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2012年4月

2012年4月30日 (月)

KHANH LINH 「HOA MI HOT TRONG MUA」

Pkhanhlinh001
 ベトナムの歌手カイン・リンの04年のアルバムです。昨年7月にプランテーションに行った時にゲットしたブツを、今頃取上げる次第でございます。確かこれは随分前に、nakaさんが取り上げておられたブツのはずです。店長さんも「これは良いですよ!」とおっしゃってましたし、実に楽しみな一枚だったのですが、その後部屋の片隅に置きっ放しになってしまいますた・・・。

 04年のベトナム・ポップスなどと言うと、アレンジがダサくて聞くに堪えないかも?なんて懸念があったりするワケでございますが、店長さんも褒め称えるカイン・リンさんのブツにそんな心配は全く無用であります。このブツ、ハッキリ言ってベトナムのモダン・ポップスの一つの頂点を極めた作品だと言えるかと思います・・・というのはちょっと大袈裟ではありますが、ついついそんなことを口走ってしまいたくなる位に素晴らしい仕上がりだと思います。

 兎にも角にも、まずはこのベトナム・ポップスらしからぬ多彩な音作りは一体どうしたことでありましょうか?まるで映画のサントラ盤のように場面に応じて曲を次々に切り替えて行くような感覚がありまして、奥行きのある立体的な音響は、残響過多と感じる人もいらっしゃるかとは思いますが、映像を想起させるような作りであると感じられます。例えば、ピーター・がぶり寄りさんを思わせるような音作りとでも言いましょうか。まあ、リズム・セクションの音が少々ダサく感じられたりもしますが、その辺はご愛嬌ってことでご勘弁いただけたらと思います。

 そして、そんな音響の中を実に上品且つ優雅に泳いで行くカイン・リンさんの歌声の、美しいこと美しいこと!伸びやかで透明感のある、非常に可愛らしい歌声であります。ベトナムの歌手らしく歌はメチャクチャに上手いですし、しっとりと湿ったアジアンな情緒もあって、しんみりと心に沁みて来ますよ!ベトナムには素晴らしい実力を持ったホンモノの歌手が多々いますが、この人も間違い無くホンモノの歌手の一人ですね~♪

 ホンモノの歌手が多彩な演奏をバックにして歌うこのブツ、アジア歌謡に興味がおありの方には是非お聞きいただきたいな~なんて思っております。聞き所は多々ありますけど、個人的に特に興味深いのは、ケルティック・ハープみたいな音を使ってケルトの音楽と言っても通用しそうな仕上がりになっている曲ですかね~。前から言ってることではありますが、ベトナム・ポップスとケルト音楽には、何かしらの共通するところがあるように感じられるのでやんす・・・って、こんなことを言うのはわっちしかおりませんね。失礼致しますた!

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえず1曲、タイトル曲をライヴでどうぞ。」→コチラ

2012年4月29日 (日)

THE BEATLES 「HELP!」

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 わっちはビートルズには何の思い入れもありません。別に好きでもなければ嫌いでもないという、別にどうでもいいと言いますか意識することも無い存在なワケでございますが、先日ブックオフに行った時にこのブツが500円コーナーにありましたので、ゲットしてみた次第でございます。ビートルズのブツって全然安くなりませんし、特売コーナーで見かけたことはこれまで一度としてありませんでしたから、この春の珍事って感じでございますな。

 というワケで、わっちにとってはこれが初めてのビートルズのオリジナル・アルバムなんですけど、実は前からこのアルバムだけは欲しいな~と思っていたのでありますた。何故なら、以前神戸でビートルズ・カバンをゲットしたのですが、そのカバンの柄がこのジャケのメンバーの姿がデザインされているからであります。なかなかポップで楽しいそのデザインに一目惚れしたわっちは、思わずそのカバンを衝動買いしてしまったのですが、それ以来そのデザインの元になったこのアルバムだけは欲しかったのでありますた。まあ欲しいと言っても聞きたかったワケではなくて、カバンのデザインの元ということで単に所有しておきたかっただけなんですけど、せっかくゲットしたので聞いてみることにしました。

こちらがそのカバン
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 曲目をざっと見ますと、「ヘルプ」だの「涙の乗車券」だの「イエスタデイ」だの、結構有名な曲が入ってますね。だからって別に嬉しいワケでもないんですけど、知らない曲ばっかりよりはいいかなってことで。とりあえずは一通り聞いてみますと、何ともうるさい連中だな~って感じでありますね~。「単なる騒音バンド」なんて言われたことがよくわかるブツだと思います。しかしうるさいからダメ!なんてことは全然なくて、うるさいのが面白いという気がしますね~。エネルギーが有り余った連中が勢いに任せて暴れているという感じが、なかなかイイではないですか!でも、何だか悩みながら暴れているという翳りとか暗さも感じられたりして、単なるノーテンキな連中ではないことは窺えますね。

 音楽的には、後にメリケンで発生したペイズリー・アンダーグラウンドの先駆け的な、ガレージな要素が強いサイケ音楽って感じがします。うーむ、ビートルズはペイズリー・アンダーグラウンドの生みの親にも当たるワケなんですね。こういうことは、実際にブツを聞いてみないとわかりませんね~。勉強になります!他のアルバムも聞けば、もっと色々な発見があるかな?

 とは言っても、やはり積極的にビートルズを聞きたいなんて気にはなりませんので、とりあえずはこのブツをゲットしたことで満足しておこうかと。これまで聞いたビートルズの曲の中では、個人的に最も好きな「ヘルプ」も入っていますし。もし他のアルバムをゲットするとしたら、「レット・イット・ビー」ぐらいでいいかな?などと思っている今日この頃でやんす。

あと、今時ビートルズの試聴を貼り付ける意味なんて無いと思いますので、試聴の貼り付けは無しでやんす。

2012年4月28日 (土)

加藤紀子 「SOUVENIR」

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 ゴールデン・ウィークは関西を襲撃する予定です!なんて言っても誰も興味も関心も無いでしょうけど、またプランテーションあたりで色々とゲット出来ればと思っております。関西には一度行ってみたい所があるのですが、それは神戸にある「ディスク・デシネ」というお店でございます。オッサレーな音楽がお好きな方には既に有名な店のようなのですが、わっちはまだ一度も行ったことがありません。まあオッサレーでも何でもないわっちが行ったところで欲しいブツがあるかどうかはわからないのですが、とりあえずは覗くだけ覗いて来ようかと思っております。

 で、この「ディスク・デシネ」で色々と検索していた所、タレントの加藤紀子のブログに辿り着きますた。加藤さんはなかなかの音楽好きで、ジャズとかフレンチものなんかがお好みのようであります。うーむ、わっちと気が合う要素はありませんが、加藤さんと音楽の話をしてみたい~♪そして仲良くなってあーしてこーして・・・すいません、失礼致しますた。でも、もし実際に加藤さんとバッタリ出くわしたとしても、多分声も掛けられないんだろうな~。だってわっちはかなり人見知りですので、初対面の人に話し掛けることなんて出来ないんだも~ん♪

 というどうでもいい話はさて置き、この98年発売の「スーベニール」であります。このブツは加藤さんのフレンチ趣味・ジャズ趣味・サントラ趣味・ポップス趣味が全開になっておりまして、まさに趣味の1枚という感じに仕上がっていると思います。一言で言えばオッサレーな渋谷系ってところですが、この手のブツとしてはダントツに素晴らしい作品に仕上がっていると思いますね~。世界的にレベルの高いタイのオッサレーな渋谷系の連中と比べても、全く遜色は無いですね!

 ポップなメロディもウキウキと楽しくなってくるバックの音作りも、とにかく「カワイイ~♪」なんて言いたくなって来るんですが、そこに乗ってくる加藤さんの歌が、これまためっさカワイイのでやんすよ!本人がめっさ嬉しそうに歌っている様子が目に見えて来るような、楽しい気持ちがしっかりと伝わって来る歌なのでございます。まあ歌そのものはあまり上手くはないんですけど、これだけ楽しそうに歌われると、こちらも思わず笑顔になってしまうって感じなのでやんす。イイですね~、加藤さん♪

 それにしても加藤さんって、本当に音楽が好きなんでしょうね~。全編で音楽への愛情が溢れて来るのが感じられる、マジでステキ盤だと思います。ほとんどの曲は加藤さんが作詞をしていますが、職業作詞家としてもやって行けるだけの能力があると感じられますし、イヤイヤ、ただのカワイイだけのタレントさんかと思っていたら、侮れない才能を持っていたんですね~。何にしてもこのブツは、加藤さんの魅力が大爆発の大傑作だと思います!こういう作品が評判になることもなく埋もれているなんて、あまりに勿体無いと思う今日この頃でやんす。

あと、今回は試聴が見つかりませんでしたので、試聴の貼り付けは無しでやんす。

2012年4月27日 (金)

JULIANNA RAYE 「SOMETHING PECULIAR」

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 メリケンのシンガーソングライター、ジュリアナ・レイの92年のデビュー・アルバムです。ブックオフの500円棚にて発見致しますた。実はこのブツ、発売当時に国内盤でゲットしていたのですが、ブツの大整理をした際に売り払ってしまいました。別に売り払っても惜しくないブツではあったのですが、それから10年以上も経って何故かこのブツを聞きたくなって来て、ブックオフや中古盤屋に行く度に探していたのですが、この度めでたく発見することが出来ますた!最近はこの人の名前なんて全く聞くことは無いのですが、地道に活動は続けているようで、ルーファス・ウェインライトのレコーディングやツアーのメンバーをやっているそうですね~。昨年は新作も出したそうですが、日本では全く評判にはなっていないようであります。

 今回取り上げますこのブツですが、ELOのジェフ・リンが全面的にプロデュースをしたということで、ポップス・ファンの間ではほんのちょっとだけ評判になりましたよね?・・・って、誰も覚えてないか、そんなこと。まあジェフ・リンのプロデュースだからって、ワールド系音楽好きのわっちには別に何のインパクトも無いんですけど、高揚感のあるウキウキポップスを作り出す職人ですから少しは期待できるかもしれないということで、当時はコレをゲットしたのでありますた。当時はイマイチパッとしないブツだな~という印象を持った記憶があるのですが、変ちくりんなポップセンスを持ったメロディ・ラインだけは、何故か妙に印象に残ったのでありますた。

 で、久し振りに現在の耳でこのブツを聞いてみますと、イマイチパッとしないという印象は変わらないですね~。このパッとしない理由というのは、この人の歌声にあるのだと思います。まるでカースティ・マッコールみたいと言いますか、響き成分の少ないカスレ声っぽい感じなんですけど、わっちには何とも魅力に乏しい歌声なんでやんすよ。あ、余談ですが、当然わっちはカースティ・マッコールの歌声も好きではありません。この人が作り出すメロディは実に独特のポップさを持っていてとても面白いのでありますが、この声で歌われてもね~って感じなんですよ。メロディを引き立たせることが無い歌声、うーむ、何て損な声の人なんでしょうか。この人の代わりに、例えばカーラ・ディロンちゃんみたいな可憐でカワイイ声の娘が歌ったりすると、トキメキのマジカル・ポップに大変身するのは間違いないんですけどね~。この人、自分で歌うなどという己を知らぬ愚行をやらかしてしまった為に、ロクに認知されることも無かったのではないかと思われます。

 とは言えやっぱりこの独特のポップ・センスは非常に面白いので、わっちはこのブツを聞く時は、カーラ・ディロンちゃんの歌声を妄想しながら聞いております。すると何ともカラフルなお花畑の如き世界が目の前に広がって来て、極楽幸せな気分になるのでやんすよ!・・・などと言ったところでこんな妄想の世界を理解していただけるなんて思っていませんが、万が一このブツに興味がおありでカーラ・ディロンちゃんの歌声をご存知の方であれば、一度お試しいただけたらと思っております。

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、ノリノリのウキウキポップスでございます。」→コチラ

「もう1曲、アラビアンな変ちくりんポップスでございます。」→コチラ

「あと、ご参考までに、カーラ・ディロンちゃんの歌声をどうぞ。」→コチラ

2012年4月26日 (木)

初めての夜勤

 別にどうでもいい話なんですが、今日は初めての夜勤であります。わっちがやっている仕事は、通常であれば夜勤は全く無いのですが、今回は特殊な事情がありまして、日付が変わっても職場にいるという状況になりそうでございます。今の会社に入って10年近くなりますが、これまでは一度として夜勤なんてやったことがありませんし、同じ部署の連中で夜勤をやったことがある人間は誰一人としていないと思います。

 まあ夜勤の日にボログを更新する必要なんて無いんでやんすが、0時近くまで特にやることがありませんので、とりあえずツラツラとどうでもいいことを書き連ねているワケでございます。あ~、何時に帰れるかな~?早く終わらないかな~?とりあえずウォークマンで音楽でも聞きつつ、仕事が片付くのを待ちたいと思います。

以上、どうでもいい話でございますた。失礼致しますた!

「帰って来たら、一緒に寝てあげる♪」byのんたん
「フカシこいてんじゃねえぞコラ。」byころん
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2012年4月25日 (水)

大山百合香 「KIND OF BLUE」

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 沖永良部島出身の歌手、大山百合香の06年のデビュー・アルバム「KIND OF BLUE」です。「KIND OF BLUE」と言えばマイルス・デイヴィスのかの有名なブツを思い出す方も多いかと思いますが、何故このブツが同じタイトルになったのかは定かではありません。レンタル屋のレンタル落ち特売で、180円にてゲットでございます。大山百合香なんて全く知らない歌手なのですが、ジャケが何だか爽やかそうなので思わず手が出た次第であります。180円だったら別に失敗してもいいかな~って感じで。

 沖縄方面出身の歌手と言うと民謡をベースにしている人が多いですが、大山百合香もそのクチであります。三線を弾きながら民謡を歌ったりすることもあるみたいですね~。このブツは民謡ではなくて、島唄フレーバー(?)を生かした大らかなポップスなんですけど、いかにも民謡歌手がポップスを歌ってますみたいな、不自然なコブシ回しを捏ね繰り回したりすることはありません。歌い方としてはバリバリの民謡歌手という感じではなくて、夏川りみタイプの素直で伸びやかな歌い口の歌手だと思います。所々で島唄の歌い手ならではのコブシ回しが出て来るのが、何だか妙にカワイイ娘でありますね!

 で、この百合香ちゃんの歌声なんですが、これがなかなかステキに美しいのでやんすよ!一点の曇りも無い朗らかさとでも言いましょうか、天真爛漫に輝く無邪気な歌声に眩しさを覚えてしまいますね~。あまりに健全過ぎて面白味に欠けるという方もいらっしゃるかと思いますが、歌う喜びとか楽しさに溢れているように感じられるこの歌声は、捻くれてしまった心にも十分沁み渡るのではないかと思います♪ただ、それに水を差すのが、数曲で共演しているU-DOU&PLATYとかいうDJスタイルのラガを聞かせる連中でありまして、汚らしい声で下らないお囃子をギャーギャーと耳障りに騒ぎ立てるのであります。まるでソニー&シェールのソニーとでも言いましょうか、美しいモノにわざわざゴミをくっ付けているような気がしてしまうのでやんす・・・。まあ百合香ちゃんはそんなのどこ吹く風みたいな感じで、飄々と歌ってますけどね~。

 曲も美しいモノが揃っていますが、あまりに定番な(?)モンゴル800の「小さな恋のうた」と「あなたに」を歌っているのがちょっと・・・とは思ったものの、元々メロディは良い曲ですし、百合香ちゃんの天真爛漫な声で歌われると何でも許してしまえるのが不思議。声の魔術か?イヤイヤ、天使のような歌声なのに魔術なんて言ってはいけませんね。天使の囀り、と言えばどっかのおっさんのきしょい小説ですか。まあ別に何と呼んでもいいんでしょうけど、この歌声は聞いておいて損は無いかと思いますよ♪

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「まずは1曲、モンゴル800の『小さな恋のうた』のカバーです。」→コチラ

「もう1曲、じわじわと熱くなってくる美しい曲でやんす。」→コチラ

2012年4月24日 (火)

MY CHAU 「MOI TINH QUE」

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 今回取り上げますのは、ホーチミンの旅でゲットして来ました「タン・コ」のブツであります。タン・コって何じゃ?と聞かれてもよくわかりませんし、わっちは「おたんこナース」ぐらいしか知らないのですが、チョロっと調べてみると、ベトナムの歌劇カイルーン(カイルオン)の劇中歌をタン・コと呼ぶらしいです。本当かどうかは知りませんけど・・・。録音年代等の詳細は不明なのですが、音だけ聞いていると昔の録音のような気もしますし、新しい録音のような気もしますし、何だかよくわかりません。ジャケからすると、昔の録音のような気がするんですけどね~。ちなみにジャケのムスッとした顔の人ははミー・チャウという歌手ですが、このブツにはミー・チャウだけではなくて他にも色々な歌手の歌が入っています。歌劇ですから色々な人が出演しているのは当たり前でして、出演者達の歌が一通り聞ける内容になっているのではないかと推測されます。まあ、聞いてもどれがミー・チャウなのかよくわかりませんので、「この人ミー・チャウチャウんチャウ?」などと下らないことを言いながら聞いているわっちなのでやんす。

 何だかよくわからないことばかりのタン・コでございますが、正体は不明であっても、ここに収録されている音楽が大変に魅力的であることに間違いはありません。30分を超える1曲目は劇をそのまま収録しているのだと思いますが、言葉がわかりませんのでどんな内容なのかは全くわかりませんけど、メチャクチャにファンキーな曲で始まる男女の掛け合いは実に楽しいですよ!喋っているかと思えば急に歌になったりと、変幻自在にスタイルを変える掛け合いはとても色彩感が豊かでありまして、言葉がわからなくても十分に楽しむことが出来ると思います。おそらく中国の伝統的な演劇の影響を受けているのだと思いますが、フニャフニャした言葉の響きだけならタイっぽくも感じられますし、メロディは日本の演歌とか民謡っぽくもあります。ベトナム音楽は独特の節回しやメロディが特徴ですけれども、ここで聞ける音楽は東~東南アジア全域に共通する要素があるように感じられますね。ベトナムは職業作曲家が作る音楽よりも、大衆歌劇の方が大らかな音楽性を持っている?

 というワケで、アジアの音楽に親しんでおられる方であれば、意外にスンナリとこの音楽を楽しむことが出来るのではないかと思われます。メロディは先程も言いましたように日本の民謡や演歌に似た感じですし、キラキラと輝くような響きの伝統的な楽器のアンサンブルを主としながら、ブリブリにファンキーな演奏もあれば、何だか妙に心懐かしいエレキ・ギターの音が出て来たりと、展開が次々に切り替わって行きますので、飽きずに楽しめるのではないかと思います。そこにベトナムらしさがあるのかどうか、わっちにはまだ判断出来ませんけど、聞いていて単純に面白いと感じられる音楽だと思いますね~。タイの昔のモーラムやルークトゥンみたいな味わいもあって、ハマれば泥沼という気がする、ちょいと危険な香りを持った音楽でやんすね♪

 それにしても、ベトナムには魅力的な芸能がありますね~。民歌やフツーのポップスだけでも魅力的なんですけれども、言葉が全然わからなくても十分に魅力的な歌劇だなんて、実に素晴らしいではないですか!しかも、伝統に沿いつつも現代的な色々な要素を取り込んでいて、大らかでありつつバイタリティ溢れる音楽を展開しているワケですから、面白くてたまりません!ベトナムの人々の活き活きとしたパワーを感じ取ることが出来る、東南アジア好きにはたまらないステキ盤でやんすよ♪

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「とりあえずは、雰囲気だけでも感じていただければと思います。」→コチラ

2012年4月23日 (月)

また歯医者の話

 今日も歯の根の治療で歯医者に行って来ますた。根の治療の方はいつもの如く、穴を開けた歯の中に細い針金みたいな器具を突っ込んでガリガリやって中をキレイにして行く作業なのですが、その治療中の歯に当たっている斜めに生えている親知らずを抜くかどうか、そろそろ決断の時が迫っております。歯医者が言うには、親知らずをこのままにしておくと現在治療中の歯の銀歯を上手く被せることが出来ないのと、親知らずが当たっていると将来的にまた同じような虫歯になる確率が極めて高いということで、早く抜いた方が良いということでありますた。まあ確かに斜めに生えていますのでモノを噛んだりする場合に全く役に立っていませんし、すぐに食べ物が挟まって取れにくいですし、ハッキリ言って全く良いことは無いんですけど、「抜く」ということに恐怖心があるワケなのでやんす・・・。

こんな感じの生え方
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 色々と聞くところによると、抜いた後にめっさ顔が腫れたとか、抜いたらのた打ち回る位に痛くなったとか、イヤ~な話を耳にするんですよね~。わっちの親知らずは左側の下にあるのですが、上の親知らずは大したことないけど下の親知らずを抜くと痛んで腫れるとか言いますし。わっちの親知らずは斜めに生えているとは言ってもかなり横向きですし、歯は歯茎に埋もれているワケではなくて全部見えている状態なのですが、見るからに抜きにくそうな感じです。まあ歯医者はプロですから歯を抜くのには慣れているんでしょうけど、手早くサッと抜いてくれるのかな~?抜くのに時間がかかる程後で痛くなるらしいですし・・・などとグダグダウジウジ思い悩む今日この頃。勇気の無いヘタレなわっちに、皆様の体験談をお教えいただければ幸いでございます。まあ、何にしても抜くことになると思いますけど。

 以上、めっさどうでもいい話でございますた。失礼致しますた。でも、歯のせいで音楽ネタを安心して書くことが出来ない~!

2012年4月22日 (日)

めっさどうでもいい夢の話

 別にめっさどうでもいいことなんですけど、先日変な夢を見ました。最近は夢を見ることがあまり無かったので、ちょいと印象に残ってしまったのですが、音楽には何の関係もありませんけれどもその夢の話でもしておこうかと思います。オカルトっぽい夢でございますが、まあテキトーに読み流していただければ結構でございます。

 わっち以外の登場人物は、知り合いのAとしておきます。ある時Aが白い紙に金色に輝く薄くて丸い石を張り付けたモノが入った額縁を嬉しそうに持って帰って来て、「これを飾っておけば幸運がやって来るんだ♪」などと言うのであります。わっちはパワー・ストーンとか幸運の石みたいなのが大嫌いで、ソレがどうにもイヤな感じがして仕方なかったのでありますが、「へ~、そうなんだ。」などと言って静観することにしました。

「知り合いのAとはアタシのことです。」by謎のモデル
「誰じゃお前!」byころん
Pnazomodel004

 その日は何故かAの家に泊まることになっていたのですが、Aの横で寝ていると何だか妙にまぶしい感じがして目が覚めました。Aが寝ている頭の方にはあの幸運の石の額縁が置いてあったのですが、それがライトの如く金色の光を放って、Aの頭を照らしていました。まぶしいのでわっちは額縁の輝いている面を床に伏せたのですが、ソレは伏せても何故かすぐに起き上がるのであります。「何じゃこりゃ?」と少々不気味に思ったわっちは、何度も伏せようとしたのですが、その度にソレはすぐに起き上がるのであります。「これは面妖な・・・」と思いソレを手に取ってみると、金色に輝く石の中に、とんでもないモノが見えたのです。それは一言で言えば「人間の欲望」ということになりますが、「アレが欲しいコレが欲しい」とか「アノ人を自分のモノにしたい」とか「アイツをこの世から消してしまいたい」とか、凄まじい数の怨念が渦巻いているのが見えたのでありますた。

 これはヤバいと思ったわっちは、翌朝Aに理由を説明してこの額縁を捨てるように言いましたが、Aは頑として聞こうとしません。Aはソレが「幸運の石」だと信じて疑っていないのです。おそらく昨夜の金色の光によって、Aはソレに心を乗っ取られてしまったのでしょう。こうなっては何を言っても無駄だと思ってわっちはAの家を後にしたのですが、おそらくAには今後「ちょっとだけ」いいことが起きるのだと思います。それを「幸運の石」のおかげだと思ったAは、ますますソレを大事にして頼るのでしょうが、「ちょっとだけ」いいことがちょいちょいと起きた後は、そのツケとして魂を金色の石に吸い取られてしまうのだと思います・・・というような夢でございますた。

 石は人間の想念を蓄積するモノだと言いますが(本当かどうかは知りません)、昔から石造りの家に住むヨーロッパの連中が、何十年・何百年も前の戦争の恨み言をつい昨日起きた出来事であるかの如く言い出したりするのは、石が昔の人間の想念を貯め込み、現在そこに居住する人間に影響しているからなのではないかと思ったりもします。日本人は木の家に住み、更に水に流す文化というものがありますから、昔のことを貯め込まない特性があると思いますけれども、近年はこれまでに無かったパワーストーンのような「石の力」というモノを信じる人が増えているように思われ、「これってよろしくないんじゃないの?」などと思っている次第なのでやんす。

 わっちは石に自分の運命や人生を任せたいとも支配されたいとも思いませんし、自分の人生はたとえみっともなくてもジタバタとあがきながら自力で生きて行くしかないと思っています。と言うか、自力を放棄して石「ごとき」に自分の人生を頼るようなことをすることの方が、余程みっともないんじゃないかと思っています。「自力で上手く行かなくて、ジタバタしてもどうにもならないから石に頼るんじゃないか!」と言われる方もいらっしゃるでしょうが、どんな想念を貯め込んでいるか、そしてどんな想念を今後貯め込んで行くのかわからない「石」なんかに心を預けるのは、非常にコワイことなんじゃないかと思うのでやんす。わっちは個人的に、自力を放棄したツケは必ず何らかの形で払わされると思っていますので、石だのパワー・スポットだのには決して頼りたいとは思わないのでありますた。

「石だのパワー・スポットだのが好きですいません。」by謎のモデル
Pnazomodel005

 以上、非常にどうでもいい話でございますた。ただ、石ころを「パワーストーン」などと言って売りつける商売が繁盛している現状を見て、人の心がどんどん弱くなっているんだな~ということを感じている次第なのでやんす。まあ偉そうにこんなことを言っておきながら、わっちもブログのアクセス数が減っている現状に、すぐに心が折れたりするんですけどね~♪自分のことは棚に上げて、他の人のことは偉そうに上から目線でモノを言う、ころんでございますた。失礼致しますた!

2012年4月21日 (土)

MUDDY WATERS ANTHOLOGY

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 今回は久し振りに黒人音楽を取上げようということで、メリケンのブルース奏者マディ・ウォーターズの3枚組ベスト盤の登場であります。タワレコにて990円也。「泥水」なんて酷い名前のおっさんではありますが、子供の頃に泥んこになって遊ぶのが好きだった為に、こんな呼び方をされるようになったとかいう話ですね。昔から名前だけは知っている人ですし、ブツを聞いたこともありますけれども(内容は記憶にございませんが)、実際に自分でブツをゲットするのは今回が初めてであります。イメージ的にはエレキ・ギターをバリバリに弾きまくっているという印象がありますが、詳しいことは何一つ覚えておりませぬ。とりあえず、この泥水おじさんはロックの連中にも多大なる影響を与えまくった人ですので、このブツを聞いてその辺のことが実感出来たらな~と思いつつ、このブツをゲットした次第でございます。

 3枚組ですので相当なヴォリュームがあるブツですが、まずは1枚目をステレオに放り込んで大きめの音で鳴らしてみますと、何とも不良っぽいと言いますか、物凄く荒々しくてヤバそうな雰囲気の音楽が飛び出して来ましたね~。ブッキラボーで妙に存在感のある歌声に迫力のあるエレキ・ギターの音が、非常にカッコいいと思います。実はコレ、台所で皿洗いをしながら何となく聞いていたのですが、皿を洗いながらハッと気が付きました。なるほど、白人の小僧どもが泥水おじさんに夢中になって、影響を受けまくった理由がわかった!な~んてね。

 おそらく泥水おじさんが活躍していた頃は、白人が聞いている音楽にはあまり大したモノが無かったはずです。まあポップスとして良く出来ているモノは多々あったでしょうが、どうにもキレイキレイに消毒されている品行方正なモノが多くて、エネルギーが有り余っている白人の小僧どもは全然満足出来なかったことでありましょう。しかも親は黒人を差別しているので、白人小僧どもはなかなか黒人音楽を聞けなかったのではないかと思います。もしかしたら人種差別主義者の親どもに「黒人の音楽なんて絶対に聞いてはいかん!」などと言われていたのではないかと推測します。しかし禁じられると聞いてみたくなるのが世の小僧どもの常でありまして、親に内緒でこっそり黒人のブルースなるモノを聞いてみたところ・・・「うおーっ!めっさカッコええやんけ!」となったのではないかと思われます。

 おそらくその時代、泥水おじさんのブルースに匹敵するようなエネルギーを持った白人音楽なんて無かったんじゃないかと思われます。泥水おじさんのブルースを聞いて白人小僧どもは、その凄まじいエネルギーとめっさ悪そうで危険な匂いがする不良っぽさに、シビレまくって憧れまくったに違いありません。そんな小僧どもの中からビートルズだのストーンズだのが出て来て・・・というロック歴史話はどうでもいいんですが、そんなこんなで泥水おじさんのブルースはロックの連中に多大なる影響を与えることになったのだろうと、何となくですが実感することが出来ますた。だってマジでカッコいいですもん、このおっさん。ライトニン・ホプキンスみたいな田舎っぽい極悪ではなくて、都会的に洗練されながらもズッシリとへヴィな存在感を放つスマートな不良という佇まい、その辺の匙加減がめっさいい感じであります。

 まあ、わっちが小僧の時に泥水おじさんを聞いたとしても、白人のポップスやロックのみが素晴らしい音楽だと信じて疑わなかったあの頃なら、多分微塵も憧れることなど無かったと思います。考えてみれば、高校の頃のわっちは、本当に人種差別主義者だったな~。白人の文化こそがこの世で最も優れたモノであると信じ込み、日本の音楽とか黒人音楽なんかは根拠も無く心底軽蔑していたワケでありまして・・・。GHQによる日本人洗脳作戦の優秀な模範生だったんだな~と、今更ながらに恥ずかしく思う今日この頃でやんす。もうあんな時代には戻りません。

あと、今更マディ・ウォーターズをわざわざ聞きたいという方がいらっしゃるとは思えませんので、試聴の貼り付けは無しでやんす。