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2011年12月 7日 (水)

MIAN TIARA 「THE COMFROT OF MY OWN COMPANY」

Pmiantiara001
 インドネシアの音響派(?)シンガーソングライター、ミアン・ティアラの昨年のアルバムです。nakaさんが昨年の年間ベストの1位に選んでおられましたね~。しかもプランテーション店長さんのお薦めの1枚でありますから、当然の如くゲット致しました!インドネシアの音楽って色々とありますが、ロックやポップスのクオリティの高さは半端ではないように感じられます・・・なんて、インドネシアの音楽なんてほとんど聞いてないわっちが言うのもおかしな話なんですけどね~。しかしギタ・グタワちゃんにしてもモニタ・タハレアちゃんにしても、聞いていただければその素晴らしさは必ずや実感いただけると思いますよ!

 それにしてもミアン・ティアラであります。ぶっちゃけ、この人はめっさ凄いですよ!流石にプランテーションの店長さんご推薦だけあって、非常に興味深い内容になっております。まずは店長さんが「音響派」とおっしゃるように、計算し尽くしたような音の響きが印象的です。音の隙間を上手く生かした浮遊感のある音作りで、まどろむような美しくも心地良い世界を展開しています。特にギターの音が素晴らしいんですけど、このギターの音は誰かに似ているのですが、それが誰だったのか思い出せません・・・。何にしても、音数を削ることで更に音楽の魅力を引き出すという、80年代のプリンスみたいな姿勢も垣間見える音作りであります。

 音的にはちょいと宅録風なところがあるのですが、その分ベッドルームでミアンさんと1対1で向かい合っているような濃密な時間を過ごすことが出来ます。まあ濃密とは言っても息苦しさを感じさせるようなモノではなくて、優しく子守唄でも歌ってもらっているかのような感じですので、安心してこの音に浸ることが出来るかと思います。言ってみれば、大人の為の子守唄って感じでございますな。

 音の感触は上記のような感覚でビシッと統一されているのですが、意外にも音楽的な幅は結構広くて、フワフワと浮遊するようなポップスもあればロック感覚の曲もあり、かと思えばジャズやファンクっぽい曲もあったり、かと思えばアジアンな情緒が漂うしっとりバラードをやってみたりと、その節操が無い位のミクスチャーぶりは実に魅力的であります。そんな幅の広い曲の数々をビシッと統一感のある音で仕上げているワケですから、ミアンさんの才能は素晴らしいと思います♪

 そして音作りだけではなくて、歌もイケてるのがこれまた素晴らしいかと。基本的にミアンさんは英語で歌うんですけど、何曲かあるインドネシア語の歌とは感触が全然違っているのが面白いです。英語の場合は余所行きと言いますか、ちょっとすました歌い口なんですけど、インドネシア語になった途端に切々とした熱を帯びた歌い口に変わるんですよね~。音響の妙を聞かせるには英語の方が良いのでしょうが、わっちはこの何とも色香の漂うインドネシア語の歌に、めっさ惹かれてしまいます。

 それにしてもミアンさん、本当に素晴らしい才能ですね。メリーとかインドラ・レスマナ(このアルバムに参加してます)みたいな凄まじい才能を持った連中が存分に力を発揮している陰に、こんな凄い人が潜んでいるワケですから、インドネシアという国は侮れません。東南アジアではタイ、フィリピン、ベトナムばかりに気が向いてしまっているわっちでやんすが、やはりインドネシアは外せませんね~。今後はインドネシアの音楽にもキッチリと目を向けて行きたいと思っている、今日この頃なのでやんす♪

あと、試聴を貼り付けようと思ったのですが、いい感じの映像が見つかりませんので、試聴の貼り付けは無しでやんす。

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コメント

ころんさん、こんばんはあ。

買われたのですねえ。

ルスマナのジャズ・グループ「LLW」は、昨年12月28日に行ってきました。
でも、どちらかと言えば、ミアン・ティアラやモニタのライブに、是が非でも行きたいんですよね~。


それにしても、お見事な解説ですね!さすがです!

>nakaさん
こんばんは!ご無沙汰しております!
このブツ、nakaさんが取上げておられなかったら試聴さえしなかったかもしれませんが、おかげ様で本当にステキなブツに出会うことが出来ました。感謝しております~♪
ところでLLWは存じ上げませんが、日本でライヴがあったのでしょうか?まあワタクシもどうせなら、ミアン・ティアラとかモニタちゃんとかギタ・グタワちゃんのライヴを見てみたいです。

以上、「見事な解説」などと言っていただいて恥ずかしくも嬉しく思っている、ころんでございました。また一緒に飲みに行きたいですね!その時は昨年の東南アジア紀行をお聞かせ下さいね。今年も宜しくお願い致します!

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