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2011年8月 7日 (日)

BARBIE ALMALBIS 「GOODBYE MY SHADOW」

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 フィリピンのロック歌手で、わっちをフィリピン音楽の泥沼に引きずり込んだ張本人である、バービー・アルマルビスの今年発売の新作が出ました!前作の「PARADE」が06年の発表でしたから、それ以来早5年、随分と時間が経ってしまいましたね~。

 まあその間結婚して産休を取っていたワケですから、それだけのブランクがあっても仕方ないんですけど、ファンとしては随分と待たされた分、喜びもひとしおって感じでございます♪前作から本作までの間には、07年のライヴ盤「BARBIE ROCKS THE BIG DOME」と、同じく07年の妹分のキッチー・ナダルとの抱き合わせビデオコレクションVCD「KITCHIE AND BARBIE」がありましたが、まあ単なるつなぎ作品の感は否めませんでしたからね~。

 そんなバービーの待望の新作でございますが、表面的には極めて穏やかで可愛らしいポップ・ロックでありまして、パッと聞いた所では何の変哲も無いフツーの音楽に聞こえるかもしれません。しかし、そんな表面的な音に騙されてはいけませんよ~。この爪を隠した能ある鷹は、休んでいる間も、アジアの怪物としての凄まじい才能にますます磨きをかけて来たようでありまして、相変わらず才気迸る素晴らしい音楽を作り出してくれたと思います。

 バービーの何が素晴らしいかって、まずは聞いていただかないと実感はしていただけないんですけれども、いかにもバービーらしい閃きに満ちたメロディが素晴らしい、自身が手掛けるアレンジの妙が素晴らしい、ギターの腕前が素晴らしい、フィリピン伝統の諧謔味溢れるポップスやイレイザーヘッズにも通じる実験精神等の色々な音楽の影響を感じさせながらも、オブラートに包んだようなまろやかさを感じさせる表現が素晴らしい、そして相変わらずの優しくてカワイイ歌声が素晴らしい等々、何から何までもが素晴らしいとしか言いようがありません。

 今年のフィリピンを代表する音楽は、DJマイクジミー・ボンドックで決まり!なんて思っていましたが、やはりバービーも本当に素晴らしいですね~。ここまでバランス感覚に優れていて、全く非の打ちどころの無い才能を発揮するミュージシャンって、他になかなかいないと思います。加えて極めてナチュラルな感覚に溢れていて、作為的な部分が一切無いところが凄いです。流石にわっちをフィリピン音楽の泥沼に引きずり込んだ張本人だけあって、今回も完璧にヤラレちまったでやんす!今年のベスト10入りは決まりかな~?

あと、下に試聴を貼り付けておきますので、よろしければお試しを。


「ポップでカワイイタイトル曲をどうぞ。」→コチラ

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コメント

いやぁ良いアルバムですねぇ。
ソファに横になって転寝しつつ聴いても、身を乗り出してじっくり聴いても、それぞれに魅力を感じることのできる好盤でした。

音の話から外れますが裏ジャケで彼女持っている赤のテレキャスター、すごく良く似合っていて、ビジュアル的にもとてもキュートですね。
思わず欲しくなってしまいました(笑)。

>あみさん
これは本当に良い作品ですね~。さり気なく才気溢れるって感じが、素晴らしいと思います。どんな聞き方をしていても、良さが感じられますね!

「パレード」のインナーではストラト・タイプのギターを持ってましたので、バービーはストラト派だと思っていたのですが、おっしゃる通り赤のテレキャスが良い感じですね♪イメージはブルース・スプリングスティーンあたりなんでしょうが、あんなむさ苦しいおっさんとは違って、バービーさん、めっさカワイイです!

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