興味津々音楽探求~SERENADA 「FLOR DI AMOR」
皆様こんばんは。ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんです。今回の「興味津々音楽探究」で取り上げますのは、カリブ海のキュラソー島のコーラス・グループ、セレナーダの04年のアルバムです。キュラソー島ってあんまり馴染みがありませんけど、ベネズエラの沖合約60キロ辺りに位置している、カリブ海に浮かぶ(?)小さな島です。これは個人的なイメージなんですけど、「カリブ海の島の音楽」という言葉だけで、何だか凄く魅力的な音楽って気がしませんか?マルチニークとかグアドループみたいな島には魅力的な音楽がありますし、わたしはカリブ海の島の音楽というだけで興味津々なんです♪
このセレナーダは男女混声のコーラス・グループで、色々な人がリードを取りながらコーラスを展開して行きます。元々は教会の聖歌隊のメンバー達で結成されたそうですが、歌っているのは讃美歌でもなければゴスペルでもなくて、いかにもカリブ海の音楽という雰囲気の、とっても気持ちいい音楽です。音楽的にはソンとかビギン等々、色々な音楽から影響を受けているように感じられますが、カリブ海の島々の音楽だけではなくて、ボサノバとかベネズエラのストリング・ミュージックとかの要素も感じられるのが面白いですね。南アメリカ大陸の近くに位置している分、大陸の音楽の要素も入って来やすいのかもしれません。それから、多分ですけど、マンハッタン・トランスファーみたいなジャズ・ヴォーカルの影響もあるんじゃないかと思います。そんな色々な要素がまろやかに溶け合った音楽はとても優雅でオシャレで、心から寛げるんじゃないかと思います。聞いていると、段々気持ちが優しくなって行くような感じがしますよ!
「気持ちが優しくなる音楽ってステキですよね!」byめぐりん
基本的にはクアトロとかマンドリンとかの涼しげな弦楽器や、躍動感溢れるパーカッションの伴奏が付きますが、声だけのヴォーカリーズ・スタイルもあります。音の中心はもちろんこのグループのコーラスなんですけど、とても色彩感が豊かに感じられます。これはやっぱりカリブの音楽が豊かだからこそなんでしょうね。聞き進むに連れてこのグループの音楽が、中南米の色々な音楽を栄養として吸収することでスクスクと育って来たんだなってことが、心底実感出来ると思いますよ!本当にとても豊かな音楽だと思います。歌っているメンバーの人達も楽しそうですし、歌う喜びが聞く方にも伝わって来るって感じです。
中南米のヴォーカリーズ・スタイルのコーラス・グループって、わたしは他に知らないんですけど、ころんさんに聞いてみたら、キューバにはヴォーカル・サンプリングとかヘマ・クアトロ、ブラジルにはクァルテート・エン・シーなんかがいるそうですね。この辺は今度じっくりと聞いてみて、取り上げたいと思います。ころんさんはセレナーダのことを、「アマチュアっぽい所が健康的な爽やかさと涼しげな雰囲気に繋がっているのでは?」なんて言ってましたけど、もしかしたらその辺はマラヴォワなんかにも通じる所があるのかもしれませんね。
それにしてもカリブ海の音楽って、本当に奥が深いですね~。わたしなんかまだまだラテン音楽に足を踏み出したばかりのひよっ子ですから、これからも色々とカリブ海の音楽を聞いて行きたいと思っています。
以上、ヒワイイ大使の巨乳担当めぐりんがお送りしました。今回は試聴が見つかりませんでしたので、試聴の貼り付けは無しです。ご了承下さいませ。それではまた次回まで、ご機嫌よう~♪
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