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2012年4月30日 (月)

KHANH LINH 「HOA MI HOT TRONG MUA」

Pkhanhlinh001
 ベトナムの歌手カイン・リンの04年のアルバムです。昨年7月にプランテーションに行った時にゲットしたブツを、今頃取上げる次第でございます。確かこれは随分前に、nakaさんが取り上げておられたブツのはずです。店長さんも「これは良いですよ!」とおっしゃってましたし、実に楽しみな一枚だったのですが、その後部屋の片隅に置きっ放しになってしまいますた・・・。

 04年のベトナム・ポップスなどと言うと、アレンジがダサくて聞くに堪えないかも?なんて懸念があったりするワケでございますが、店長さんも褒め称えるカイン・リンさんのブツにそんな心配は全く無用であります。このブツ、ハッキリ言ってベトナムのモダン・ポップスの一つの頂点を極めた作品だと言えるかと思います・・・というのはちょっと大袈裟ではありますが、ついついそんなことを口走ってしまいたくなる位に素晴らしい仕上がりだと思います。

 兎にも角にも、まずはこのベトナム・ポップスらしからぬ多彩な音作りは一体どうしたことでありましょうか?まるで映画のサントラ盤のように場面に応じて曲を次々に切り替えて行くような感覚がありまして、奥行きのある立体的な音響は、残響過多と感じる人もいらっしゃるかとは思いますが、映像を想起させるような作りであると感じられます。例えば、ピーター・がぶり寄りさんを思わせるような音作りとでも言いましょうか。まあ、リズム・セクションの音が少々ダサく感じられたりもしますが、その辺はご愛嬌ってことでご勘弁いただけたらと思います。

 そして、そんな音響の中を実に上品且つ優雅に泳いで行くカイン・リンさんの歌声の、美しいこと美しいこと!伸びやかで透明感のある、非常に可愛らしい歌声であります。ベトナムの歌手らしく歌はメチャクチャに上手いですし、しっとりと湿ったアジアンな情緒もあって、しんみりと心に沁みて来ますよ!ベトナムには素晴らしい実力を持ったホンモノの歌手が多々いますが、この人も間違い無くホンモノの歌手の一人ですね~♪

 ホンモノの歌手が多彩な演奏をバックにして歌うこのブツ、アジア歌謡に興味がおありの方には是非お聞きいただきたいな~なんて思っております。聞き所は多々ありますけど、個人的に特に興味深いのは、ケルティック・ハープみたいな音を使ってケルトの音楽と言っても通用しそうな仕上がりになっている曲ですかね~。前から言ってることではありますが、ベトナム・ポップスとケルト音楽には、何かしらの共通するところがあるように感じられるのでやんす・・・って、こんなことを言うのはわっちしかおりませんね。失礼致しますた!

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、タイトル曲をライヴでどうぞ。」→コチラ

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