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2011年10月31日 (月)

HONG THONG DAW U-DON

Phongthongdaw_udon001
 前に取り上げましたバーンイェンと同じくJKCレーベルから出ました、タイのモーラム歌手ホントーン・ダーオウドンの01年のアルバムであります。これもその頃の録音なのか、もっと昔の録音なのかは定かではありませんが、多分何十年も前の録音の復刻盤だと思います。相変わらずジャケはペラ紙1枚で裏が白紙ですから、録音データも何もありません。本当にJKCの仕事はテキトーですね~。

 とは言え、いくらレーベルがテキトーでも音楽自体が素晴らしければそれで良いワケでございまして、このホントーンのブツも全くもって文句の付けようがありません。バーンイェンのブツは、どちらかと言えば民俗音楽的な淡々とした本格ハードコア・モーラムを聞かせてくれましたが、このホントーンのブツはかなり歌謡性の高いモーラムに仕上がっていますよ!

 この人、見た目通りのふざけた歌を・・・イヤイヤ、洒落っ気の効いた愉快な歌を聞かせてくれる歌手ですね~。このブサイク・・・イヤイヤ、インパクトのある顔からは想像も出来ないような子供っぽいカワイイ声で、ふんどし締めて四股を踏んでいるようなどすこい演歌を歌っているのでございますよ。そのギャップが何とも面白くて素晴らしいと思います♪「めぞん一刻」の一ノ瀬のおばちゃんみたいなルックスのオバハンが、子供みたいな舌足らずな歌を歌っているなんて、普通であればボコボコにシバくところでございますが、憎めない愛嬌を振り撒くその姿に思わず吐き気が・・・イヤイヤ、微笑ましく思えてしまうのでやんすよ。

 曲もポップでファンキーなモノが揃っていますし、聞く度にウキウキワクワクとさせられてしまう、実にステキなエンタメ盤に仕上がっておりますな。中音域に偏った音質はイマイチかもしれませんが、よく聞けばベース音は図太くブイブイと鳴っていますし、打ち込みなんぞに頼らない人力演奏はとても活き活きとしていて、ホントーンの歌にしっかりと寄り添って曲を大いに盛り上げています。良い歌手に良い演奏に良い曲という、三拍子揃った名盤だと思います。

 それにしてもホントーン、ステキな歌手でやんすね~。プランテーションの店長さんも誉めておられましたし、各所で評判になるのも当然でございますね。これまで名前しか知らなかった歌手ではございますが、今後はできるだけ色々と聞いてみたいという気にさせられてしまいますた。とりあえずは今回の青盤と対の関係にある(?)赤盤をゲットしたいな~と思う今日この頃でやんす。

 あと、試聴を貼り付けようと思ったのですが、仕事で疲れて探すのが面倒になってしまったので、貼り付けは無しでやんす。

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コメント

DaoUdon とは 「ウドンタニ県出身のスター歌手」 を表しているのでしょうか?

70年代モーラム界は Banyen Raggan と このお方 Hongtong 、とどこぞで聞いた(読んだ?)覚えがあります。 その後ノーチェックでしたので、この機会に聴いてみました。

結論、仰天というか、いやタマゲたことに、いきなり A Ba Ni Bi を熱唱しています。

http://www.youtube.com/watch?v=PWmChW_-eww

タイでは 5年程前、Joey Boy (The Possible) のカバーで有名ですが、こんなところでまた出会えるとは ...

(上記は別として) 他にも数曲試聴したその全体的な感想、軽妙で且つ充分な聴き応えがありました。 このジャンルの奥深さを思うこと禁じえません。

この人、見た目通りの ...
ポップスですが Pod Duang など ルックスと歌唱の極めて乖離した例もあります。
Hongtong はまだ許容範囲かと ...

>santaさん
ダーオウドンの意味は存じませんが、ウドンタニ出身ということに間違いは無いようです。
それにしても貼り付けいただいた曲、めっさいい感じですね!全然知らない曲なんですが、有名な曲なのでしょうか?何にしても、ホントーンの歌は素晴らしいと思います。バーンイェンと並ぶモーラム歌手と称されるのも、よくわかりますよね~。
ところで、ポッド・ドゥアンなんてご存知だったんですね。あの顔のクセにカワイイ声で歌うのが、いいんだか悪いんだか・・・。

... 有名な曲なのでしょうか?
おそらく、オリジナルはラテン系アフロヘアのお兄さん辺りが歌っているのではないかと。
タイでは 5年近く前のヒット映画 Kao..Kao のテーマ曲としても知られています。

http://www.youtube.com/watch?v=ZGeRXf2hm5o

映画があまりにもツボだったものでそのサントラ盤を入手したところ、これが大傑作でした。
確か sariga さん (宮沢氏) も、自身のレビュー文で 「... 今ヘビロテになっている」 などと絶賛していたと思います。


ところで、ポッド・ドゥアンなんてご存知だったんですね
こちらはジャケットを手に取るも 「事情」 により一時は見送りとなったのですが、その後に同 sariga さんのレビューで改めて興味を抱き、勇気を出して入手するとそれが大当たりだった、という経緯があります。

>santaさん
貼り付けありがとうございます!THE POSSIBLEという連中の名前とジャケは存じておりましたが、音を聞いたのは初めてでございます。何だか面白そうな連中で、俄然興味が湧いて来ました!これはゲットせねばなりません♪
映画のサントラ盤については存じ上げませんが、機会があれば是非聞いてみたいですね~。サリガさんも絶賛されているというなら、尚更でございますね!

ポッド・ドゥアンについては、ワタクシもサリガさんのレビューを読んで購入するに至りました。あのジャケさえ無ければ、大満足の一枚なんですけどね~。歌に顔は関係無いとは言え、アレはちょっと・・・。

若干ややこしいかも知れません。
原題 Kao..Kao (英題 The Possible) というタイ映画の劇中の、主役たる架空のバンド The Possible が、あたかも実在するかのように同名でリリースしたアルバム、これが即ちこの映画のサントラ盤も兼ねています。

... 現物の方が早いですね。コレです。
http://ethaicd.com/show.php?pid=27798

>santaさん
なるほど、そういうことなのですね!ご教示ありがとうございます!
とりあえずはこのブツ、是非聞いてみたいと思うのですが、ブツ屋のサイトを見たら既に売り切れで再入荷も無しとのことでした・・・。いつかどこかで出会えるのを、楽しみに待つしかないですね~。

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