コチラ

「もう1曲、ポップでカワイイ曲ですね。」→コチラ

2013年3月13日 (水)

KAL 「KAL」

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 タイのポップス歌手キャルの、05年のアルバムであります。先日のバンコク旅行で、センターワンの中古盤屋でゲットして来たブツでございます。69バーツ也。この娘の顔と名前はデビューした頃から知っていたのですが、実際にブツをゲットするのはこれが初めてでございます。見つけた時はなかなか嬉しゅうございましたよ♪

 前にQ’TYのR&Bアルバムを取り上げましたけど、キャルのこのブツもR&B色が強めに出ている仕上がりですね。あまりよく覚えていないのですが、この時期のタイ・ポップスってR&B系の勢力が強かったんでしたっけ?ただこの娘の場合はQ’TYほど本格派という感じではなくて、いかにもタイのアイドル・ポップスといったタイプの曲も歌っていますので、タイ音楽好きにはより親しみやすいんじゃないかと思います。

 それにしてもこの娘、ブックレットの写真を見ている限りではイマイチビミョーなルックスのような気がしますけど、実にイイ歌を歌う娘でありますね!クールなカッコ良さがありつつもQ’TYほど本格的ではなく、タイの歌手らしい親しみやすい可愛らしさがありますので、安心して聞けると言いますかね~。アジアンなしっとりした切ない情緒もありますし、アジアン・アイドル好きにはたまらないモノがあるんじゃないでしょうか?歌はそこそこしっかり歌える方ですので、その点でもお薦めしやすい歌手であります。

 また、このブツはグラミーから出ていますので、サウンド・プロダクションも相当にしっかりしておりまして、曲と歌に合わせた音作りが実に良いと思いますね~。安易な打ち込みなんかには頼らない(もちろん打ち込みは使ってますけど)、有機的に絡み合う音の使い方には、一切手抜きはありません。やっぱりポップスの音作りはこうでなくっちゃいけません。まあテキトーな音作りが猛烈な破壊力を持つ場合もありますけど、このブツのようなスタッフのやる気が見えるような音は、聞いていてとても気分がイイですよね♪

 う~む、これはなかなか良いブツではないですか!ちょっとヘヴィなファンク系の曲はカッコいいですし、タイのアイドル・ポップスらしい可愛くて切ない曲もステキですし、あとはキャッチーなフックを持った曲がもうちょっと入っていたら、完璧だったんじゃないですかね~。この次のアルバムが非常に楽しみになってしまうのですが、多分キャルってこの1枚だけで姿を消したんでしたっけ?タイには傑作を1枚だけ残して消えてしまう連中が多いという怪奇現象がありますが、キャルもそのジンクスに呑み込まれてしまったのでしょうか?だとしたら、残念でなりませんね・・・。

あと、今回は試聴が見つかりませんでしたので、試聴の貼り付けは無しでやんす。

2013年3月12日 (火)

酩酊音楽酒場~THE FUNKEES 「DANCING TIME」

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 皆さんこんばんは。ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーですよ~、ご無沙汰してます~♪久し振りの「酩酊音楽酒場」で取り上げますのは、70年代にナイジェリアで活躍したというアフロ・ロック・バンド、ザ・ファンキーズの昨年発売の18曲入りベスト盤です。このブツ、ころんさんがタワレコの半額セールで買って来たんですけど、他にも「IVORY COAST SOUL 2」とかリジャドゥ・シスターズなんかもゲットして来てて、思わず「でかしたぞ、ころん!」と頭ナデナデしてしまいました。もちろん後で石鹸で手を洗いましたけど。

 今回はその名も恥ずかしいファンキーズのブツを取り上げるんですけど、ナイジェリアのアフロ・ロックなんて一体どんな田舎っぽいもっさりした音楽なんだろうと思っていたんですが、聞いてビックリ、これは凄くカッコいいファンク・ロックではないですか!バンド名に偽りは無い本当にファンキーな図太い演奏に、思わず昇天必至ですわよ♪特に4曲目のイントロからの展開のカッコ良さは、聞く度にシビレてしまいますね~。何だか70年代の日本の刑事ドラマに使われていそうな、超絶的にカッコいい曲だと思います!思わず「なんじゃこりゃ!」と口走りそうになること請け合いね♪

「なんじゃこりゃ!」byななみー
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 もう何から何までカッコいいバンドなんですけど、ドラムやパーカッション群の怒涛のリズム隊がカッコいいのは当たり前、図太くブイブイ唸りまくるベースがカッコいいのも当たり前、サイケなオルガンがカッコいいのも当たり前、野性味溢れる歌声がカッコいいのも当たり前、そして圧倒的にカッコいいのは、弾いて弾いて弾きまくるギターです!一体誰がこのギターを弾いているのかは知らないですけど、ジャケの後列右の黒帽子の人なんてジミヘンそっくりな顔ですから、ギターの達人に違いありません(←妄想です)。フランコ先生なんかとは全然違ったハード&ヘヴィでファンクなギターの音に、思わずアドレナリン噴出でテンションが上がってしまいますね!ファンキーズのギターの音は、人間の野性的な本能を甦らせる?

 それにしても70年代のアフリカ音楽って、凄いことになっていそうですよね~。私はこれまでフランコ先生とかの70年代のリンガラぐらいしか知らなかったですけど、こんなに凄いロック・バンドがいたワケですから、探せば他にもっと色々な人達がいそうですよね?何だか70年代のアフリカに興味が尽きないって感じになって来ました。幸いなことに、最近はその時代のアフリカ音楽の発掘が進んで来ていますから、素晴らしい昔のアフリカ音楽に出会う機会が増えて来るでしょうね~。次はどんなアフリカ音楽に出会えるか、興味津々です・・・って、まるでめぐりんみたいなことを言ってしまった、ヒワイイ大使のロリロリ担当ななみーでございました。あと、下に試聴を貼り付けておきますので、良かったら聞いてみてね!


「まずは1曲、超絶カッコいいインストです。」→コチラ

「もう1曲、ファンク・ロックですね~。」→コチラ

2013年3月11日 (月)

別にどうでもいい話

 別にどうでもいいと言いますか、皆様には何の関係も無い話なんですが、転勤になりました。これまでは博多勤務だったのですが、4月から門司港勤務になってしまいました・・・。博多の前は門司港でしたから、言ってみれば単なる出戻りなんですけど、何だかな~。転勤は全く希望していませんでしたし、それどころか「転勤したくない」と言っていたのですが、転勤することになってしまいました。あ、この転勤は勤務時間中にブログをヤッテるのが会社にバレて云々・・・は関係無いみたいです。バレる前から決まっていたそうですので。

「お前のようなクズは、左遷されたに決まっておるわボケ。」by久し振りのこにたん
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 門司港勤務とは言え、現在住んでいる福岡市から引っ越すつもりは全くありませんので、門司港まで毎日通うことになるのですが、片道1時間半位かかるかな~。九州に勤務していて片道1時間半なんて、あり得ない位の長い通勤時間ですが、仕方ありません。というワケで、4月からはブログの更新も土日ぐらいしか出来なくなるかもしれません。アップしたいネタは山ほどあるのですが、時間が全然足りなくなってしまいそうな感じですね~。まあこちらのブログを新規開店して以来、1日のアクセス数は30件に満たないという殆ど読まれていない状態ですから、更新しようがしまいが関係無いんでしょうけどね。

 以上、ただのどうでもいいお知らせでございました。失礼致しました~♪

2013年3月10日 (日)

NICOLE THERIAULT 「TWO FACES OF LOVE」

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 タイのポップス歌手ニコール・テリオー(以下ニコちゃん)の、02年のアルバムです。ブックオフにて500円でゲットして来たブツでございます~。ニコちゃんは今も現役だと思いますけど、最近は名前を聞くことがありませんのでよくわかりません。この人がめっさ人気があった2000年前後は多くのポップス歌手が元気に活躍しておりまして、ブアチョンプーだのナット・ミリアだのマーシャだのキャット・イングリッシュだのトーン・プッカラマイだのヤー・ヤー・インだのと、本当に色々な連中が充実した面白い作品を出していましたね~・・・って、誰もそんなこと覚えていませんよね。失礼致しました。

 そんなポップス歌手達の中でも、わっちの女神様でありますブアちょんは除いて、ニコちゃんは一番好きな歌手でありました。ぶっちゃけ他の連中に比べて歌は下手っぴーで物凄く不器用なんですけど、何と言ってもこの人の好さそうな顔がイイではないですか!いつもニコニコなニコちゃんの顔を見ると、わっちは何だか安心してしまうのでやんすよ。めっさ美人というワケではありませんが、ホッとする顔なのであります。エエわ~、ニコちゃん♪

 このブツは、聞く人によってはえらくヘッポコな歌唱集のように聞こえるんでしょうけど、まあわっちもそれは否定致しませんが、ニコニコニコちゃんがたどたどしいながらも一生懸命歌っているというだけで、何だか萌えてしまうというか安心してしまうというか、言ってみればわっちにとってニコちゃんの歌は、典型的なアイドル歌謡なのでやんす。ニコちゃんがニコニコしながら歌ってくれている、ただそれだけでOKなのでやんすよ。

 な~んてことを言うと大して聞く価値の無いブツだと思われるかもしれませんが、ところがそんなことは無いんですよね~。このブツがリリースされた2000年前後のタイポップスというのは、今では考えられないほど異様に充実しておりまして、制作に関わるスタッフ達の気合もハンパではなかったのでしょうが、とにかくいいモノ作ろうという意思が漲っている作品が非常に多いんですよね~。このブツも例外ではなくて、しっとりした切なさ溢れる曲がズラリと揃っていますし、柔らかなアコースティック調のアレンジは素晴らしく充実していて、実に良く出来たアルバムだと思います。現在のタイでは、ここまで充実した作品はなかなか作れない無いんじゃないですかね~、多分。

 何にしても、ニコちゃんはやっぱり素晴らしいですね!ブアちょんがわっちにとっての女神様なら、ニコちゃんは笑顔のステキな天使って感じでしょうか・・・イヤイヤ、天使は3枚目あたりまでのプロイか。じゃあニコちゃんは、憧れの隣のお姉さまってことで。まあ別にどうでもいい話なんですけど。

あと、試聴がすぐに見つかりませんでしたので、今回は試聴の貼り付けは無しでやんす。